乗鞍岳・日本雷鳥(Lagopus muta)
雷鳥オス(夏羽) 画像クリック(拡大)
【日本雷鳥(Lagopus muta)】
乗鞍岳の標高2600m付近で雷鳥の鳴き声を聞いた。 一羽の雄鳥(夏羽)が、5mほど先の火山岩の上に留まっている。 かつて後立山連峰の山行で見て以来である。 足輪が付けられているから生態調査の個体のようである。 近くに営巣しているものと思われる。
雷鳥は国指定の特別天然記念物で絶滅危惧2類。 国内での生息域は標高2200m~2400m以上の高山帯で、この乗鞍岳のほか、北アルプス、南アルプス、御嶽山、頸城山塊(火打山)などに限られるという。 S夫人と家内は、初めて見る雷鳥に興味津々、念願叶うといったふうである。
(13 June 2018 長野県松本市安曇 中部山岳国立公園・乗鞍岳にて)
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コメント
こんばんは!
ライチョウ綺麗ですねぇ・・・。
私も初めて甲斐駒ヶ岳に登った時に、目の前に現れて・・・しばらくにらみ合いましたが、カメラを取り出そうとした時に逃げられました。
以来、見ていません。
また見たい、是非撮りたいものです。
投稿: FUJIKAZE | 2018年6月14日 (木) 22:25
FUJIKAZE様
もう何十年も前になりますが、毎年5月の連休は北アルプスに入っておりまして
、5~6mを超える残雪の山に冬羽の雷鳥をよく見かけたものでした。 爺ヶ岳、
鹿島槍、五竜、唐松岳と云った山々です。 久々に見る雷鳥にずいぶん懐かし
い思いがいたしました。
投稿: 蒼山庵 | 2018年6月15日 (金) 08:52