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2021年2月 7日 (日)

青天を衝け・内山峡

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  渋沢栄一の漢詩 『内山峡』 の詩碑がある肬水の岩頭 (佐久市内山)

【青天を衝け・内山峡】

 今月から始まる、渋沢栄一の生涯を描くNHK大河ドラマ 『青天を衝け』 は、渋沢栄一の漢詩 『内山峡』 の一節 「勢衝青天攘臂躋 気穿白雲唾手征」 に由来するという。
 「青空をつきさす勢いで肘をまくって登り、白雲をつきぬける気力で手に唾して進む」―― 若き日の渋沢栄一が家業の藍玉の営業で信州佐久を旅した折、内山峡のその雄大な風光に 己が気概を映じて詠んだ長漢詩で17歳であったという。 同所には昭和15年に南北佐久地方の有志によって立てられた一大詩碑がある。
 現在の内山峡は信州と関東を結ぶ国道254号線が通り、内山峠を越えて大型トラックが行き交う幹線道路となっている。 観光で訪れる人も多い。

(4 February 2021  長野県佐久市内山 肬水(いぼみず)

●こちらのブログ記事もご覧くださいコスモス街道・内山峠(内山峡) 

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