浸食谷で
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そこは垂直の白い谷壁と平坦な谷底からなり、高さ5~15m、幅約100mの凹字状の谷が浅間山の方角へ4kmほど続いています。 浅間山の1~2万年前の火山活動で生じた火砕流や噴出物の堆積層が、幅5mほどの川によって浸食されてできた谷です。
谷から浅間山の火口までは直線距離で14km。 この谷の軽石層や高熱によって赤紫色に変色した層を見るとき、浅間山の優美な姿に秘められた火山の驚異を感じざるをえません。
細長い谷は木々に縁取られ、外界と隔てられた静かな佇まいを見せています。 家から最も近いウォーキングコースです。
(3 March 2020 長野県小諸市)
●こちらのブログ記事もご覧ください → 浅間山-仏岩火山火口壁
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