シロツメクサ (Trifolium repens)
【 シロツメクサ (Trifolium repens) 】 画像クリック(拡大)
シロツメクサはヨーロッパ原産で江戸後期に日本に渡来し、明治時代になって牧草や緑肥として本格導入されたという。 旺盛な繁殖力で野生化し日本列島全域に爆発的に広がったが、そのやさしげな表情のせいなのか、他の帰化植物のように目の敵にされると云ったことはない。 少女は白花で花環を編み、少年は長い花茎を手折って花切り遊びに興じ、大人もまた花群れの中にしあわせを呼ぶという四葉を見つけて心を和ませる。
私にとってのシロツメクサは、遠い日、家族総出で行った田植えの土手一面に咲いていた 「田植え花」 としての思いが深い。
(7 June 2015 長野県佐久市 長野牧場)
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