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2008年9月

2008年9月30日 (火)

浮島の鷺

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【浮島の鷺】
 ウォーキングの貯水池。 浮島に羽を休める鷺たちの動きを視ておりますと、こち
らの気分も随分とゆったりしたものになります。

           (September 2008  長野県佐久市 東京電力・杉ノ木貯水池にて)

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2008年9月29日 (月)

アケビ(Akebia quinata)】

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【アケビ(Akebia quinata)】
  毎年、森のきまった場所にアケビがなる。
 上品な色合いと香気高い甘さ ……  高原の秋である。 
 今は採る人もまれで、鳥たちがついばんだあとがあったりする。  

                 (平成20年9月28日 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)

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2008年9月28日 (日)

萩 (Lespedeza)

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    善光寺道と説くひとあり萩の道 

 (平成二十年彼岸  長野県東御市 北国街道・海野宿にて)

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2008年9月27日 (土)

狼森暮色

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                 狼森暮色 …  光彩流れ、やがてすべてを闇が支配します。

             (September 2008 長野県小諸市 御牧ヶ原・読書の森界隈)

やがて一色に塗り込められたが
たしかに輝いていた
その胡粉のような白も
露草の青も
鴇の朱も
漆黒のしたで息づいている
すべてを含むから深い
すべてを包むから優しい
すべてを受け入れるから強い

(28 Sept. 2008  ルカ)

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2008年9月26日 (金)

バス停留所

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【 バス停留所 】

 「 そこは村の中心地です 」 …… と言っても、広い森の中の丁字路に銀色のノッポの火ノ見櫓 が立っていて、その周りに小さな公民館と四、五軒の民家、そしてバス停があるだけなのですが ……。
 でもね、日に何回か、花の名のついた小さなバスが身をゆらしながらやって来るという、そのバス停ときたら、まるで ”メールヘン行の停留所 ” と云った風なのです。

(15 September 2008  長野県小諸市 御牧ヶ原にて)

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2008年9月25日 (木)

ムクゲ (Hibiscus syriacus)

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【ムクゲ (Hibiscus syriacus)】

 木造校舎の板壁が深い木目を見せている。 中学生の頃に咲いていたムクゲが
今も咲いている。

        (平成20年9月21日 長野県上田市 手塚・旧西塩田小中学校にて)

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2008年9月24日 (水)

丘の胡桃

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【丘の胡桃】

 狼森の奥の方で、木の実の落ちる音がする。
 丘の胡桃の青い実も、まろいまろい厚皮に割れ目が入りはじめています。

             (平成20年9月23日 長野県小諸市 御牧ヶ原・狼森にて)

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2008年9月23日 (火)

名残りの花

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【名残りの花】

 北国街道 海野宿。  名残りの花を咲かせる、面格子の家がある。

                  (平成20年9月22日 長野県東御市 海野宿にて)

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2008年9月22日 (月)

山なみ

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【山なみ】
  蓼科山麓のたおやかな台地 …、 伝説の山・独鈷山 …、 松本平と上田盆地を
隔てる青木山脈 …、 そしてはるか日本アルプス(槍穂高連峰)へと続きます。 
 夕刻の狼森に見る、信州の山なみ四重奏です。

             (平成20年9月22日 長野県小諸市 御牧ヶ原・狼森にて)

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2008年9月21日 (日)

音楽会

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【音楽会】

 「今夜街で開くコンサートの練習をしますが  聴いていただけますか」
 「 ・・・ ええ よろこんで ・・・ 」

  そんな会話で始まることの多い、高原の茶房の ” ほのぼの音楽会 ” です。

           (平成20年9月14日 長野県小諸市 御牧ヶ原・読書の森にて)

●今日は、神奈川の 「草の輪」 のみなさんでした。 メンバーの輪(りん)さんから
  電子郵便で紹介文が届きました。

 《草の輪》
 草野原に  輪になって
 空のした  風のなか  ゆったり歌おう 奏でよう
 すべてが  まあるく  つながりますように

 メンバー(左から)
 ・繊細な音色のマンドリン 「のん」
 ・
自作のうたと語りの 「輪(りん)」  (ホームページ うたと語りの輪(りん)
 ・
オリジナル詩的ギターと民族&手作り楽器の 「草」

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2008年9月20日 (土)

秋明菊 (Anemone japonica)

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【秋明菊 (Anemone japonica)】
 洗面台の小瓶に秋明菊が挿してありました。 今年十何番目かの台風が東の海
 を北北東に進んで温帯低気圧に変わろうとしています。
 日本列島はおおむね晴れです。
                    (平成20年9月20日 長野県小諸市 自宅にて)

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2008年9月19日 (金)

やませみ珈琲

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【やませみ珈琲】
 グァテマラ産の高地の豆をていねいに焙煎した ” やませみ珈琲 ” 。 あの爽
かな香りとともに思い出すのは、A氏のやさしさばかりである。

                                    (平成20年9月19日 長野県小諸市 自宅にて)
●関連記事をご覧ください →  磊落

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2008年9月18日 (木)

山羊牧舎

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【山羊牧舎】

 真白しろの山羊たちの牧舎は、赤屋根の牧舎です。

                   (September 2008  長野県佐久市 長野牧場にて)

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2008年9月17日 (水)

燈 火

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【燈 火】

 麓にひろがる村の明かり、 日がずいぶんと短くなりました。

                   (September '07  長野県東御市 御牧ヶ原にて)

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2008年9月16日 (火)

絹 雲

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【絹 雲】

 薄野の上に広がっていたのは、絹雲の空でありました。

             (September 2008 長野県小諸市 御牧ヶ原・読書の森にて)

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2008年9月15日 (月)

九月の庭

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【九月の庭】

 九月の庭、カフェからシャンソン(詩人の魂)がながれています。

(13 September 2008  群馬県渋川市 日本シャンソン館にて)

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2008年9月14日 (日)

秋桜 (Cosmos bipinnatus)

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【秋桜 (Cosmos bipinnatus)】

  御牧ヶ原、初秋。  さわやかな日々がつづいています。

                 (平成20年9月14日 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)

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2008年9月13日 (土)

四季の断想・九月

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【青い窓】                  2008 Sozan-an 

(13 September 2008  群馬県渋川市 日本シャンソン館)

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2008年9月12日 (金)

星の牧場・文学碑

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【星の牧場・文学碑 (帝塚山学院大学)】

  レモンのような月の光が
  かじ場を のぞきこんでいた
  鈴がひとつできあがる たびに
  モミイチは 月の光にかざして
  鈴をふってみた

         庄野英二 「星の牧場」より

 作者のお人柄そのままのような、ずいぶんとやさしい筆跡です。
この童話は、浅間山南麓(長野県御代田町)で誕生したと言われています。
 浅間山南麓のこの高原をこよなく愛した作者 ・・・ 童話からは、この地にな
がれる清澄な風光が感じとれます。 

関連記事をご覧ください → 『 牧 場(星の牧場) 』

(文学碑の写真は、帝塚山学院大学図書館の方からお送りいただいたものです)

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2008年9月11日 (木)

上州・下仁田

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【上州・下仁田】

 上信電鉄・下仁田駅。 レールは淡色の風景のなかを、関東平野へ向かって
 延びていた。
                  (平成20年9月7日 群馬県甘楽郡 下仁田町にて)

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2008年9月10日 (水)

洒落モノ

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【洒落モノ】

 「 この洒落モノは ・・・ ? 」  しばらく見入ったが、下に小さく
              [ クリスタルボトルキャップ ¥〇〇〇〇- ]  とあった。

            (August 2008  長野県小諸市 マンズワイン小諸ワイナリーにて)

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2008年9月 9日 (火)

白い道

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【白い道】
 信州・安曇野。 その白い道は、この地を深く愛した山岳写真家の記念館の方へ
と続いていた。
                                            (September '07  長野県安曇野市 豊科にて)

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2008年9月 8日 (月)

ある一枚の絵

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【ある一枚の絵】                  (画面クリック → 拡大)

 「見ていってください」 と、Y さんが解いた作品は100号の大作で、知人の画家さんに描いていただいたものという。
 なりわいの場所に青猫を抱いて立つ男性と、それを囲むやさしげな人そして動物たち。 大きな丸時計が静かに時を告げ、不思議な明るさが画面を漂い始めた。

 季刊誌に載っていたY さんの五行歌 (小諸懐古園下・千曲川河畔)
   投網する
   人の姿は夫に似て
   銀輪を追う
   ダムの
   真下に

 (平成20年9月6日 長野県小諸市にて)
  Mrs. Y. Ogihara : Approved

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2008年9月 7日 (日)

くるまとんぼ

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【くるまとんぼ】

 くるまとんぼの羽に 九月の風光る。

                     (平成20年9月6日 長野県小諸市 美里にて)

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2008年9月 6日 (土)

御牧ヶ原・晩夏

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【御牧ヶ原・晩夏】

 雲間から幾筋かの光が放たれ、青墨色の中に高原の夏が終わろうとしている。

                  (平成20年9月6日 長野県東御市 御牧ヶ原にて)

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2008年9月 5日 (金)

埠頭

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【埠頭】
 山国育ちにとっては、何もかもが ものめずらしい埠頭風景です。
 先の方で、佐渡行フェリーのアナウンスが聞こえます。

                   (8 September '07  新潟県上越市 直江津港にて)

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2008年9月 4日 (木)

しらさぎ (Eqretta)

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【しらさぎ (Eqretta)】

初秋の空のあんなに高い所を滑るように飛んでいく しらさぎの一団がいる

                                     (September 2008  長野県佐久市 千曲川 河畔にて)

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2008年9月 3日 (水)

ヘチマ (Luffa cylindrica)

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【ヘチマ (Luffa cylindrica)】
 飛騨・古川町、 軒にヘチマを這わせた、和ろうそくを商う家。
  歴史を重ねた店先に和やかな空気がながれている。

                                         (4 September '04  岐阜県 飛騨・古川町にて)

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2008年9月 2日 (火)

山の放牧地

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【 山の放牧地 】

 村の一番上はひろびろと、うつくしい緑の放牧地になっていて、牛飼いの家があります。

 (31 August 2008  長野県上田市 武石にて)

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2008年9月 1日 (月)

ハゼラン (Talinum crassifolium)

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【ハゼラン (Talinum crassifolium)】
 夕方の庭に、実に繊細な造りの花が咲いておりました。 家内に訊きますと、近所
のS夫人からいただいた花でハゼランというのだそうです。   別名を 「 三時草 」 と
云い、午後の三時頃に花開き闇せまる頃には閉じてしまうと云います。

                    (平成20年9月1日 長野県小諸市  自宅にて)

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