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【四季の断想/御牧ヶ原】 画像クリック(拡大)
―― モミイチの耳には、また馬蹄の音がきこえているかもしれない。 ツキスミが一頭きりではしっているか、ツキスミがおおくの馬といっしょになって走っているか、かけていく馬の蹄の音が高く、低く、モミイチの耳の底にきこえてきているのかもしれない。 モミイチは、ウサギギクのお花畑のなかに、もうずっとねころんだままであった。 (庄野英二著 『星の牧場』 より)
(フォトスケッチ : April 2016 長野県東御市 御牧原)
投稿者 蒼山庵 時刻 21:58 地域・風土, 心象風景 | 固定リンク
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