オキ(沖)
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手塚沖から望むふるさとの峨々たる山、独鈷山。 この地方では独鈷山の麓に広がる平地(水田地帯)をオキ(沖)と呼んでいます。 耕作する集落の名を冠して手塚沖、山田沖、八木沢沖(やぎさおき)などと呼び、その大凡の範囲や方角を表してきたようです。
子供の頃、沖に行ってくる (= 田んぼに行ってくる) と云った言い方をしていました。 海の沖とこの地の沖の語源に繋がりがあるのかどうか、ちょっと気になるところです。
(11 August 2021 長野県上田市 塩田平にて)
● こちらのブログ記事もご覧ください → お静かに(方言)
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コメント
生家は、写真・道上の森の手塚沖です。
秋には、稲刈り作業を終え独鈷山の緑が日に日に黄色や赤に変わるのを見ながら帰った道で懐かしいです。
投稿: 白倉 親孝 | 2021年8月14日 (土) 19:07
白倉様
時代も人も随分変わりましたけれでも、沖から見る独鈷山の姿や田園風景は今もそのままにあります。
投稿: 蒼山庵 | 2021年8月15日 (日) 11:53