星の牧場・文学碑
【星の牧場・文学碑 (帝塚山学院大学)】
レモンのような月の光が
かじ場を のぞきこんでいた
鈴がひとつできあがる たびに
モミイチは 月の光にかざして
鈴をふってみた
庄野英二 「星の牧場」より
作者のお人柄そのままのような、ずいぶんとやさしい筆跡です。
この童話は、浅間山南麓(長野県御代田町)で誕生したと言われています。
浅間山南麓のこの高原をこよなく愛した作者 ・・・ 童話からは、この地にな
がれる清澄な風光が感じとれます。
●関連記事をご覧ください → 『 牧 場(星の牧場) 』
(文学碑の写真は、帝塚山学院大学図書館の方からお送りいただいたものです)
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