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2009年11月12日 (木)

落葉松の道 (Larix kaempfen)

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【落葉松の道を行く (Larix kaempfen)】

 からまつの林を出でて、
 からまつの林に入りぬ。
 からまつの林に入りて、
 また細く道はつづけり。

 北原白秋が浅間山麓で詩 『 落葉松 』 をうたったのは大正11年 ――.。
 からまつに代表される佐久地方の美しい風光が容つくられたのは、明治10年か
ら20年代にかけて行われた植林によるものという。

 高燥の地に続くからまつ林、落葉が金色の細雨となって降りそそいでいる。

                     (12 November 2009  長野県 浅間山麓にて)

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コメント

こんな林をそぞろ歩きたい。。。

 なんて言ってる私ですが、さっきこけちゃ った。
 やることが たぁくさん あってね、
 きがせいていたの。
 くわばらくわばら。

投稿: 凛 | 2009年11月15日 (日) 15:42

凛さま
そちらの風光はよくは存じませぬが、からまつの林と云ったものはあるのでせうか。

いそがずに――、 横道にそれたり、寄り道をしたり、まわり道をしたり、うしろ向きにあるいたり、のんびりいきましょ。 こけたらそのまま空を見上げましょ。 何かすてきなものがみつかりそうな気がします

投稿: 蒼山庵 | 2009年11月15日 (日) 22:49

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