禅寺深秋・貞祥寺
【禅寺深秋】
南無釈迦牟尼佛、信濃国 曹洞宗洞源山貞祥寺。
禅の寺ここに開きし遠き世の聖の心うつつせまり来 (山道歌碑)
(30 October 2009 長野県佐久市 貞祥禅寺にて)
【禅寺深秋】
南無釈迦牟尼佛、信濃国 曹洞宗洞源山貞祥寺。
禅の寺ここに開きし遠き世の聖の心うつつせまり来 (山道歌碑)
(30 October 2009 長野県佐久市 貞祥禅寺にて)
【禅寺深秋】
曹洞宗 大本山総持寺直末 功徳林大洞山霊松寺・本堂。
案内してくださった方の法被の背に、雅な揚羽蝶の紋(平家紋)が ……。
開基は、平家の流れをくむ仁科氏という。
(27 October 2009 長野県大町市 霊松寺にて)
【紅葉の谷・高瀬渓谷】
高瀬渓谷、彩雨にけぶる紅葉の谷 ―― 。
この谷を遡ること五里、槍ヶ岳北鎌尾根を目指したのは40年以上前の秋。
思いの深い谷である。
(26 October 2009 長野県大町市 七倉にて)
●こちらの記事もご覧ください → 北鎌尾根(槍ヶ岳)
【安曇野の秋・洋窓】
秋玲瓏、尖塔に不死鳥を戴く赤煉瓦の洋館。
ツタの紅葉がひと際美しい碌山美術館の秋です。
(25 October 2009 長野県安曇野市 穂高 碌山美術館にて)
【安曇野の秋・碌山美術館にて】
秋、 耳を澄ませば ――
「 子どもたちが、この鋳物コップで水を飲んだことが ―― 」 と 家内。
いまもかわらない水音 …… かわらない時が流れています。
(25 October 2009 長野県安曇野市 穂高 碌山美術館にて)
三日ほど信州の安曇野・大町・小谷をめぐりました。
【長唐辛子 (Capsicum annuum)】
Kさんがたくさんの長唐辛子を持ってきてくれた。 裏の畑の収穫はこれで終わり
だという。 あざやかな赤、遠くでモズの声がしている。
(24 October 2009 長野県小諸市 自宅にて)
<おしらせ>
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
25日(日)・26日(月)は、都合により記事の掲載を休みします。(後日掲載します)
【御牧ヶ原豊穣台地】
蓼科山と八ヶ岳の峰々を望む、標高800mの高燥台地。
ここ御牧ヶ原台地は、はるか蓼科の山々から引いた神水と、粘土質の土壌が育む良質米 『御牧ヶ原米』 の産地です ―― 地元の人は格別の思いをもって 『原の米』 と呼びます。
秋、澄み渡った大気のなかに豊穣の色をみせて長い ” はぜ ” が続きます。
(21 October 2009 長野県小諸市 御牧ヶ原)
【野ぶどう (Ampelopsis brevipedunculata)】
まわりの空気を染めてしまいそうなパープル&ブルー
(18 October 2009 長野県小諸市)
【蓼科牧場】
蓼科山頂で始まった紅葉が海抜1600mの牧場まで下りてきました。
紅葉とともに、預けられていた牛たちも山を下ります。
(15 October 2009 長野県北佐久郡 立科町 蓼科牧場にて)
●こちらの関連記事もご覧ください → たてしなの歌 (夏の蓼科牧場)
【高原の湖で】
写生旅行で埼玉県から訪れたという。 信州白樺高原・女神湖。
水彩の画面には、湖畔の紅葉が淡い色調で描かれていた。
(October 2009 長野県北佐久郡 立科町 白樺高原・女神湖)
●こちらの記事もご覧ください → スケッチをするひと (北白樺高原・長門牧場)
【ヒメアカタテハ蝶 (Vanessa cardui)】
広場のアスファルトに 吹きとばされた葛の大葉。
翅を広げる一頭のヒメアカタテハ蝶。
本州を縦断した台風は根室沖へぬけたとTVが伝えています。
(平成21年10月9日 長野県小諸市)
【ある集落】
自然への深い祈りのなかに生きているかのようにみえた。
姫川の渓谷をはさんだ山の中腹に小さな集落が見える。
県北端の豪雪の地 ―― 5万分の1の地図には 「虫尾」 とある。
初雪があったという後立山連峰から下りてきた紅葉が、集落をつつみ始め
ていた。
(10 October 2009 長野県北安曇郡 小谷村にて)
【すすき・Miscanthus sinensis】
山の端にかかった夕陽が斜めに射しこむと、
ススキは銀白色の光りを放って
いっせいにゆれうごいたのでした。
(11 October 2009 長野県小諸市 御牧ヶ原 読書の森にて)
銀色の
ススキ
小さく揺れて
キツネの子が
顔を出す
(12 October 2009 五行歌 くまのプーさん)
【小谷村(おたりむら)にて】
小さな校舎が残っていて、「ここに学ぶ 中土小学校真木分校」 と記した記念碑がたっている。 日本有数の豪雪地・長野県小谷村、真木の集落。山を背にした家々はひっそりとして、中に、石油ランプを灯す一軒の蕎麦屋があった。
「日本海が見える分校のことを写真集でみたことがあるんですが …… 」
「それは戸土の分校のことだが、皆、山を下りてしまった。 ずうっと昔のことだ」
そんな会話の中で、小谷村の生まれという建築屋は、遠い記憶をたどるように昔語りを始めた。
(10 October 2009 長野県北安曇郡 小谷村にて)
【御牧ヶ原の秋】
池のほとりにでると、なんともやさしい色合いの風景が広がっておりました。
ギター曲 『カヴァティーナ』 の旋律のようだと想ったものでした。
(13 October 2007 長野県小諸市 御牧ヶ原 丸山池)
【県立農大前バス停】
森のT字路、ノッポの火ノ見櫓が辺りを見まわしている県立農大前バス停。 ここは村の中心地…… と言っても、四、五軒の民家と公民館があるだけなのですが。
しずかに流れる時間、街から二里半、日に数往復、高原の村と街をむすぶ小さなバスがやってきます。
(Photo : 15 Sept. 2008 長野県小諸市御牧ヶ原 バス停にて)
【黄葉】
この季節、自分だけの黄葉を訪ねて亜高山帯に上がっていきます。
それは、一本の岳樺であったり、一本の白樺であったりします。
(Photo. : October 2009 長野県小諸市 上信越高原国立公園)
【上信国境・地蔵峠】
千曲川水系と利根川水系の水力発電所をつなぐ送電線。
海抜五千尺、上信国境の地蔵峠。
紅葉には少し早い霧の峠を一台の自動車が登ってきた。
(1 October 2009 長野県東御市・群馬県嬬恋村)
●こちらの記事もご覧ください → 『峠』 終章より
【高峰高原への道で (Sorbus commixta)】
移ろう季節 ナナカマドに見る夏の名残り色
海抜1800m 高峰高原への道
(1 October 2009 長野県小諸市 高峰高原への道で)
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