御牧ヶ原台地 ・ ヒマム池
【御牧ヶ原台地 ・ ヒマム池】
ウォーキングコースの東森の入口に大きな池があります。 導水管による灌漑施設(昭和40年代)ができる以前、わずかな天水を頼りに生きなければならなかった先人たちが、この高燥台地に営々と築いた溜池の一つと伝えられています。
「旱間無(ヒマム)池」 ―― その名前からは、当時の人々の祈りにも似た思いが伝わってきます。 池の畔には小さな林があって水神様が祀られています。 その碑文には 「旱間無池構築 文政元年九月吉日」 と刻まれています。 明治維新を遡ること半世紀、1818年に築かれたことになります。
(March 2011長野県小諸市 御牧ヶ原にて)
●こちらもご覧ください → 御牧ヶ原(四郎大池)
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