落葉松の道 (Larix kaempfen)
【落葉松の道を行く (Larix kaempfen)】
からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。
北原白秋が浅間山麓で詩 『 落葉松 』 をうたったのは大正11年 ――.。
からまつに代表される佐久地方の美しい風光が容つくられたのは、明治10年か
ら20年代にかけて行われた植林によるものという。
高燥の地に続くからまつ林、落葉が金色の細雨となって降りそそいでいる。
(12 November 2009 長野県 浅間山麓にて)
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コメント
こんな林をそぞろ歩きたい。。。
なんて言ってる私ですが、さっきこけちゃ った。
やることが たぁくさん あってね、
きがせいていたの。
くわばらくわばら。
投稿: 凛 | 2009年11月15日 (日) 15:42
凛さま
そちらの風光はよくは存じませぬが、からまつの林と云ったものはあるのでせうか。
いそがずに――、 横道にそれたり、寄り道をしたり、まわり道をしたり、うしろ向きにあるいたり、のんびりいきましょ。 こけたらそのまま空を見上げましょ。 何かすてきなものがみつかりそうな気がします
投稿: 蒼山庵 | 2009年11月15日 (日) 22:49