ギャンブレル屋根のある風景
【ギャンブレル屋根のある風景 ・ 野辺山高原】
広い高原の所々にカラマツの木立があって、赤や青のギャンブレル屋根が見え
る。 この二面切妻二段勾配様式の屋根は、18世紀にヨーロッパからアメリカへ
伝わり、明治期に日本へ伝えられたという。
屋根裏が広く、干草などを蓄えるのに有利なことから、主に酪農開拓地の牧舎と
して、大正から昭和30年代、40年代にかけて盛んに造られたという。
東信州では、野辺山高原のほか、東立科や浅間山麓の開拓集落に見ることが
できる。 異国を感じさせる光景である。
(フォトスケッチ : 8 February 2011 長野県南佐久郡 南牧村 野辺山高原にて)
● ギャンブレル屋根のある風景
こちらもご覧ください → ・ 山上の村で(東立科)
・ 野辺山高原の春
・ 絵の中のギャンブレル屋根(作者 Mrs.Yopi)
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