浮島の鷺
【浮島の鷺】
ウォーキングの貯水池。 浮島に羽を休める鷺たちの動きを視ておりますと、こち
らの気分も随分とゆったりしたものになります。
(September 2008 長野県佐久市 東京電力・杉ノ木貯水池にて)
【浮島の鷺】
ウォーキングの貯水池。 浮島に羽を休める鷺たちの動きを視ておりますと、こち
らの気分も随分とゆったりしたものになります。
(September 2008 長野県佐久市 東京電力・杉ノ木貯水池にて)
【アケビ(Akebia quinata)】
毎年、森のきまった場所にアケビがなる。
上品な色合いと香気高い甘さ …… 高原の秋である。
今は採る人もまれで、鳥たちがついばんだあとがあったりする。
(平成20年9月28日 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)
狼森暮色 … 光彩流れ、やがてすべてを闇が支配します。
(September 2008 長野県小諸市 御牧ヶ原・読書の森界隈)
やがて一色に塗り込められたが
たしかに輝いていた
その胡粉のような白も
露草の青も
鴇の朱も
漆黒のしたで息づいている
すべてを含むから深い
すべてを包むから優しい
すべてを受け入れるから強い
(28 Sept. 2008 詩 ルカ)
【 バス停留所 】
「 そこは村の中心地です 」 …… と言っても、広い森の中の丁字路に銀色のノッポの火ノ見櫓 が立っていて、その周りに小さな公民館と四、五軒の民家、そしてバス停があるだけなのですが ……。
でもね、日に何回か、花の名のついた小さなバスが身をゆらしながらやって来るという、そのバス停ときたら、まるで ”メールヘン行の停留所 ” と云った風なのです。
(15 September 2008 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)
【ムクゲ (Hibiscus syriacus)】
木造校舎の板壁が深い木目を見せている。 中学生の頃に咲いていたムクゲが
今も咲いている。
(平成20年9月21日 長野県上田市 手塚・旧西塩田小中学校にて)
【山なみ】
蓼科山麓のたおやかな台地 …、 伝説の山・独鈷山 …、 松本平と上田盆地を
隔てる青木山脈 …、 そしてはるか日本アルプス(槍穂高連峰)へと続きます。
夕刻の狼森に見る、信州の山なみ四重奏です。
(平成20年9月22日 長野県小諸市 御牧ヶ原・狼森にて)
【音楽会】
「今夜街で開くコンサートの練習をしますが 聴いていただけますか」
「 ・・・ ええ よろこんで ・・・ 」
そんな会話で始まることの多い、高原の茶房の ” ほのぼの音楽会 ” です。
(平成20年9月14日 長野県小諸市 御牧ヶ原・読書の森にて)
●今日は、神奈川の 「草の輪」 のみなさんでした。 メンバーの輪(りん)さんから
電子郵便で紹介文が届きました。
《草の輪》
草野原に 輪になって
空のした 風のなか ゆったり歌おう 奏でよう
すべてが まあるく つながりますように
メンバー(左から)
・繊細な音色のマンドリン 「のん」
・自作のうたと語りの 「輪(りん)」 (ホームページ うたと語りの輪(りん))
・オリジナル詩的ギターと民族&手作り楽器の 「草」
【秋明菊 (Anemone japonica)】
洗面台の小瓶に秋明菊が挿してありました。 今年十何番目かの台風が東の海
を北北東に進んで温帯低気圧に変わろうとしています。
日本列島はおおむね晴れです。
(平成20年9月20日 長野県小諸市 自宅にて)
【やませみ珈琲】
グァテマラ産の高地の豆をていねいに焙煎した ” やませみ珈琲 ” 。 あの爽
かな香りとともに思い出すのは、A氏のやさしさばかりである。
(平成20年9月19日 長野県小諸市 自宅にて)
●関連記事をご覧ください → 磊落
【秋桜 (Cosmos bipinnatus)】
御牧ヶ原、初秋。 さわやかな日々がつづいています。
(平成20年9月14日 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)
【星の牧場・文学碑 (帝塚山学院大学)】
レモンのような月の光が
かじ場を のぞきこんでいた
鈴がひとつできあがる たびに
モミイチは 月の光にかざして
鈴をふってみた
庄野英二 「星の牧場」より
作者のお人柄そのままのような、ずいぶんとやさしい筆跡です。
この童話は、浅間山南麓(長野県御代田町)で誕生したと言われています。
浅間山南麓のこの高原をこよなく愛した作者 ・・・ 童話からは、この地にな
がれる清澄な風光が感じとれます。
●関連記事をご覧ください → 『 牧 場(星の牧場) 』
(文学碑の写真は、帝塚山学院大学図書館の方からお送りいただいたものです)
【洒落モノ】
「 この洒落モノは ・・・ ? 」 しばらく見入ったが、下に小さく
[ クリスタルボトルキャップ ¥〇〇〇〇- ] とあった。
(August 2008 長野県小諸市 マンズワイン小諸ワイナリーにて)
【ハゼラン (Talinum crassifolium)】
夕方の庭に、実に繊細な造りの花が咲いておりました。 家内に訊きますと、近所
のS夫人からいただいた花でハゼランというのだそうです。 別名を 「 三時草 」 と
云い、午後の三時頃に花開き闇せまる頃には閉じてしまうと云います。
(平成20年9月1日 長野県小諸市 自宅にて)
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