修那羅山安宮神社表参道
【修那羅山安宮神社表参道】 画像クリック(拡大)
修那羅峠(標高900m)を越えて筑北村へ入ると村営バスが停まる小さな広場があった。 修那羅山安宮神社表参道の道標が立っていて、参道は、大屋根が連なる美しい氷室集落の横を南の山中へとのびている。
修那羅山安宮神社の祭神は大国主命と修那羅大天武で、分水嶺にある社殿の裏側には八百体余りもの石神・石仏が立ち並んでいる。 修那羅の信仰は、修那羅大天武という修験者によって江戸時代末期の安政二年(1855)に開かれ、加持祈祷で大いに民衆の信仰を集めたと伝えられている。
立ち並ぶ石神・石仏の素朴な造形と多様性は驚くばかりで、農民が自ら彫って奉納したものも多いという。 これら神仏混淆の石像群は土俗信仰の深さと民衆のたくましい生命力を今に伝えている。 現在の参道はキャンプ場などが開かれ訪れる人が多いという。
〇 筑北村ホームページをどうぞ → 筑北村おでかけガイド・修那羅石仏群
(27 March 2023 長野県東筑摩郡筑北村 氷室集落前で)
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