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2006年9月

2006年9月30日 (土)

陽ざし

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【陽ざし】
 牧場の午後、 秋のやわらかな陽ざし ―― 。
 写生会があったらしく、小学生が絵筆を洗っていました。

                (平成18年9月30日 長野県 佐久市 長野牧場にて)

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2006年9月29日 (金)

軽井沢にて

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【軽井沢にて】
 車のエンジンオイルをしばらく交換していなかったことに気がつき、軽井沢のディ―ラ― ヘ行った。
 「 もう 秋ですね…… 」 フロントの女性が珈琲をいれながら言った。
 窓の外の、桜の葉が色づいていた。

              (平成18年9月29日 長野県北佐久郡 軽井沢町にて)

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2006年9月28日 (木)

大地と空と

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              大地と空と     ―  狼森の一本の木 ―

                        (September 2005 長野県 小諸市 御牧ヶ原)

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2006年9月27日 (水)

ウド (Aralia cordata)

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【ウド (Aralia cordata)】
 散策途中の林。 秋の 和らいだ陽射しの中で、ヤマウドの種がはじけている。
 早春 ―― 、 そんな 秋の日の記憶をたよりに ウド掘りにでかけるのだが、確かにあったはずのウドは見つからず、枯野がひろがっていたりする。
 変化する自然の中では、人の記憶はあてにならないことが多い。

                 (平成18年9月23日 長野県 小諸市 御牧ヶ原にて)

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2006年9月26日 (火)

灯かり

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【灯かり】

 裏通りに灯かりがともる窓があった。

 遠い昔にみた格子窓 ―― 三弦の爪弾きが聞こえていた。 「 芸者さんのお稽古…… 」 という風なことを、母が言った。 幼い頃 連れられて行った、古い温泉地。

 (写真 : 平成18年9月 長野県 小諸市 本町にて)

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2006年9月25日 (月)

陶器

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【陶器】
 秋になって玄関の器が入れ替わっていた。
  家内が好む茶系色の皿 、陶芸五年目頃の作品で 登り窯での焼成という。
 ――  陶芸歴17年、よくぞ続けていると感心する。

                            (平成18年9月25日 蒼山庵)

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2006年9月24日 (日)

夕映え

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【夕映え】                 ― 槍・穂高連峰 ―

 北アルプスと 夕映えと ――  美しいのは 闇下りる一瞬です。

             (平成18年9月24日 長野県 小諸市 御牧ヶ原 狼森にて)

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2006年9月23日 (土)

アケビ (Akebia quinata)

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【アケビ (Akebia quinata)】       ― 山のおみやげ ―
 森の入口に軽トラックが停まっていて、荷台にアケビがのっていました。
  孫へのお土産だそうです。

                 (平成18年9月23日 長野県 小諸市 御牧ヶ原で)

●岡山の方のブログで 「 むべ 」 という果実があるのを知りました。  図鑑によると、アケビの仲間で関東南部以西に分布する常緑樹のようです。 どんな 風味なのでしょう。 「むべなるかな」という、古くからの言葉があるそうです。

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2006年9月22日 (金)

石仏

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【石仏】
  S氏から、石仏の写真が送信されてきた。 近くの寺院の名が記されていて
 「 散策していると ・・・  色々なものが見えてきます 」 と、ある。
 慈眼視衆生 福聚海無量   観世音菩薩だろうか、穏やかな思惟像である。

     (写真 : S氏撮影  平成18年9月16日 長野県 小諸市 鷹取山玄江院)

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2006年9月21日 (木)

すすき (Miscanthus sinensis)

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【すすき (Miscanthus sinensis)】

 このところ、やさしい色の日没がつづいています。

                   (平成18年9月21日 長野県 小諸市 御牧ヶ原)

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2006年9月20日 (水)

浅間山 ・ 9月

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【浅間山 ・ 9月】

 日本海を北北東に進んだ台風は、オホーツクの海で温帯低気圧になりました。
 ―― 日本列島は、おおむね快晴です。

  (平成18年9月20日 長野県 北佐久郡 御代田町)

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2006年9月19日 (火)

金剛力士像

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【金剛力士像】
 人々を悟りの世界に導くという  ――
 人間本来無一物  善男善女 みな親しみをもって仰ぐ金剛力士像です。

                 (平成18年9月 信濃国 善光寺 金剛力士阿形像)

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2006年9月18日 (月)

サルビア (Salvia splendens)

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【サルビア (Salvia splendens)】
 遠くで牛の声がしている。
 家族で営むという牧場は、サルビアの花であふれていた。

                     (September 2005  埼玉県秩父郡 吉田牧場)

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2006年9月17日 (日)

建築意匠

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【建築意匠】

 仏都にみる大正浪漫  善光寺大門通り  旧藤屋ホテル

                         (平成18年9月 長野県長野市 大門)
                          ●Photo. : ポスタリゼーション処理

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2006年9月16日 (土)

姨捨集落にて

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【姨捨集落にて】

 先人が営々と築き、今につたえる棚田は二千枚という。 幼児の手をひいたお母さんがにこやかに挨拶をかえして姨捨駅への道を上がっていった。

 (27 September 2003  長野県千曲市 篠ノ井線・姨捨駅近くで)

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2006年9月15日 (金)

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【 霧 】

 9月の朝、 梓川の水を湛えるというダム湖は  青い霧の中にしずんでいた。

                          (平成18年9月 長野県松本市 奈川)

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2006年9月14日 (木)

小さな駅

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【 高原鉄道の小さな駅 】

 JR小海線には31の駅がありますが、そのうち21は無人駅とのことです。 散策コースにある美しい名前の ” 美里駅 ” もそんな駅のひとつです。
 高原風情ただよう、白いフェンスの小さな駅です。

(平成18年9月 長野県小諸市 JR小海線美里駅)

●こちらもご覧ください → 八ヶ岳高原線(JR小海線)

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2006年9月13日 (水)

番所大滝

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【番所大滝】
 約5万年前、乗鞍岳の噴火によって形成された溶岩台地。
 悠久の、時のながれ ――
 60mの大溶岩層を侵食し 後退を続ける大瀑布、番所大滝。

                     (平成18年9月9日 長野県 乗鞍高原にて)

 ●リンク記事 : 唐沢ノ滝 (長野県菅平高原)

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2006年9月12日 (火)

コモロスミレ (Viola mandshurica f. plena)

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【コモロスミレ (Viola mandshurica f. plena)】
 先週お会いした小諸市職員の方の名刺に、コモロスミレがデザインされていた。
 このスミレは二重から八重の花弁を持つ、たいへんめずらしい品種という。 大正時代に市内の寺院で発見され、昭和48年に「小諸市の花」に制定されている。
 何年か前、庭先に見なれないスミレを見かけたが、これがコモロスミレであった。 その後、庭のあちこちに随分と勢力をのばしている。 気高くも力強いスミレである。

(平成18年9月12日 蒼山庵)

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2006年9月11日 (月)

清澄

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【清澄】
 中部山岳の森林限界は標高2400~2500mであるという。
 森林限界を越えた先にカール状地があって、小さな池がハイマツと岩の世界を写している ―― 天上の清澄さをもって。

                 (平成18年9月9日 中部山岳国立公園 乗鞍岳にて)

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2006年9月10日 (日)

チングルマ (Geum pentapetalum)

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【チングルマ (Geum pentapetalum)】     ― 乗鞍岳にて ―
 森林限界を超えた斜面にチングルマの薄紅色がひろがっていた。 チングルマの印象といえばこの冠毛姿である。 白いという花はいったいどんなふうだったのか、今も思いだせないでいる。

              (平成18年9月9日 中部山岳国立公園 乗鞍岳・畳平で)

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2006年9月 9日 (土)

乗鞍岳にて

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【乗鞍岳にて】

 標高2700m、チングルマが薄紅色の冠毛をひろげている。  トウヤクリンドウ、イワギキョウ…… わずかにのこる花々。  9月、花畑は草紅葉が始まっていた。

 (平成18年9月9日 中部山岳国立公園 乗鞍岳・畳平にて)

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2006年9月 8日 (金)

高原初秋

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【高原初秋】
 秋の花は高いところから咲きはじめます。  一夏がすぎて、山麓の緑が疲れた表情を見せるころ、マツムシソウの便りが届きます。  草原にゆれる、空色の小さな冠、マツムシソウが咲いていればそこにはもう秋が来ているのです。

         (Photo. : 14 September 2003  長野県小県郡長門町 長門牧場)

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2006年9月 7日 (木)

ショーウィンドウ

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【ショーウィンドウ】
 夕刻の街、ショーウィンドウ ―― 。
 夏が過ぎて、米粒一粒づつ 日が短くなっています。

                   (平成18年9月7日 長野県小諸市 本町通りで)

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2006年9月 6日 (水)

飛騨高山・上三之町

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【飛騨高山・上三之町】

 雨降る飛騨高山・上三之町。 家々の表情には、静かな、さりげない美へのこだわりが感じられます。 あの絢爛豪華な祭屋台を生み出した伝統に培われたものなのでしょう。

 (4 September 2004  岐阜県高山市)

●こちらの記事もどうぞ → 飛騨をゆく(飛騨古川町)

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2006年9月 5日 (火)

浮草の詩

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             浮草の詩

                  (平成18年9月3日  長野県佐久市 桜井・水田で)

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2006年9月 4日 (月)

向日葵 (Helianthus annuus)

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【向日葵 (Helianthus annuus)】

  ひまわりの道 ―― しあわせと云うのは、花一輪のようなものです。

  (平成18年9月3日 長野県佐久市 長野牧場)

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2006年9月 3日 (日)

コスモス (Cosmos bipinnatus)

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【コスモス (Cosmos bipinnatus)】
 道は、関東へつづく道 ―― 。
 山あいの街道に、コスモス咲く。  緑深き山あいに、コスモス咲く。

            (平成18年9月3日 長野県佐久市 内山 コスモス街道で)

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2006年9月 2日 (土)

棟方志功 版画展にて

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【棟方版画】
 悟りと煩悩と ・・・   釈迦十大弟子のまわりを
 豊満な女人たちがかけまわっている。 ―― ともに真理。

                 (平成18年9月2日 長野県須坂市 須坂版画美術館)

●Photo. : 須坂版画美術館・特別展パンフレットより

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2006年9月 1日 (金)

そば (Fagopyrum esculentum)

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【 そば (Fagopyrum esculentum) 】  写真:著作権あり

 山麓は一面、そばの花 ・・・   信州の初秋の風物詩です。
 「 新そばができたら連絡します 」 そんな便りがありました。
 高原の空は、日々青さをましています。

 (Photo. : 12 September 2004  長野県 小諸市 菱平)

●中仙道・和田宿にて 
 https://sozanan.cocolog-nifty.com/mount_/2006/11/post_e79e.html

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