林檎の花咲く (Malus pumila)
【林檎の花咲く (Malus pumila)】
朝陽の窓は林檎の花でいっぱいです。
(27 April 2009 長野県小諸市 自宅にて)
【 こもろ五行歌の会 題詠 「 石 」 より 】
捨てられない
石がある
桜の下で
母と拾った
花びらのかたちの
樋口由美子
(フォトスケッチ : 平成21年4月 長野県小諸市)
●こもろ五行歌関連記事 : こちらをどうぞ → ある一枚の絵
【通学列車】
村の役員をして二年目になります。 仕事のひとつに農業用水路の見廻り当番が
あります。 毎朝、水路を点検しながら3Kmほど上流の平原水門まで行きますが、
丁度その頃、小諸方面から軽井沢行の 「しなの鉄道」 がやってきます。
畑中の駅の一時の賑わい、高校生たちの一日が始ります。
(22 April 2009 長野県小諸市 しなの鉄道・平原駅付近で)
【春】 村暮らしは桃の花
(22 April 2009 長野県小諸市 自宅辺り)
それぞれの声を聴け
湧きいずる歓びの声
それぞれの歓びが
重なりて合わさりて
やがて聴こえくる
荘厳の交響曲
(23 April 2009 詩 ルカ)
【続・襖絵 (部分)】
江戸期からの物でしょうか、春夏秋冬、農にいそしむ人々 ―― 小さな頃、最も
身近に見ていた絵でした。 生きるということを知らず知らずのうちに感じとってい
た、そんなふうに思います。
(20 April 2009 長野県上田市 塩田平の生家にて)
【西洋タンポポ (Taraxaum officinale)】
採っても採っても、直ぐにまた姿をみせる西洋タンポポ。
庭に植えたあの日本タンポポは何処へ行ってしまったのでしょう。
(19 April 2009 長野県小諸市 自宅にて)
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茶房 読書の森 イベント・ワークショップ情報
どなたも お気軽に参加ください! …… DM (パンフレット)
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” 終了しました ”
※ 5月5日 「御牧の写真を撮りに行こう」 は、私(蒼山庵) と 読書の森の
名犬のんちゃんが御牧ヶ原をご案内します。 素敵な御牧ヶ原を2時間
ほど、のんびり歩きます。 写真を撮らない人も行ってみよう!
■作品展 : 御牧ヶ原にブレーメンの音楽隊がやってくる!
2009年4月25日(土)~5月31日(日)
ロバ ・ 犬 ・ 鶏 ・ 猫の作品がでるでる
出品者 おおらいえみこ(絵) 小林 篤(木彫) たかはしびわ(絵)
田嶋 健(版画) 金井三和(陶芸・絵) フジックス(ぬいぐるみ)
横山宇加(絵) 蒼山庵(写真)
■2009 黄金週間 イベント・ワークショップ いろいろ開催
●5月3日 13:00~ 「わたしんちの猫を版画にしよう」
講師 : 田嶋健 (版画家・イラストレーター 旧臼田町在住)
会費 : 3,000円(珈琲付き)
19:00~ 黄金週間パーティ 会費 2,009円(飲み物などできるだけ持参)
●5月4日 10:00~ 「プレーメンの動物たちの絵皿を作ろう」
絵付け指導 : 金井三和 (すみれ研究所 イラストレーター 松本市在住)
会費 : 3,000円(おむすび付き)
●5月5日 10:00~ 「蒼山庵さんとのんちゃんと御牧の写真を撮りに行こう」
案内 : 蒼山庵 (『信州・浅間山麓から』 のブロガー 小諸市在住 )
のんちゃん (読書の森の名犬のんちゃん 御牧ヶ原在住)
会費 : 1,000円(おむすび、珈琲付き)
●5月30日 10:00~ 「ロバと散歩して絵手紙を描こう」
講師 : たかはしびわ (画家 佐久市在住)
会費 : 3,000円(おむすび付き)
■お問い合わせ ・ ご予約は
茶房 読書の森 長野県小諸市山浦5179-1
☎もしもし 0267-25-6393
http://www.ne.jp/asahi/dokusyonomori/shinsyu/
【続・水辺の春 (Ardea cinerea)】
明るい日差し、水面に青鷺の声が響きます。
(April 2009 長野県佐久市 東京電力小諸発電所第一調整池にて)
【桃畑にて (Phasianus versicolor)】
四月の晴れた朝 ―― 桃畑の方からキジの高鳴きが聞こえてきます。
この村は古くからの桃の産地です。
(17 April 2009 長野県小諸市 自宅界隈)
【お静かに】 信州小諸 桜と浅間山
「 (それでは) お静かに 」 ―― 桜の下で声を交わした年配の方はそう挨拶をして帰って行かれた。 信州・上田小県地方で使われていた大人の挨拶言葉であるが、聞くのは久しい。 「 お先に 」 と同じ使われ方をするが、相手への気遣いを含んだ床しい響きが何とも心地よい。
『信州上田付近方言集 (昭和7年 上田中学校国漢科編) 』 には、方言としての記載はないから、古くはこの地方あるいは信濃以外でも広く使われていたのかもしれない。 「 お静かに 」 ―― 使っていきたい挨拶言葉の一つである。
(13 April 2009 長野県小諸市 千曲川河畔にて)
”令和5年追記” 島崎藤村著 『千曲川のスケッチ』 小春の山辺の章より
古い釜形帽を冠って、黄菊一株提げた男が、その田圃道を通りかかった。
「まあ、一服お吸い」
と呼び留められて、釜形帽と鳥打帽と一緒に、石垣に倚りながら煙草を燻し始めた。女二人は話し話し働いた。
「金さん、お目はどうです ―― それは結構 ―― ああ、ああ、そうとも ――」などと女の語る声が聞えた。私は屋外に日を送ることの多い人達の生活を思って、聞くともなしに耳を傾けた。振返って見ると、一方の畔の上には菅笠、下駄、弁当の包らしい物なぞが置いてあって、そこで男の燻す煙草の煙が日の光に青く見えた。
「さいなら、それじゃお静かに」
と一方の釜形帽はやがて別れて行った。
鳥打帽は鍬を執って田の土をすこしナラし始めた。
注)小諸佐久地方では、「さいなら」は大人言葉として一般的でなく、前述の表現は 「それではごめんなすって、お静かに」 といった形になるものと思われる。
【ニホンカモシカ (Capnicomis crispus)】 M. 桜井氏 撮影
ご近所の桜井夫妻から写真メールが届きました。
「 豪雪の地、長野県下水内郡 栄村 ――、 人家のすぐ近くでカモシカに出遭いま
した。 じっとこちらを見たまま、しばらく身じろぎもせずにいました」 とあります。
そう云えば、近頃、動物たちの息遣いが随分身近に感じられる、そんな気がしま
す。 ●関連記事 : こちらをどうぞ → 山の動物事情
(5 April 2009 長野県下水内郡 栄村にて 桜井氏撮影)
【セリ (Oenanthe javanica)】
春がきて逸早く若緑を見せ始めるセリ。
標高1000米、武石川上流の湧水に摘むその爽やかな香味は、まさに ”自然から
の贈物 ” です。
(April 2009 長野県上田市 武石・巣栗にて)
【かたくり (Erythronium japonicum)】
花言葉は 「初恋」 。 新学期が始まる頃に咲く清楚な花、東信州に春を告げる
カタクリの花です。
(6 April 2009 長野県小諸市 自宅の庭にて)
【丸ポストのある風景 (小諸市・市町)】 旧北国街道(善光寺街道)小諸宿
―― ふと 懐かしい時代に遇える、そんな通りがあります。
(フォトスケッチ : April 2009 長野県小諸市 市町・旧脇本陣前にて)
● こちらの記事もどうぞ → 丸ポストのある風景(映画ロケ地・信州上田)
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