楤の芽(タラの芽)
山のめぐみを享受する―― 立夏の頃、タラの木の、棘がある幹の先端に出ていた芽がほっこり開いて、若葉が伸び始める。 これがタラノメで山菜のなかでも特に人気が高い。 薄衣で揚げる天婦羅がおすすめだが、コンロでそのまま素焼きにして醤油をかけて食するのも野性味があってよい。 山菜特有の香味、歯ごたえのあるサクサクした食感はまさに絶品である。 季節を想い、季節を感じながらいただくタラノメ、旨い地酒を用意することにしよう。
(フォトスケッチ : 8 May 2019 東信濃の山で採取したタラの芽)
●こちらのブログ記事もご覧ください → 山の幸(キノコ)
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