あの頃のあの山/アイゼン
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山靴のままオーバーシューズを着けて紐で膝まで編み上げ、底にアイゼンをベルトでしっかり装着する ―― アイゼンは八本爪の鍛造品でした。 冬山や雪山に入る前には、単独登攀ルートをシミュレートしながらヤスリで鋭くエッジを立てたものでした。 遠い日の山行、使い込んだアイゼンは今も壁に掛けてあります。
(北アルプス五龍岳にて、前方は鹿島槍ヶ岳 1968年)
●こちらの記事もどうぞ 「オールド ピッケル」
https://sozanan.cocolog-nifty.com/mount_/2009/12/post-45e2.html
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コメント
こんばんは~♪
蒼山庵さんが命を預けたアイゼン、重厚で見ているだけで感動の嵐です
雪山の単独登攀なんて想像もできませんが、今ここにお元気にいらっしゃるわけだから、何度もの試練を無事クリアされたのですよね。
強靭な体力と精神力の賜物ですね。素晴らしいです
投稿: サファイア | 2016年10月 4日 (火) 21:08
サファイア様
コメントありがとうございます。
写真は五月連休の五龍岳(五竜岳)で5m超の残雪であったかと思います。
冬山は、ホームグランドの八ヶ岳連峰が専門で、厳冬期のアルプスに入ることは
終ぞありませんでした。単独行者にはあまりにも厳しく危険過ぎました。 もともと”憶病者”ですから、特に冬山は、感覚を研ぎすまし、それはもう慎重に慎重を重ねて行動したように記憶しています。
投稿: 蒼山庵 | 2016年10月 4日 (火) 23:22