郷土玩具
【郷土玩具(岩手)】 画像クリック(拡大)
次兄夫婦の名で 「昭和48年8月 東北旅行土産」 とある。 長野市内の中学校で国語教師をしていた頃、宮沢賢治ゆかりの地を旅した時のものらしい。 真新しい色合いのまま生家の飾り棚に収まっている。
古い写真フォルダーの中に次兄が教え子の卒業文集に寄せた、つぎのような詩・文があった。
― 飛翔 ―
鳴いて飛ぶ
鳥はいくつか
山脈を越えた……
白き空間に
せわしない羽音を残して
一万フィートの山々
(中略) 中学時代という、人の一生の中で最も印象的な時代を、それぞれにせいいっぱいの姿で乗りきってきた皆さんは、また次の段階に向って連山を越えて羽ばたこうとしています。 一人一人がどうか無事でがんばっていってほしい。 私は皆さんの前途の幸せを心から祈っています。
(11 August 2019 長野県上田市 塩田平 生家にて)
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