【御牧ヶ原風景】 小山敬三 F40
洋画家小山敬三 (1897-1987 小諸市出身 文化勲章受章) がその雄渾な筆致で描いた御牧ヶ原の冬。 第二次世界大戦当時、小山敬三はフランス人の妻と共に戦災を逃れて、この御牧ヶ原に疎開したと伝えられています。
正面には壮麗な紅浅間が、日差しのぬくもりを感じる茅葺の屋根。 家の前を真っすぐ延びる道は疎開の道であり、そして戦後へと続く道でありました。 昭和19年(1944)の作といわれています。
拙ブログはこの御牧ヶ原をフィールドの一つにしています。 この油彩画についてもう少し調べてみたいと思った次第です。
(長野県小諸市 御牧ヶ原 ポストカード)
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