青い影
【青い影】
遠く、大気の果てに沈もうとしている太陽。
浅間火山の 噴出堆積層が侵食されてできたという 白赤色の崖に投影された木立
の影 ―― 心象の先にみた 青い影の不可思議。
(平成19年4月10日 長野県 小諸市 南谷にて)
● 日没時、約70km先からの大気を通過して、波長の短い、紫青系の光が減衰し
た太陽光線と、崖の白赤色との相乗効果によって生じたものと考えられますが、それ
にしても不思議な ”青色の影” です (15分間ほどで日没と共に消えました)。
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コメント
樹に血が通っている
きっと わたしよりも熱い
投稿: ルカ | 2007年4月11日 (水) 05:38
何か、いろいろな画面が重なって心象風景のような絵みたいですね。不思議な躍動感を感じます。
投稿: ムラムラ | 2007年4月11日 (水) 20:41
ルカ様
詩や文章で、”青い影 ”という表現をよく目にしますが、自然界にほんとうにあることにびっくりしました。 きれいな薄青色でした。
投稿: 蒼山庵 | 2007年4月11日 (水) 20:48
ムラムラ様
白い崖が数キロも続く谷の、不思議な青色でした。 ムラムラさんの深海魚の海にも
こんな青色があるかも知れませんね。
投稿: 蒼山庵 | 2007年4月11日 (水) 20:59