2020年3月
2020年3月31日 (火)
2020年3月30日 (月)
白樺のある風景
【白樺のある風景/ヨピさんの水彩画】 Yopi 2020
細々とした枝を春浅い空に向かってひろげている一本の白樺。
高原の抒情、樹幹の白さがあざやかである。
(長野県佐久市 長野牧場)
● 『ヨピさんの水彩画集・第2集 』 に次の二作品が加わりました。
作品31 雪の白樺林 作品32 白樺のある風景
画集は、右欄 ダイジェストの 「 ヨピさんの水彩画・第1集、第2集」
からも開くことができます。
● ヨピさんのブログはこちら → 『ホッとひと息~♪』
2020年3月29日 (日)
林檎の木の下で/ヒヨドリ
【林檎の木の下で/ヒヨドリ】 画像クリック(拡大)
若草をついばむヒヨドリ。
桜はまだ先ですが、林檎畑の緑が日々広がりを見せています。
(27 March 2020 長野県小諸市 自宅にて)
●こちらのブログ記事もご覧ください → ヒヨドリ/残り林檎
2020年3月28日 (土)
山犬伝説
【生家伝・山犬伝説】 (山犬 = 日本狼)
これは信州塩田平の生家に伝わるお話しです。
昔、野倉村に親戚があった。 その親戚から婚礼のお呼ばれがあり、当主の四郎左衛門は馬に乗って出かけた。 野倉村は山の上の集落で、二十三丁(2500m)ほどの道のりだが、途中に鬱蒼とした森があったという。
婚礼の祝宴は夜まで続き、すっかりご馳走になった四郎左衛門はご馳走がいっぱい入ったみやげの折詰を戴いて、提灯を手に馬にまたがり帰路についた。 ところが、山道を下って真暗な森にさしかかった、その時だ、 「ウゥォー」 という声に、馬がびくっとして歩みを止めた。 提灯をかざすと、仄暗い灯りの中に十数匹の山犬が今にも飛び掛かりそうな勢いで唸り声をあげていた。 四郎左衛門は慌てず、静かに馬から下りると山犬に向かって穏やかに話しかけた。
「山犬たちよ、わしは見ての通りの老いぼれじゃ、あと一、二年もすればお迎えがきて地蔵堂の墓所に埋葬されるだろう。 そうしたら掘り起こして食べてくれ、今日はここにご馳走を置いていくので襲わないでくれ」 と言いきかせて、馬にまたがり一目散に帰ってきたという。
その後、このことを家族に話し 「わしが死んで地蔵堂の墓所に葬られると、山犬たちがきて掘り起こすだろうから、地蔵堂の墓所がよく見える権現山の南斜面に埋葬してくれ」 と頼んだという。 家族は云われたとおり権現山に埋葬し、そこに謂れを刻んだ墓碑をたてたという。
権現山に立つ墓碑 (写真) には四郎左衛門の戒名と没年が、裏面には 「○○四郎左衛門 右先祖之石位在地蔵堂……安永八亥春……」と、山犬にまつわる謂れが刻まれています。 安永八亥の年と云えば今から240年余り昔のことになります。
子どもの頃、年の暮れの28日にシメ飾りを持って墓碑にお参りするのが私の役目でした。 代々、神として祀ることで山犬にさとられないようにしていたのかも知れません。
『上田小県史』 によれば、この地方の山犬(二ホンオオカミ)は明治33年前後に急激に数を減らし、大正9年には絶滅したとあります。 他の県では明治38年に奈良県で確認されたのが最後とされていますが、今でも全国の山中深くオオカミを見たとの情報が話題になることがあります。 日本には山犬を神として崇める信仰があり、人と山犬との関わりが種々民話となって伝わっています。
(フォト:21 March 2004 長野県上田市 塩田平)
●こちらのブログ記事もご覧ください → 山の集落(野倉)
2020年3月27日 (金)
サイロのある風景
【サイロのある風景】 画像クリック(拡大)
牛舎の丘は浅春の色。
ホルスタインの声が聞こえます。
(26 March 2020 長野県東御市御牧原)
●こちらのブログ記事もご覧ください → サイロのある風景/神津牧場
2020年3月26日 (木)
2020年3月25日 (水)
キジ(Phasianus versicolor)
【戻ってきたキジ】 画像クリック(拡大)
縄張り宣言 ”キジの高鳴き” ―― ガタゴト長かった道路工事が終わり、家の周りにキジがまた戻ってきました。
(25 March 2020 長野県小諸市 自宅裏で)
●こちらのブログ記事もご覧ください → キジ(Pasianus versicolor)
2020年3月24日 (火)
白馬山麓にて
【白馬山麓にて/白馬村】 画像クリック(拡大)
瀟洒なロッジやペンションをイメージする国際リゾートの村ですが、少し離れたそこにあったのは静かな日本の原風景でした。
(早春'11 長野県北安曇郡白馬村大出)
●こちらのブログ記事もご覧ください → 白馬山麓にて
2020年3月23日 (月)
2020年3月22日 (日)
サフラン/家内の庭
(サフラン/家内の庭) 画像クリック(拡大)
家内の庭に咲く春告花。
花の季節のはじまりです。
(21 March 2020 長野県小諸市 自宅庭にて)
●こちらのブログ記事もご覧ください → チェリーセージ/家内の庭
2020年3月21日 (土)
城下町の春
【城下町の春】 画像クリック(拡大)
小諸なる古城のほとり 雲白く遊子かなしむ
―― 土塀の紅梅、東信濃の春。
(17 March '19 長野県小諸市与良町)
●こちらのブログ記事もご覧ください → 東信濃風景/早春
2020年3月20日 (金)
2020年3月19日 (木)
2020年3月18日 (水)
2020年3月17日 (火)
2020年3月16日 (月)
2020年3月15日 (日)
2020年3月14日 (土)
2020年3月13日 (金)
2020年3月12日 (木)
2020年3月11日 (水)
ポランの森で
【ポランの森で】 画像クリック(拡大)
声のする方を見ますと、こんなのがいて、青空に吸い込まれるように飛んでいったのです。
(11 March 2020 長野県小諸市)
●こちらのブログ記事もご覧ください → ふしぎなバス
2020年3月10日 (火)
2020年3月 9日 (月)
2020年3月 8日 (日)
2020年3月 7日 (土)
2020年3月 6日 (金)
浅間山麓の村
【浅間山麓の村】 画像クリック(拡大)
早春の光り満る浅間山麓の村、後平。 島崎藤村が残した風土記 『千曲川のスケッチ』 の風景でもあります。
(千曲川のスケッチより) 私は君の心を浅間山の山腹へ連れて行って、あそこから見渡した千曲川の話もしたし、ずっと上流の方へ誘っていって、そこらにある山々村々の話もした。 暇さえあれば私は千曲川沿岸の地方を探るのを楽しみとした。
(2020 早春 長野県小諸市 後平集落)
●こちらのブログ記事もご覧ください → 浅間山と小諸・島崎藤村
2020年3月 5日 (木)
2020年3月 4日 (水)
層雲/浅間山
【層雲(Stratus)/浅間山】 画像クリック(拡大)
冷えこんだ朝、千曲川に沿って上がってきた気流は厚い層雲となって流れ、何ともダイナミックな景色を演出します。
(3 March 2020 長野県小諸市 自宅より)
●こちらのブログ記事もどうぞ → 絹積雲(Cirrocumulus)
2020年3月 3日 (火)
浸食谷で
【浸食谷で】 画像クリック(拡大)
そこは垂直の白い谷壁と平坦な谷底からなり、高さ5~15m、幅約100mの凹字状の谷が浅間山の方角へ4kmほど続いています。 浅間山の1~2万年前の火山活動で生じた火砕流や噴出物の堆積層が、幅5mほどの川によって浸食されてできた谷です。
谷から浅間山の火口までは直線距離で14km。 この谷の軽石層や高熱によって赤紫色に変色した層を見るとき、浅間山の優美な姿に秘められた火山の驚異を感じざるをえません。
細長い谷は木々に縁取られ、外界と隔てられた静かな佇まいを見せています。 家から最も近いウォーキングコースです。
(3 March 2020 長野県小諸市)
●こちらのブログ記事もご覧ください → 浅間山-仏岩火山火口壁
2020年3月 2日 (月)
中山道茂田井宿
【中山道茂田井宿(間ノ宿)】 画像クリック(拡大)
門前に下がる酒林、信州佐久は酒の郷。
この宿場通りにも二軒の造り酒屋が軒を並べています。
(22 February 2020 長野県佐久市茂田井)
●こちらのブログ記事もご覧ください → 信州・酒の郷
2020年3月 1日 (日)
元三大師(がんざん大師)
昨夜から、以前アップした元三大師のブログ記事に、ツイッターからのアクセスが急増しています。
不思議に思っておりましたが、フッと、新型コロナウイルス(武漢コロナウイルス)に思いが及びました。
どなたか、ツイッターで元三大師を紹介されたのでしょう。 今、この時、元三大師が現れないものかと。
●元三大師については、こちらのブログ記事をご覧ください → 元三大師(がんざんだいし)
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