先生たちの一枚の絵
【先生たちの一枚の絵】
昭和の初期かと思われますが、信州の尋常高等小学校の先生方がお金を出し合って絵を買い取り、若い画家を支援するといったことがあったようです。
そんな一枚が実家に今もそのままにあります。 身近にいた ” 沢蟹 ” が題材でしたから、小さな頃から親しみをもってながめたものでした。 何かを話しているような…… 人のようにも見える蟹…… それが日本画家 ” 望月春江 ” の作品であると知ったのは随分と後になってからのことでした。
何年かぶりに見た絵…… 一枚の絵に、当時の先生方の心意気や誇りといったものが見えてきたのでした。
(平成19年7月1日 長野県 上田市 塩田平の実家にて)
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コメント
どんなカメラでこんなにきれいに芸術的に撮れるんだろうと妻と見ている。懐かしさを感じることも、心を和むこともあって。
投稿: フォークダンス | 2007年7月 2日 (月) 18:44
フォークダンス様
ご夫婦でダンス教授で活躍のご様子をほほえましく拝見しております。 私のブログもご覧いただきありがとうございます。奥様へよろしくお伝えください ◆昨日今日と上山田温泉で小中学校の同年会がありました。Oguchi君も元気で出席しておりました。
投稿: 蒼山庵 | 2007年7月 2日 (月) 20:12