御牧ヶ原の三月
【御牧ヶ原の三月】
水気を孕んだ大気が南南西から流れています。
丘上の畑では馬鈴薯の植付準備が始まっています。
(31 March 2010 長野県小諸市 御牧ヶ原)
歩く
ただ歩く
涙こぼれても
やがてそこに芽が吹く
昨日は今日のためにあるし
今日は明日をつくるのだから
(31 March 2010 詩 ルカ)
【御牧ヶ原の三月】
水気を孕んだ大気が南南西から流れています。
丘上の畑では馬鈴薯の植付準備が始まっています。
(31 March 2010 長野県小諸市 御牧ヶ原)
歩く
ただ歩く
涙こぼれても
やがてそこに芽が吹く
昨日は今日のためにあるし
今日は明日をつくるのだから
(31 March 2010 詩 ルカ)
【 板壁の倉庫 】
信州・御牧ヶ原の、浅間山を望む標高800mの丘に板壁の古い建物がある。 かつてそこにあった長野県御牧ヶ原修練農場の施設の一つで、満蒙開拓の入植訓練生ための食糧倉庫であったという。
満蒙開拓団のあの悲惨な歴史から65年余り、 現在 この建物を管理する長野県農業大学校研修部(小諸キャンパス)では、農業を志す人たちのための様々な研修が行われている。 広大な敷地の向うには今も変わらない東信州の美しい風景が広がっている。 倉庫に近い小高い山には二つの碑が立っていて往時を今に伝えている。
・羊霊供養塔 (昭和十一年二月 第一回修練生)
・弥栄神社碑 (昭和十七年 長期修了生一同)
(27 March 2010 長野県小諸市 御牧ヶ原 農大の丘で)
【道祖神の里】
イヌノフグリが咲いていた。 ヒメオドリコ草が咲いていた。
古い街道は春の陽が明るかった。
旧中山道・望月宿の周辺には、百四十余とも云われる道祖神があるという。
(27 March 2010 長野県佐久市 旧中山道 百沢集落にて)
● こちらのブログ記事もご覧ください → 道祖神の道 (佐久市望月)
【冬型の気圧配置】
(天気予報) 日本付近は冬型の気圧配置となる。 県内は、北部は一日雲多く、
午前中を中心に雪が降る。中部と南部はおおむね晴れる。 日中の気温は平年
を下回り、風が冷たく感じられる。(日本気象協会長野)
午後、雲がきれて、白雪に被われた浅間山が姿をみせた。
(26 March 2010 長野県佐久市 千曲川にて)
【続・大脱走 (Equus asinus)】
突く、かじる、蹴る、押し上げる …… これらの一つ、またはその組み合わせに
よって木柵を壊し、見事、大脱走とあいなる。
飼い主のミスター ユウとの攻防は連戦連勝、その優位は当面は崩れそうにも
ない。
(22 March 2010 長野県小諸市 御牧ヶ原 読書の森で)
●関連記事:こちらもご覧ください → 大脱走 (ろば)
【春告花・クロッカス (Crocus vemus)】
わが家の小さな庭に、逸早く春を告げる花クロッカス。 気がつけば水仙が芽を
だし、栃の木の下でカタクリが四つほど蕾をつけている。
(20 March 2010 長野県小諸市 自宅庭にて)
【M先生の肖像】
「 こんな肖像画があっても いいじゃないか 」 そんな声が聞こえてきそうです。
追悼 M先生のコレクション展 2010 3/13~4/4 読書の森
(13 March 2010 長野県小諸市 御牧ヶ原 「茶房 読書の森」にて)
【ねこやなぎ(Salix gracilistyla)】
南谷で……と、春浅い一枝。
(フォトスケッチ :11 March 2010 長野県小諸市 自宅にて)
【太平洋戦争遺構】
昭和20年3月10日は東京大空襲があった日である。 戦局は既に末期的状況にあり、本土決戦に備えて皇居、大本営、政府の中枢機関を本州中央部に移す 「 松代大本営・大地下壕(長野県長野市) 」 の突貫工事が極秘裏に進んでいた。 その周辺では大本営を守るための防衛線や兵站施設の構築が急がれていた。
写真はその一つで、小諸から御代田方面にかけて浅間山の火山噴出物層に数多く掘られた陸軍の地下倉庫跡である。 縦横3m、奥行30mと云われる地下倉庫(壕)は近隣の学生や住民の勤労動員によるもので、航空燃料、弾薬などを収容したという。 戦後65年、今は語る人もなく、地下倉庫(壕)の奥へと続く闇の深さが、当時の世情と戦争のむなしさを今に伝えている。
(Photo. ; 26 March 2006 長野県小諸市 十石坂付近)
【ポプラ (Populus)】
♪ 高い空に つっ立つポプラ 夕陽をあびて 枝々の
金の木の葉が キラキラと うれしそうに ふるえてる ♪
小学校低学年の頃、音楽会でふったタクト棒。 おぼろげな記憶の中に合唱曲が
聴こえてきます。 西洋が原産と云われるポプラ、かつて多くの学校の庭には直ぐに
それと分かる樹姿がありました。
同じ時代のものでしょうか、近くの御牧ヶ原に上りますと、丘陵の数個所に今でも
その姿を見ることができます。 夕日の中のポプラ、すきな情景の一つです。
(December 2007 ドナウ河畔にて)
●関連記事 : こちらもどうぞ → 合唱
【 黒猫 (Felis silvestris catus) 】
黒猫といえば、エドガー・アラン・ポーや、竹久夢二の『黒船屋』、菱田春草などがあげられますが、この真っ黒けはご近所の ” ドラクロワ ” です。
(March '08 長野県小諸市)
●関連記事 : こちらもどうぞ → 子猫のオードリー
【魚の干物】
学名 Psenopsis anomala 硬骨魚綱スズキ目イボダイ科イボダイ
沿岸のやや深い海底付近に生息。 東京、静岡ではなまってエボダイと呼ぶ。
T夫妻が静岡へ行ってきたと云って、実に旨そうな干物を届けてくれた。
篭には丸文字で大きく ” えぼだい ” とあった。
「まずはブログに載せてから ―― どうぞ」 と、笑顔で帰られた。
(2 March 2010 長野県小諸市 自宅にて)
最近のコメント