八岳ノ滝
【北八ヶ岳/八岳ノ滝(やたけのたき)】 画像クリック(拡大)
地質研究によれば、平安時代887年に発生した仁和地震(東海トラス巨大地震)によって山体を揺すられた北八ヶ岳の東天狗岳と稲子岳は東側へ大崩壊したとされている。凄まじい岩なだれは小海町付近まで達し千曲川をせき止め、山峡に巨大な湖を形成、やがてその湖も決壊し下流四郡に及ぶ大洪水を惹き起こしたとされている。
稲子岳下方の 「岩なだれ痕(大月川岩屑流)」 にかかる瀑布八岳ノ滝、累々たる岩石。 佐久地方は地震災害がない安全な地域と思い込んでいたが、どうやらそうではないらしい。
(19 September 2019 長野県南佐久郡小海町 大月川上流 八岳ノ滝にて)
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