春まだ浅い日に
【春まだ浅い日に】
それは、まるで天の鏡とでも云った風に薄銀色の光りをたたえて静まりかえって
いたのでした。
(Photo.: March '05 長野県東御市 御牧ヶ原)
【山羊が……】
山羊が一匹…… 山羊が二匹…… 山羊が三匹…… ??
18匹の山羊さんがいます。数えてみましょう。但し眠れなくなることがありますのでご注意を!
(Photo. : 2 January '07 長野県佐久市 長野牧場にて)
鉄道ジオラマ/上田電鉄 別所線八木沢駅 (画像クリック:拡大) Mr.Maco 作
19日にアップした「別所線八木沢駅」について、写真メールをいただきました。 ずうっと昔に製作したというジオラマです。 花咲く駅に入ってくるのは丸窓電車モハ5251です。 車両は模型のキットを、駅舎やホームは現地で採寸して一つ一つ作り上げたのだそうです。ブログと同じアングルで撮影との注記がありました。
作者の想いがこもるジオラマ ―― その世界にみるのは、過ぎゆく時への郷愁な
のかもしれません。作者は埼玉県のMacoさんです。
・ 八木沢駅の駅舎は今もそのままに在ります(19日ブログ)。
https://sozanan.cocolog-nifty.com/mount_/2011/02/post-2022.html
・ 切符は昭和39年のものです。 2等10円の運賃表記に時代を感じます。
【上田電鉄別所線・八木沢駅】
畑中の停車場。 駅舎の硝子窓に浅い春の光りが映りこんでおりました。
(18 February 2011 長野県上田市 塩田平 八木沢駅にて)
●こちらもご覧ください → 別所温泉駅(上田電鉄)
【雪の山門】 信州別所温泉 崇福山安楽禅寺
惟仙と恵仁、師弟のかわした言葉は…… 。
禅寺開山は正応元年(1288)という。
(平成二十三年二月十八日 長野県上田市 塩田平 崇福山安楽寺にて)
【雪の小海線 (八ヶ岳高原線)】
雪の無人駅に、上り列車が入ってきた。
(15 February 2011 長野県小諸市 JR小海線美里駅にて)
●こちらもご覧ください → 中原踏切にて(JR小海線)
【野辺山高原にて】 野辺山宇宙電波観測所電波望遠鏡と八ヶ岳(赤岳・横岳)
標高1355m、 レントゲン色の空は高原の春へのプロローグ。
(フォトスケッチ : 8 February 2011 長野県南佐久郡 南牧村 野辺山高原にて)
【雪降る】
前線をともなった低気圧が本州南海上を北東へ進み、雪が降り始めた。
一寸、 三寸…… 七寸、 日暮れても 夜深けても雪。
(11 February 2011 長野県小諸市 自宅にて)
国立天文台 野辺山宇宙電波観測所 45m電波望遠鏡
Nobeyama Radio Observatory
「そら 夢の水車の軋りのやうな音」
「あゝ さうだ あの音だ ピタゴラス派の 天球運行の諧音です」
宮沢賢治 『シグナルとシグナレス』 より
(08 February 2011 長野県南佐久郡南牧村 野辺山宇宙電波観測所にて)
●東信州の主な宇宙関連施設
・ 国立天文台 野辺山宇宙電波観測所 → 「時空の果て」
・ JAXA 臼田宇宙空間観測所 → 「臼田宇宙空間観測所」
・うすだスタードーム
・ 御牧ヶ原倶楽部 こぎつね天文台(観望所) → 「星明りの夜」
【ギャンブレル屋根のある風景 ・ 野辺山高原】
広い高原の所々にカラマツの木立があって、赤や青のギャンブレル屋根が見え
る。 この二面切妻二段勾配様式の屋根は、18世紀にヨーロッパからアメリカへ
伝わり、明治期に日本へ伝えられたという。
屋根裏が広く、干草などを蓄えるのに有利なことから、主に酪農開拓地の牧舎と
して、大正から昭和30年代、40年代にかけて盛んに造られたという。
東信州では、野辺山高原のほか、東立科や浅間山麓の開拓集落に見ることが
できる。 異国を感じさせる光景である。
(フォトスケッチ : 8 February 2011 長野県南佐久郡 南牧村 野辺山高原にて)
● ギャンブレル屋根のある風景
こちらもご覧ください → ・ 山上の村で(東立科)
・ 野辺山高原の春
・ 絵の中のギャンブレル屋根(作者 Mrs.Yopi)
【ひよどり】
庭にひよどりの群れがよくやって来る。 木の上で、何かこそこそ食べたり、お喋りをしている。 こちらのことは余り気にする樣子はない。 時折、硝子窓の近くに寄って来て、ちょっと気取ってみせる、
「どうです! ―― この青銀色のシックな装いは ……!」
(7 February 2011 長野県小諸市 自宅にて)
雪の林檎畑 2011 Mrs. Yopi
当ブログの写真が情感豊かな水彩画になりました。
Yopiさんが描かれた水彩画 『冬の三部作』 の一枚です。
作者Yopiさんのウェブページはこちらからどうぞ
http://with-one.cocolog-nifty.com/wannkotomama/2011/02/post-8213.html
浅い春の光り。 まだ凍りついたままの池の面に一羽の鳥影がある。
(5 February 2011 長野県小諸市 御牧ヶ原 ヒマム池にて)
来たことはないのに
見たことがある
この光りを
確かに感じた
ぼくはまだぼくじゃなかった
たったひとつぶの雫だった
(6 February 2011 詩 ルカ)
●「ルカさんの詩集」は こちらからどうぞ。
・ https://sozanan.cocolog-nifty.com/mount_/2007/04/post-0483.html
右欄 ダイジェスト欄の ❤ ルカさんの詩集 からも入れます。
【道しるべ】
そのまま行けば、峠を越えて別所の湯。
向 右 部落道
左 野倉ヲ経テ松本市二到ル
生家の近くの、四辻にたつ道しるべ。
徒歩であった時代の、村人の思いが。
(26 January 2011 長野県上田市 塩田平にて)
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