タラの芽と駅弁の釜
【タラの芽 (Aralia elata)】 画像クリック(拡大)
山菜採りをする人は、しばしば山野を周る。 「いつどこへ行けば何が採れるか」 野性の赴くまま自らのテリトリーの確保に余念がない。 とは云っても、テリトリーは他の人と重複することも多く、すべては時季を得た早いもの勝ちである。 まあ、熊や猿、リスなどの野生動物に準じたルールともいえる。 今季のすべり出しはまずまずである。
【駅弁の釜】 画像クリック(拡大)
料理マニア?の次男坊くんがやってきて 「最高の御飯を炊いてくれる」 という。 庭机の上にとりだしたのは、信越本線横川駅の駅弁一合釜と、登山用の携帯コンロであった。 試行錯誤の上、絶妙な水加減と火加減の極意を得たのだという。 待つこと暫し、ピッカ、ピカの炊き上がり ―― 美味なること、合点、合点。
(30 April 2017 長野県小諸市 自宅にて)
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コメント
こんばんは。
この釜の中にタラの芽が入っているのでしょうか?どんなご飯なのか凄く気になります。タラの芽は天ぷらのイメージが強いのですが炊き込みご飯もイケそうです。
投稿: nan | 2017年5月 2日 (火) 21:17
nan様
お釜の中は真っ白御飯です。いかに美味しく炊き上げるかが、料理の達人の第一条件なんだそうです。タラの芽ですが、やはり天ぷらでいただきました。
投稿: 蒼山庵 | 2017年5月 2日 (火) 22:25