なんてん (Nandina domestica)
【なんてん (Nandina domestica)】 花言葉は”良き家庭”
この一年、ブログ 『信州・浅間山麓から』 にお付き合いをいただきままして
まことにありがとうございました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。
お元気でよいお年をお迎えください。
蒼山庵・蒼山庵内
(フォトスケッチ : 平成21年12月31日 長野県小諸市 蒼山庵)
【なんてん (Nandina domestica)】 花言葉は”良き家庭”
この一年、ブログ 『信州・浅間山麓から』 にお付き合いをいただきままして
まことにありがとうございました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。
お元気でよいお年をお迎えください。
蒼山庵・蒼山庵内
(フォトスケッチ : 平成21年12月31日 長野県小諸市 蒼山庵)
【結氷の池】
この高原台地のことは、大概のことは知っているつもりでおりましたが、
林の奥に、こんなにも ひっそりと 静まりかえる池が ……。
(December 2009 長野県東御市 御牧ヶ原)
【ロバが行く (Equus asinus)】
遠くの雲までとどく リコーダーの調べ
悠久の大地を しっかりとした ゆったりとした足どりで ロバが行く
「おひとつ どうぞ ……」 と モンデン・キント先生
ロバの音楽座コンサート土産 ” ロバまんじゅう ”
(27 December 2009 長野県小諸市 御牧ヶ原 読書の森にて)
【大脱走 (Equus asinus)】
繋ぎ綱を噛み切って大脱走を演じたロバのジグが、道草をしながら夕日の中を
帰ってきた。
(27 December 2009 長野県小諸市 御牧ヶ原 読書の森)
●関連記事 : こちらもご覧ください → 読書の森の動物たち
【赤い壁の作業場】
夕日のなかに、今はもう使われなくなったのか、赤い壁の作業場。
―― 人の営みがいとおしくなる光景です。
(26 December 2009 長野県小諸市 浅間山麓にて)
外気温-10.2℃ みな凍りついてしまった
(22 December 2009 長野県小諸市 蒼山庵)
凍てついたわたしの不安は
光りの中に消えてしまうこと
解かれたわたしの不安は
形を得て自由を失うこと
そして安心は
わたしは一人ではないということ
(26 December 2009 詩 ルカ)
【丸ポストのある風景・ギャラリー】
丸ポストが似合う街通り。 古布、ドライフラワー、クラフト、書画、陶磁器
―― そんな案内を出すギャラリーがある。
(フォトスケッチ : 23 December 2009 長野県小諸市 北国街道・本町通り)
●関連記事 : こちらもご覧ください → 丸ポストのある風景(小諸市市町通り)
【丘と森と浅間山】
フォトデータには ” 2003-12-21 御牧ヶ原にて ” とあります。
一周3300歩、丘と森をめぐる散策コースの始点です。
(Photo. : 21 December 2003 長野県小諸市 御牧ヶ原)
【さすらいのジョン (Felis silvestris catus)】
不敵な面構え ―― その名も ” さすらいのジョン ” 。
猫の額ほどのわが家の庭に、次々にやってきては、騒動を巻き起こしていく
五猫衆のひとり です。
(December 2009 長野県小諸市 自宅附近で)
●関連記事:こちらもご覧ください → 黒猫 (こんなところにいた!)
【銀河鉄道の夜・銀河ステーション】
(そらの野原に、七つ星が小さくまばたくのが見えました)
―― ジョパンニはすぐうしろの天気輪の柱がいつしかぼんやりした三角標の形になって、しばらく蛍のやうに、ぺかぺか消えたりともったりしてゐるのを見ました。 それはだんだんはっきりして、たうたうりんとうごかないやうになり、濃い鋼青のそらの野原にたちました。 いま新らしく灼いたばかりの青い鋼の板のやうな、そらの野原に、まっすぐにすきっと立ったのです。
すると、どこかで、ふしぎな声が、銀河ステーション、銀河ステーションと云う声が
…… 。
宮沢賢治著 『銀河鉄道の夜』 [六] 銀河ステーションより
(Photo. : 17 December 2009 長野県小諸市 蒼山庵)
●関連記事 : こちらもご覧ください → 銀河鉄道の夜
【葦 (Phragmites australis)】
冬銀色の光りを湛えて静まりかえる葦の池。
大陸からの寒気が日本列島に入りこんで、夜から雪になるという。
(18 December 2009 長野県東御市 御牧ヶ原)
【野辺山高原・冬】 野辺山原と八ヶ岳(権現岳)
ロールベイルサイレージが積み上げられた牧草地。
標高1350m 八ヶ岳山麓、冬の眠りに入った高原大地はあかるい。
(Photo.: 11 December '08 長野県南佐久郡 南牧村 野辺山高原)
【国際宇宙ステーション (International Space Station)】
北斗七星のきらめき、神話の星々 ―― 払暁の宇宙空間を北北西から北東へ
静かに移動する宇宙ステーションの光り。
巷にあふれる豪華なといわれるイルミネーションも、この光景には到底及ばない
でしょう。 こどもたちに見せてあげたい宇宙スペクタクルです。
北斗七星の近くを北東(右下方向)へ向かう宇宙ステーション。 その先を、北から
南(上方向)へ向かう人工衛星のひそやかな光り (写っています) がありました。
国際宇宙ステーション撮影データ
撮影場所 : 長野県小諸市 自宅
撮影日時 : 2009年12月10日 朝 5時17分頃
露出時間 : 10.0 Sec.
ISO感度 : ISO800
焦点距離 : ∞
F値 : Auto
(10 December 2009 長野県小諸市 自宅庭にて)
●国際宇宙ステーション(ISS)を見るには → JAXA 日本宇宙航空研究開発機構 H.P.
●関連記事 : こちらもご覧ください → ある科学者(糸川英夫先生)
【冬のふきのとう (Petasites japonicus)】
若緑がうれしい ――、 隣り町の家からいただいた”冬のふきのとう”。
(フォトスケッチ : 7 December 2009 長野県小諸市)
【取り残しの林檎 (Maius pumila)】
冬霧のなかに、取り残しの青みの林檎ひとつ ―― 。
ヒヨドリたちも、まだそのままにしている。
(6 December 2009 長野県小諸市 自宅近くにて)
【夕映えの浅間】
私5837歩 ノン19437歩 …… 夕映えの浅間があった。
(6 December 2009 長野県小諸市 御牧ヶ原 農大森にて)
●関連記事 : こちらもご覧ください → ノン(読書の森の動物たち)
【オールド ピッケル】
HAND FORGED ・ HOPE TOKYO Alpinist
壁に懸かる一本の古いピッケル。
手にとると、あの、八ヶ岳の山巓をわたる風雪の声が聞こえてきます。
(5 December 2009 長野県小諸市 自宅にて)
【小春日和】
朝、ひどく冷え込んでダイヤモンドダストが見られたが、陽が上るにつれて、
穏かな一日となった。
窓の外では、取り残しの林檎に群れるムクドリやヒヨドリの、のびやかな声
が終日していた。
(2 December 2009 長野県小諸市 自宅にて)
【 ある天体望遠鏡 】 Photo. 津上レビュー
15万平方メートルといわれた広い工場の敷地内に片流れの建屋があった。 それは屋根全体が斜め下方へスライドして天井部が大きく開口する構造になっていた。 試作品などの倉庫になっていたが、一台の大型天体望遠鏡の観測試験・調整棟として建てられたものと云われていた。 建屋の上に広がる広大な佐久の空 ―― 二十代前半の技術屋かけだしの頃であった。
先日、京都大学飛騨天文台のホームページで一台の天体望遠鏡に目がとまった。 「60cm反射望遠鏡」 ―― 重厚な美しいフォルムと、そのいかにも堅牢そうな鋳物の架台には、直ぐそれと分かる会社のマークがあった。 1960年製との記述があるから、ほぼ半世紀にわたり稼動してきたことになる。 微光天体の観測や恒星の活動現象観測に今なお使用されているという。
製造当時は世界的にも最大級の天体望遠鏡と云われ、その製造には多くの困難があったという。 技術重視の会社であったから、高度技術の蓄積と学術界への貢献を優先し採算は二の次であったようである。 勤務先であったこの会社からは実に多くのものを考え、多くのことを学んだ。 技術屋にとっては随分恵まれた環境であったと今でも思っている。 (1 December 2009 長野県小諸市 自宅にて)
画像クリック(拡大)
出典 京都大学飛騨天文台オフィシャルサイト
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/general/facilities/60cm/
<京都大学 飛騨天文台 60cm反射望遠鏡>
・製造 1960年 津上製作所 (現、㈱ツガミ)
京都大学理学部委託による設計製造
・ 口径 600mm
・ 焦点距離 3,300mm(主焦点)、12,000mm(カセグレン焦点)
・ F-数 5.5(ニュートン式)、20.0(カセグレン式)
・ 分解能 0″19
・ 集光力 7,400
・ 限界等級 16.1等級
・ 日周精度 1.5″/30分時
・ 筒の大きさ 860mmφ×3,700mm
・ 望遠鏡総重量 4.5トン
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