月あかり
【 宮沢賢治詩集 『春と修羅』 青森挽歌より 】
巻積雲のはらわたまで
月のあかりはしみわたり
それはあやしい蛍光板になって
いよいよあやしい苹果の匂を発散し
なめらかにつめたい窓硝子さえ越えてくる
(Drawing : 16 January 2009 長野県小諸市 Sozanan)
●こちらの記事もご覧ください → 宮沢賢治著 『風の又三郎 (終章)』
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【 宮沢賢治詩集 『春と修羅』 青森挽歌より 】
巻積雲のはらわたまで
月のあかりはしみわたり
それはあやしい蛍光板になって
いよいよあやしい苹果の匂を発散し
なめらかにつめたい窓硝子さえ越えてくる
(Drawing : 16 January 2009 長野県小諸市 Sozanan)
●こちらの記事もご覧ください → 宮沢賢治著 『風の又三郎 (終章)』
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