足踏脱穀機製造銘板
山の集落で見かけた随分昔の脱穀機 ―― 足踏み機構は外れて無くなっていますが、丸いドラムはゴリゴリ回りました。
それにしても、なんとまぁ大仰な製造銘板なのでしょう。
右書きの大きな文字、あざやかな赤と青 ―― 当時の、機械製造者の心意気や、大金を叩いて最新鋭機を手にした農家の誇りと云ったようなものが伝わってきます。
メーカーを調べてみますと、愛知県海部郡大治町の 「(株)大竹製作所」 という会社にいきつきました。 農機具メーカーとして1911年(明治44年)に創業、現在に至るとあります。 日本の農業とともに一世紀あまり、尊敬すべき企業といえますね。
(August 2009 長野県小諸市 山の集落にて)
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