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2016年3月19日 (土)

浅間山

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【 春のおとづれ 】                    画像クリック(拡大)

 浅間山の山肌はまだ冬の青白い色を残しているが、野に満つる日ざしは実に春だ。
 昭和20年代、戦災を避けて信州佐久へ疎開していた佐藤春夫は、詩集 『佐久の草笛』 の中で、春の訪れをよろこぶ佐久人の様子を、地元言葉のままに詩っている。

 春のおとづれ   佐藤春夫

 大降の後三日四日
 異なお天気でごわしたが
 かげどけしやす今日あたり
 春でごわすぞこれからは

 (15 March 2016  長野県小諸市 自宅附近にて )

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