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2011年4月 2日 (土)

サイロのある風景(野辺山高原)

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【 サイロのある風景(野辺山高原) 】

 この高原の南の佐久往還に 「国界」 という地名がある。 この魅かれる名について尾崎喜八は 『念場原・野辺山ノ原』 の中で次のように記している。

 「国界」 とはいつの頃から誰によって呼ばれた名だろうか。  しかしその起源は古いにせよ、新しいにせよ、人の心に広々とした人間的な感情を起こさせる此の名は僕に好ましい。
 (出典  尾崎喜八 『あの頃の私の山』  二見書房発行1971年)

(Photo. : 1 April 2011  長野県南佐久郡南牧村 野辺山高原にて)

 

●こちらもご覧ください → ・ 尾崎喜八著 『たてしなの歌』より
                    ・ 雪の朝(サイロがある風景・御牧ヶ原)

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