« 北アルプス/穂高連峰 | トップページ | JR小海線 釜神踏切 »

2016年12月14日 (水)

牙山(2111m)

161214s_dscf7001

【牙山(2111m)】                     画像クリック(拡大)

 牙(ぎっぱ)期と呼ばれる火山活動は10万年前という。 爆発的噴火を繰り返した黒斑火山はやがて山体大崩壊を起こして活動を終える。 後方は前掛火山(現浅間山)で、その火山活動はわずか8500年前に始まり、現在の山体が形成されたという。 美しくも膨大な山体に秘められたエネルギー、その凄ましさは想像に難くない。

 (14 December 2016  長野県小諸市 小諸高原美術館にて)

|

« 北アルプス/穂高連峰 | トップページ | JR小海線 釜神踏切 »

コメント

先日浅間サンラインの雷電為右衛門道の駅の駐車場から浅間山を眺めましたところ、浅間山の手前にギザギザの岩山が見えました。おそらくあれが牙山ではないかと思いましたが、この写真ほどはっきりは見えませんでした。この写真は小諸高原美術館から撮影されたものでしょうか?

投稿: 萩谷 篤思 | 2017年10月29日 (日) 13:29

萩谷様
コメントありがとうございます。
ご照会の写真は、小諸高原美術館からズームで撮影したものです。
「道の駅・雷電くるみの里」からも、牙山の、印象的なギザギザの岩峰がよく見えたと思います。 右欄のバックナンバーから「2014年12月3日」の写真をご覧ください。 道の駅の近くから牙山を撮影したものです。

投稿: 蒼山庵 | 2017年10月29日 (日) 16:51

早速のご返事ありがとうございました。いただいたご返事を拝見しないままで、30日から2日まで軽井沢に出かけました。幸い快晴続きで小諸高原美術館・飯綱山から牙山を撮影することができました。光線の加減で気づきませんでしたが、牙山にはかなり植物が生えて、拝見したお写真のように岩山の岩肌が露出していなかったのでちょっと驚きました。黒斑山が山体崩壊を起こしたのが2万数千年前だそうですが、牙山を形作っている溶岩はそれ以前の噴火で噴出された溶岩が残ったものなのでしょうか。火山というものは怖いですが興味ふかいものですね。

投稿: 萩谷篤思 | 2017年11月 3日 (金) 11:26

萩谷様
浅間火山の形成については、”浅間火山の地質と活動史” で検索してみてください。 火山学会の講座資料が公開されています。

投稿: 蒼山庵 | 2017年11月 3日 (金) 22:35

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 北アルプス/穂高連峰 | トップページ | JR小海線 釜神踏切 »