三国峠 (1730m)
【三国峠 (1730m)】
切り通しの向こうは武州の空、エンジン音を響かせて一台の車が上ってきた。 武州から信濃へ、この峠を歩いて越えたのは、もう40年以上も前のことです。
(30 May 2004 三国峠 : 長野県 南佐久郡 川上村・埼玉県 秩父市)
【三国峠 (1730m)】
切り通しの向こうは武州の空、エンジン音を響かせて一台の車が上ってきた。 武州から信濃へ、この峠を歩いて越えたのは、もう40年以上も前のことです。
(30 May 2004 三国峠 : 長野県 南佐久郡 川上村・埼玉県 秩父市)
【ホタルカズラ (Lithospermum zollingeri)】
―― 中学生は、それから私の方を向いて、今度夜に来てみましょうか、と言った。 それは、この花の色の光るような鋭さから青い豆ランプを連想し、このあたりが暗くなると青い光がどんなに綺麗だろうと想像したからに違いなかった。
アトリエ風信刊 串田孫一著 「 野生の花 」より
(Photo. May 2006 長野県 小諸市 御牧ヶ原 にて)
ほらあのほしはきみとなりがぼく
はなれないよそばにいるよずっといっしょさ
こんなにたくさんのなかからきみをみつけた
だっておなじときをえらんでまたたいたんだ
きっとずっとまえからよびあってた
そうぼくらはよびあっていた
(31 May 2007 詩 ルカ)
【宿場通りで】
「 折角ですから 寄っていかれたら いかがですか 」 と、すすめられた宿場通り。
通りから奥へ、旧い記憶をたどるかのような小路が続いていた。
(平成19年5月23日 長野県 東御市 北国街道・海野宿にて)
【ハイブリッド列車・キハE200 】
近くの駅で見かけた、あざやかなブルー ・・・ 世界初 と言われる低燃費・低公害の
ハイブリッド気動車・キハE200 です。 この夏の営業運転にむけて試運転が始まっ
たようです。 小諸~小淵沢間 78.9Kmを結ぶ八ヶ岳高原線(JR小海線)です。
(平成19年5月24日 長野県 小諸市 JR小海線・三岡駅にて)
リンク記事 : キハ112とすれちがうハイブリッド列車・キハE200
H夫妻の肖像 F8号 2007 Mari
弾けるようなストロークと透明感のあるパワフルな色彩 ―― 写真ではなかなか捉まえきれません。
『 H夫妻の肖像 』 現代アーチストの方の作品で、モチーフは私ども夫婦とのことです。
(23 May 2007)
【開 拓】
御牧ヶ原台地の開拓の歴史は1870年(明治3年)に始まったという。
わずかな天水に用水を頼るしかなかったこの台地には、入植者によってその数
数百とも云われる溜池が築かれたが、旱魃も多く、また標高800mの寒冷地とい
うこともあって、それは苦難の歴史でもあったようである。
この台地の農業がようやく安定するのは、1961年(昭和36年)に始まる蓼科山
麓・女神湖からの総延長50Kmを超える導水管が完成してからという。
御牧ヶ原台地に、満々と水を湛える水田 …… 先人が夢みた光景である。
(平成19年5月21日 長野県 小諸市 御牧ヶ原)
【高原の空】 ― 後方は八ヶ岳連峰(横岳・赤岳・阿弥陀岳) ―
高原の空 果てしなく 夢 また果てしなく
アレキサンダ― ・ シュライハ― ASK13
(25 May '06 長野県 諏訪市 霧ケ峰高原にて)
【天と地のはざまで】
天と地のはざまで ・・・ 信州・御牧ヶ原台地
耕運機の音が響く 夕暮れの丘、 そろそろ今日の作業はおしまいです。
(平成19年5月15日 長野県 東御市 御牧ヶ原 南部にて)
【続 ・ 緑響く】
今日はうれしいことに、茶房 「 読書の森 」で素敵な女性にお会いすることができま
した。 埼玉からこられた、ブログ仲間の 「 ヨピさん 」 と 「 なずなさん 」 です。
「 読書の森 」 のすろうりぃ夫妻も、犬のノンも、ロバのジグも、わが家内も大歓迎でした。 この季節の緑のように爽やかな、それはそれは素敵なお二人でした。
ご自宅から高速で一時間半とのことですから、隣町か隣村へ散策にでも ・・・ そん
な感覚で、またおいでいただければと思います。 緑響く ・・・ 新緑のうつくしい五月
の一日でした。
(Photo. : 平成19年5月 東信州 新緑の長野牧場)
【八ヶ岳の裾野で】
信州の五月、 八ヶ岳の裾野に広がる水田地帯。
高土手いっぱいに、芝桜を咲かせる人がいる。
(平成19年5月12日 長野県 諏訪郡 原村にて)
【立夏の雪】
5月10日、天候急変、夜半にかけて大荒れとなる。
風神、雷神、龍神 ・・・ 跳梁。 浅間嶺に見た、二十四節気 ・ 立夏の雪。
(平成19年5月11日 長野県 小諸市 自宅にて)
【ヒメジョオン (Erigeron annuus)】
高原の、こんな高いところまで上がってきて咲く ヒメジョオン。
そんなに たくましくなければ、すこしは大事にされたであろうに。
そんな評価は無関係と、すまし顔の白花 ・・・ シジミ蝶がやってきた。
(July 2005 長野県 南佐久郡 佐久穂町 八千穂高原で)
【やまぶき (Kerria japonica)】
はるとあきいづれこいぬにあらねども かはずなくころやまぶきのはな
良 寛
田んぼに水がはいったらしく、夕暮れの南谷の方でわき立つような蛙の声がして
いる。
(Photo. : 2 May '05 長野県 小諸市)
【忘れな草 (Myostis)】
ずうっと昔、八ヶ岳の山裾で 「忘れな草」 のそれはそれは見事な大群落を見たことがありますが、それが、いったい何処であったのか、思い出せないでいます。
(平成19年5月7日 長野県 小諸市 自宅の庭で)
【若葉のうつくしい並木で】
若葉のうつくしい並木を行く若い家族がいる。 近頃の男性は感心なことに、育児や家事、買物も、奥さまを助けて ごくあたり前にやるようである。 「 それに引きかえ あなた(たち)は 見事なまでに 何もしなかった ・・・ 」 と 家内。
どう考えてみても、確かに何もしなかったし、今だってそのままである ―― 慌てて話題をかえた。
(平成19年5月4日 長野県 佐久市 長野牧場・桜並木で)
それはもう うつくしいというほかなくて ひなの家
(平成19年5月1日 長野県 上田市 武石余里にて)
● 自由律句など、「蒼山庵 ときどきフォト俳句」 こちらからどうぞ。
https://sozanan.cocolog-nifty.com/mount_/2007/04/post-677f.html
・右欄のダイジェスト
「ときどきフォト俳句」 からも入れます。
【花桃の里 (Prunus persica)】
「 こんにちは 」 学校帰りの子供たちが、元気に挨拶をして通り過ぎていった。
武石川の支流に沿った山あいの集落は、夢のような光景をみせていた。
(平成19年5月1日 長野県上田市武石余里 : 旧武石村)
●もう一枚もどうぞ → 続・花桃の里
(それはもう うつくしいというほかなくて ひなの家)
ねえあか、きみのおかげでぼくはしろ
いいえしろ、あなたがいるからわたしはあか
なにふたり、きみたちをうつすためぼくはあお
いやあお、あなたにいだかれるからわたしはみどり
きみがいるからぼく
あなたがいるからわたし
(3 May 2007 詩 ルカ)
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