ハリエンジュ (Robinia pseudo-acacia)
【ハリエンジュ (Robinia pseudo-acacia)】
ニセアカシアとも呼ばれる北米原産の落葉高木で、信州・小諸佐久地方では、5月下旬~6月中旬頃に、芳しい香りの白い蝶の形をした花を房状に咲かせる。 花の下には蜜蜂の巣箱が置かれていたりする。 ニセアカシアは、その美しい風情で、詩歌にも多く歌われるが、繁殖力は極めて旺盛で、千曲川流域では猛烈な広がりを見せている。 要注意の外来種にあげられていると云うから、「アカシアの林が広がる豊かな自然 …… 」 などと書くのは、はばかれる。
先日、村の年度事業報告をまとめた中に、「 県への申請事業 : 皿掛川のニセアカシヤ伐採工事 」 の項があった。 ニセアカシアの高木が数本、土手を大きく崩して倒れ、川を塞き止めそうになったのである。
(4 April 2010 長野県小諸市 皿掛川にて)
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