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2006年11月

2006年11月30日 (木)

緑と青と

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【緑と青と】

                   と青のComposition  御牧ヶ原台地 初冬のうた

               (平成18年11月24日 長野県 小諸市 御牧ヶ原にて)

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2006年11月29日 (水)

秋のなごり

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【秋のなごり】

 初冬の上田城址公園  枯葉舞う通りに 秋の名残りの一本のカエデ

       (平成18年11月29日 長野県 上田市 上田城址公園前の通りにて)

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2006年11月28日 (火)

初冬の色

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【初冬の色】

 初冬の色といえば、 ここ浅間山麓では 明るく透きとおるような空の青さです。

                   (29 November 2005 長野県 小諸市 南ケ原にて)

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2006年11月27日 (月)

ヤシャブシ (Alnus firma)

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【ヤシャブシ (Alnus firma)】
 名前を知る人はほとんどいないから、役に立つ木とはいえないようである。
 冬枯れの尾根にヤシャブシの褐色の実、春への芽は既に用意されている。

             (平成18年11月24日 長野県 佐久市 大河原峠への道で)

●ヤシャブシ : 陽あたりの良い場所を好み、樹高は7m前後。 信州では山岳道路の土手などに多く見られる。 邪魔になるのか、道路沿いの枝が切り払われていたりする。 写真の実はほぼ原寸、種子は既に散っている。 鈴なりの趣のある実は一年以上そのままの形を保つことから、わが家では、玄関脇の壷に三尺ほどの枝を投げ入れで飾る。

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2006年11月26日 (日)

カラマツの道を行く

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【カラマツの道を行く】

 晩い秋 カラマツの道をゆく人あり

                 (平成18年11月26日 長野県 佐久市 長野牧場)

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2006年11月25日 (土)

ブリューゲル (Brueghel)

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【ブリューゲルの絵のように】

 夏の日の噴水は 今は静かで 冷えた水面に枯葉をうかべている

(平成18年11月23日 群馬県 渋川市  日本シャンソン館 中庭で)

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2006年11月24日 (金)

二十四節気・小雪

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【二十四節気・小雪】
 二十四節気の小雪、 まだ街には本格的な降雪はないが、遠い山には雪が見られ
 るころである。
 信州・御牧ヶ原 ・・・   浅間に光る雪、柿の木で百舌の高啼きが聞こえていた。

                (平成18年11月24日 長野県 東御市 御牧ヶ原にて)

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2006年11月23日 (木)

シャンソニエ

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【シャンソニエ】

 Mieko Kobayahi   chanson concert en automne 2006
 シャンソニエをうめた聴衆。  家内の知人、シャンソン歌手・小林美恵子さんの
  秋のコンサート。  それは ” 枯葉 ” で始まった。

(平成18年11月23日 群馬県 渋川市  日本シャンソン館 シャンソニエにて)

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2006年11月22日 (水)

諏訪盆地黎明

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【諏訪盆地黎明】            ―  小諸市在住 M.. 桜井氏  提供 ―

 半球の空にかかっていた銀河が 淡い光の中に消えていった
 天地降霜 高ボッチ高原に見る諏訪盆地黎明

           (平成18年11月18日 長野県 高ボッチ高原にて M.. 桜井氏 撮影)

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2006年11月21日 (火)

続・ツルウメモドキ (Celastrus orbiculatus)

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【続・ツルウメモドキ (Celastrus orbiculatus)】

 街なかウォーキング。  その小路は、ツルウメモドキの土蔵の前で行き止まりにな
 っていた。
                    (9 November 2005  長野県 小諸市 与良町にて)

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2006年11月20日 (月)

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【 虹 】
 発達した低気圧が東方海上を北北東に抜け、荒れた一日となった。
 「にじ だ」 「にじが でてる」 ・・・ 裏の方で、小学生たちの声がする。
 雨雲に覆われた浅間山の方角に、見事な虹がでていた。  山は雪だろうか。

                    (平成18年11月20日 長野県 小諸市 庵にて)

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2006年11月19日 (日)

中仙道・和田宿にて

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【 中仙道 和田宿/丸ポストのある風景 】

 「 新そばの粉ができました 」 という便りが届いて、家内と中仙道・和田宿のT夫妻宅へ伺った。 昨年、役場の重職を辞して、今は標高850mの畑で そばと野菜を作っているのだという。 夫妻の会話からは、自然とともにある山間の穏かな暮らしぶりがうかがえた。
 奥さまの懐で 三ケ月という初孫が眠っていた。 縁あって四十年余り、互いの家に流れた時を思った。 哀歓、相半ばか。

(平成18年11月18日 長野県 小県郡 長和町 中仙道・和田宿にて)

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2006年11月18日 (土)

淡雪

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               空は初冬の色 浅間嶺に淡雪流る

                       (平成18年11月16日 長野県 小諸市)

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2006年11月17日 (金)

カラマツ立木 (Larix leptolepis)

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【カラマツ立木 (Larix leptolepis)】

 「 天にむかって 真っ直ぐ伸びよ 」 と教えたのは 誰。

             (Photo. : 8 November 2003 長野県 佐久市 長野牧場にて)

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2006年11月16日 (木)

信濃追分

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【信濃追分】

 叢から飛び立ったヒヨドリが二羽
 高く澄んだ声を残し 弧を描いて
 カラマツの林へ消えていった
  信濃追分 この清澄な地は堀辰雄 立原道造の世界でもある

(4 November 2001 長野県 軽井沢町 追分にて)

●こちらのブログ記事もご覧ください 蒼山庵ブログ展(作品集)

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2006年11月15日 (水)

赤と黒

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【赤と黒】

 赤と黒の対比  琉球王朝450年の夢

                 (November 2004  沖縄県 那覇市 首里城正殿にて)

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2006年11月14日 (火)

黄葉・カエデ (Acer palmatum)】

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      城址で見かけた黄葉  ――  言葉なし

                (平成18年11月13日 長野県 小諸市 懐古園にて)

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2006年11月13日 (月)

浅間山・冠雪

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【浅間山・冠雪】
  猛烈に発達した低気圧がオホーツクへ抜け、列島の北部は大荒れの天気となった。
信州でも強風が吹いて、大町、松本、軽井沢では初雪が観測されたという。
 午後、連峰を覆っていた雲がきれて、雪の浅間山が姿をみせた。 やってくる冬への心構えを促すような白さをもって。

                 (平成18年11月12日 長野県 東御市 八重原にて)

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2006年11月12日 (日)

白樺木立 (Betula platyphylla)

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                    静かに 冬をまつ

                     (平成18年11月 長野県 霧ケ峰高原にて)

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2006年11月11日 (土)

柿 (Diospyros kaki L.)

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【柿 (Diospyros kaki L.)】

     里古りて 柿の木もたぬ 家もなし (芭蕉)

     信濃国塩田平、はるか浅間嶺は雪。

                   (9 November 2002 長野県 上田市 塩田平 山田)

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2006年11月10日 (金)

富士山

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【富士山】
 外国からの観光ツアーの一団から、大歓声が上がっている。
 霧ケ峰快晴、八ヶ岳の伸びやかな裾野の先に、富士の雪姿があった。

                      (平成18年11月 長野県 霧ケ峰高原にて)

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2006年11月 9日 (木)

カラマツ (Larix leptolepis)

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 カラマツの群れ、秋の終章をうたう。

  (平成18年11月 長野県 小県郡 長和町 大門峠にて)

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2006年11月 8日 (水)

高原 (Ⅱ)

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【高原 (Ⅱ)】

 のぼって行ったそこには誰もいなくて、透きとほった日差しの中で、ただ白く、ススキの波がゆれているのでありました。

 (平成18年11月 長野県 霧ケ峰高原にて)

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2006年11月 7日 (火)

古塔の秋

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【古塔の秋】     ―  大法寺国宝三重塔  ―

 塔のすがたが、山間の秋をいっそう深くしている。

  (6 November 2004 長野県 小県郡 青木村にて)

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2006年11月 6日 (月)

カエデ (Acer palmatum)

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【カエデ (Acer palmatum)】

 おくやまに もみじふみわけ なくしかの  こゑきくときぞ あきはかなしき
                                                   (読人 猿丸大夫)

 小学生の低学年のころ、九歳年長の姉たちとした小倉百人一首カルタとり。
 そらんじて言えた たったの一枚、いつも姉たちが取らせてくれた一枚である。

          (平成18年11月5日 長野県 北安曇郡 池田町 大峰高原にて)

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2006年11月 5日 (日)

アルプス山麓の空港

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【アルプス山麓の空港】
 16:15発 大阪行 JAC2276便、 ボンバルディアDHC8-Q400型機がターボプロップエンジンを轟かせて離陸していきました。  山間に開けた信州の空を急上昇し、やがて小さく機影を光らせてアルプスの峰を越えていきます。  札幌、大阪、福岡へ一日一往復―― 子供たちの夢をはぐくむ、アルプス山麓の小さな空港です。

 (平成18年11月5日 長野県 松本市 「信州まつもと空港」 にて)

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2006年11月 4日 (土)

落葉

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【落葉】
 霜が降りたふうもないが、丘の上の三本のクルミの木は、すっかり葉を落として
 しまっている。  丘を吹きぬけた、あの風の仕業かもしれない。

                 (平成18年11月4日 長野県 小諸市 御牧ヶ原にて)

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2006年11月 3日 (金)

秋の陽

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【秋の陽】

 穏やかな一日だった。 カラマツも、牧草地も、山羊たちも
 みんな、秋の陽につつまれていた。

                (平成18年11月3日 長野県 佐久市 長野牧場にて)

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2006年11月 2日 (木)

石置き屋根

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【石置き屋根】
 長野県上村、下栗の集落。  「 ここに分校ありき 」 の碑がたっている。
 赤石山脈の山高く、秋の日差しいっぱいの石置き屋根の家で、母さんたちが
 蕎麦を打っている。  母さんたちの打つ蕎麦は、昔ながらの素朴な蕎麦だ。

          (21 October 2006  長野県 飯田市上村 下栗集落 はんば亭にて)

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2006年11月 1日 (水)

絹雲 (Cirrus)

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【絹雲 (Cirrus)】           
 絹雲は最上層の雲で、上空5000から13000mという。 秋も終わりに近づくと、ぼつぼつ冬の季節風が吹き始めるが、日本列島の上空では、それよりも前に、強い偏西風、ジェットストリームが連日吹きまくるようになる。 その存在を知らせるのは、このジェット気流に乗ってきた絹雲である。 雲粒はすべて氷の結晶で、純白の薄絹のような色を持って、かなりのスピードで西から東へ流れていく。
 この雲が見られるようになると、まもなく日本列島には本格的な冬がやってくる。

                         (November 2004  長野県 軽井沢町にて)

●参考文献 : 雲 その生態と天気予報昭和43年 山と渓谷社)

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