« 道 | トップページ | クレーン »

2007年2月 2日 (金)

冬晴れ

011224

【 冬晴れ 】

 「 信州ですか…… 雪がたいへんでしょう 」 と、出先で訊かれることがよくある。 冬の信州といえば、大概の人は駅のポスターにあるような雪国を想いうかべるようであるが、信州の降雪は北アルプス、信越国境の山々など、本州脊梁山脈を境にはっきりと分かれる。
 県北部の、JR飯山線の森宮野原付近では9mに近い気の遠くなるような積雪記録があるが、その一方、県の中部や南部では、脊梁山脈が盾となって晴天が続き、寒風だけが吹き抜けていく。 
 私が住む県中部・東端の高原台地は、内陸性気候の、降水量が全国で最も少ない地域といわれ、一冬の降雪も数えるほどである。 この地の冬の印象は、あっけらかんとした冬晴れの空である。

 (Photo.:December 2001  長野県北佐久郡軽井沢町にて)

|

« 道 | トップページ | クレーン »

コメント

群青?
というよりは
コバルトブルー?
あっけらかん には
どの色の名前が似合いますか?

この空とも
つながってるはず・・・
そう思って見上げよう。

投稿: ルカ | 2007年2月 3日 (土) 06:53

ルカ様 おはようございます ◆ルカさんの見る空は、どんな空! ・・・ あっけらかん

投稿: 蒼山庵 | 2007年2月 3日 (土) 08:51

脊梁山脈を境に色々な表情を持つ信州、広いんですね。
降水量が少ないのに、あっけらかんとした空の下、すぐ近くに雪が望める
・・・なんて贅沢な場所でしょう。

投稿: ヨピ | 2007年2月 3日 (土) 16:35

ヨピ様  今日も冬晴れ、快晴でした。 南北に長い長野県の大きさは、北海道、岩手県、福島県に次いで4番目だそうです。冬の気候もそうですが、北と南では、方言や話し方も随分違います ◆南の飯田市の方へいきますと、尾張弁、三河弁といった中部圏に近いものになります。 お互い、同じ信州人とは思えないと笑ったことがありますが、郷土を愛する心は同じです。

投稿: 蒼山庵 | 2007年2月 3日 (土) 20:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 道 | トップページ | クレーン »