山のカモメ (Larus ridibundus)
【山のカモメ (Larus ridibundus)】
海から遠く離れた、本州中部山地の山田池の水面を飛ぶ白いカモメ ―― 子供の頃に信州塩田平で見たあのカモメは、夢の中の光景であったかと、長い間そう思っていた。
その光景を再び目にしたのは四十年後の信州佐久平であった。 水面を舞う数羽のユリカモメ (Larus ridibundus)。 シベリアからの渡り鳥で、さらに南へ渡っていくという。 ―― 晩秋に見る、遠い記憶 ” 山のカモメ ” である。
(8 November 2007 長野県佐久市 杉ノ木貯水池)
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コメント
>子供の頃に信州塩田平で見たあのカモメは、夢の中の光景であったかと、長い間
そう思っていた。
子供の頃から素敵なことを思っていたのですね。
投稿: みや | 2007年11月12日 (月) 13:09
みや様
「 カモメを見た! 」 と言っても、 「 山国にカモメがいるわけはない … 」 と、誰もが
信じなかった白いカモメです。
投稿: 蒼山庵 | 2007年11月12日 (月) 18:06