浅間山南麓の紅葉
浅間山南麓の紅葉
浅間山南麓の標高1000mを辿る山道 (通称1000m道路)
楓のうつくしい紅葉が続いておりました
(October 2007 長野県 小諸市 南ヶ原にて)
【 霧 】
エノコロクサ (Setaria viridis) の枯れた穂を包んだ霧の細粒。
十月も下旬になると、高原台地は冷え込んで、深い霧の朝が多くなります。
(20 October 2007 長野県 小諸市 御牧ヶ原・狼森にて)
【風 景】
上田市に住む甥夫婦が赤ん坊をつれて遊びにきた。
広々とした風景に … 若い嫁さんは、故郷の北海道のようでうれしいと言う。
季節外れの台風が本州・東沖を北上し、浅間山に三度目の冠雪があった。
(平成19年10月28日 長野県 佐久市 長野牧場にて)
【山ぶどう (Vitis coignetiae)】
森の奥の ” 山ぶどう ” が 今年もたくさんの実をつけました
(October 2007 長野県 小諸市 御牧ヶ原 農大の森で)
その葉の弁柄
実の紺青
人ではつくれぬ
暁の光りから生まれた
コロイドの霧の一点ずつが
着地して着地して深めていった
(27 October 2007 ルカ)
【シャンソン (Chanson)】
今、シャンソンが静かなブームであるという。 「 人生を歌う 」 シャンソンに魅かれて、歌手を目指す人や習おうとする人が随分多いそうである。そんな方たちのシャンソンを聴く機会が、夏から三回ほどあった。 中でも年配の方のシャンソンには、年をかさねてこそと云った感があり、シャンソニエを埋めた聴衆の共感をよんでいた。
この秋、シャンソン歌手 「 エディット・ピアフ 」 の、波乱の人生をたどった映画 『エディット・ピアフ ~愛の賛歌 ~ 』 が 全国で上映されている。 彼女ほどではないにしろ、誰の人生でも、歳月のスケールを少し圧縮してみればかなり ドラマチックなものである。 自分の、はたまた隣におられる御仁の人生を改めて振り返ってみたらどんなものであろうか。
リンク記事 : シャンソン(July 2001)
Photo : 20 Oct. 2007 Approved/Japan Chanson Museum
(24 Sept .2007 群馬県 渋川市 日本シャンソン館 プチ・コンサートで)
◆シャンソン関係の方からいただいたコメントを紹介させていただきます。
シャンソンは、人生をうたった3分間のドラマだとよく言われます。
その歌詞に込められた様々な人生模様。
同じ歌詞でも歌う人間が違えば、そこには違う人生模様が感じ取れます。
歌の上手下手とは関係なく、その歌に込められた、その人の想い…。
発表会に出演される方達の歌からは、その一曲一曲に込められた特別な想いが、
殊の外ストレートに伝わってくるような気がします。
つくづく思います…歌は心で歌うものなのだと……。
(投稿 羽鳥 | 2007年10月26日 (金) 23:08)
【蜘 蛛】
森に霧がながれ、コロイドのような微粒子が細い糸を被ってしまったものだから、
巧妙に張られた、さしもの、網も、バレバレである。
網の主も姿を潜めたまま、出てこようとはしない。
(平成19年10月20日 長野県 小諸市 御牧ヶ原・農大の森にて)
重たいのは
濡れたからかも知れない
空はあんなに晴れているのに
風は気持ちよく吹きぬけるのに
雲は思い切りのびのびと走っているのに
わたしのこころがぶらさがっているのは
ヒトシズクの不安に浸されてしまったからかも知れない
( 24 October 2007 ルカ )
【山羊 (Capra hircus)】
こちらも のんびらしてしまう 、 山羊のいる風景です。
10月、甘草も残り少なになってきました。
(18 October 2007 長野県 佐久市 長野牧場にて)
【 キジバト (Streptopelia orientalis)】
ラテンの名曲 『 ラ・パロマ La Paloma 』 ―― Palomaは 鳩の意味で、「 もしも一羽の鳩があなたの窓辺へいったならやさしくしてね、それは私の化身なの 」 という娘の純情を歌った曲であるそうです。
(出典: Ikemy's Guitar MIDI Listening Room)
―― シャンソン館の中庭に、いつもの鳩がきています。
(20 October 2007 群馬県渋川市 日本シャンソン館にて)
【 木の葉 】
銀行へ行った帰り、久しぶりに牧場(長野牧場)に寄ってみました。 桜並木に紅葉した葉っぱが、いっぱい落ちていました。
主人は写真を撮りながら ヤギたちと遊んでおりましたけれど、 私は きれいに色づいた葉っぱを ” これがお札に化けると いいんだけれど…… ” な~んて思いながら拾っていました。
たくさん拾ってきましたが、やはりそのままでした。
写真は、その、お札になり損ねた葉っぱたちです…… (蒼山庵内 筆)
(18 October 2007 長野県 佐久市 長野牧場)
【野鳥たちの池】
カワウ、マガモ、ヒドリガモ、アオサギ、シラサギ ―― 空には三羽のカモメ。
「 えっ 山国に カモメ ?? 」
「 ええ 渡りの途中のユリカモメです 」
東京電力小諸発電所第一調整池、一周1200mの池畔はわが家のウォーキングコースです。
(October 2007 長野県 佐久市 杉ノ木)
【入山辺の道祖神】
こうして肩を抱き合い、手をとり合って何百年もの時がながれました。
扉峠(1660m)への道 ―― 山里にみる、人々の祈り。
(平成19年10月14日 長野県松本市入山辺 上原集落にて)
【峠にて】
上っていった峠は、一本の楓が紅葉していた。
周囲はまだ緑が濃く、それはひと際美しくみえたのだけれど、秋そして冬…… やがて訪れる、この高地の厳しい季節の前ぶれのようにうつろう色は、どこか哀しいものが感じられてならなかった。
(フォトスケッチ : 平成19年10月14日 長野県小県郡長和町 扉峠にて)
ふと 見上げた空に 虹
(三省堂 広辞林) にじ [ 虹 ]
日光が水滴の中に入って屈折反射する際分散するために生ずるスペクトルの配列で、内側が紫、外側が赤であるのが普通である。 ( それにしても みごとです )
(October ’04 長野県 小諸市 自宅にて)
【カルガモ (Anas poecilorhyncha)】
通年をこの地で過ごすカルガモ。 今年も随分家族をふやしました。
秋の空の青さを映す広い水面、 発電所調整池の堤で 日向ぼっこのカルガモたち
北の国から、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、キンクロハジロなど、たく
さんの水鳥たちが渡ってくるのは間もなくです。
(October 2007 長野県 佐久市 杉ノ木 東京電力千曲川発電所調整池にて)
【五郎兵衛新田で】
稲刈りが始まりました。 かつては鋸状の刃のついた稲刈鎌でザッグ ザック と一
株づつ刈り取ったものですが、今は大形機械によって あっという間に終わってしま
います。 米どころ・信州佐久平。 遠く 浅間嶺を望む五郎兵衛新田に、風物詩の
長いハゼが並び始めておりました。
(平成19年10月6日 長野県 佐久市 浅科地区)
●関連記事はこちら → 五郎兵衛米
【都会の緑】
姪の結婚式が丸の内で行われた。 和やかな会場に新郎新婦のピアノ連弾による
調べがながれている。 外は雨、美しい都会の緑がひろがっていた。
(平成19年10月8日 東京都 千代田区 丸の内)
【村の運動会】
鎮守の森のグランドで、区(村)の運動会がありました。
幼児からお年寄りまで大勢の参加者。 区民の絆が深まる楽しい行事です。
巻雲がきれいな一日でした。
(平成19年10月7日 長野県 小諸市)
四季の断想(十月) 2007 Sozan-an
八ヶ岳山麓 大石集落からの道
十月の陽ざしがススキの穂先でゆれていた
(平成19年10月6日 長野県 南佐久郡 佐久穂町・大石集落にて)
光りのひとつぶたちは
降りてきては羽をやすめるのだ
かるかやの種子ひとつぶたちにとまって
(6 October 2007 ルカ)
【百日草 (Zinnia elegans)】
庭の百日草にさしこむ、しずかな朝の光。
「 そろそろ パラソルをしまわなければ … 」 と 家内。 キアゲハ蝶と百日草
(平成19年10月4日 長野県 小諸市 自宅にて)
せぃのびして
そう もそっとこっち
あ さわった
あったかあったか
ふぅー ほぅー
ね きもちいいね
ね おひさまはね
( 6 October 2007 ルカ )
【続・狼森のクルミの木 宮沢賢治のように 】
こどもたちは、大きなクルミの木にむかって、声をそろえて叫びました。
「 実を ひろっても いいかあ 」
「 いいぞお 」 大きなクルミの木はこたえました。
そして、ぱさぱらと実をふらせたのでした。
(フォトスケッチ : October 2007 長野県 小諸市 御牧ヶ原にて)
【燈火親しむの候】
燈火親しむの候、随分と日が短くなりました。
夕方六時、信州小諸・旧北国街道の宿場通り … 家路につく、勤めの人たちの車
が続いておりました。
(平成19年10月3日 長野県 小諸市 本町通り)
【茄子 (Solanum melongena)】
西洋茄子 …… 伊語のような 仏語のような 洒落たカタカナの名前を教えてもらったのですが、5メートルも歩かないうちにすっかり忘れてしまいました。
「 ろばろばマルシェ 」 で 家内が買い求めた、なんともきれいな西洋茄子です。
(29 September 2007 長野県 小諸市 自宅にて)
最近のコメント