« 2006年6月 | トップページ | 2006年8月 »

2006年7月

2006年7月31日 (月)

シシウド (Angelica pubescens)

04711_1

【シシウド (Angelica pubescens)】

 人の背丈を超えるような大柄な花であるせいか、登山者の人気は今ひとつであるが、夏山というと、思い出すのはこの花である。

 (11 July 2004 長野県小県郡長和町エコーバレースキー場)

| | コメント (0)

2006年7月30日 (日)

読書の森の動物たち

06729img_5923

【読書の森の動物たち】
 ロバのジグ(2歳半)、イヌのノン(年齢不詳)、子ねこのオードリー(1ヶ月くらい) ・・・
  もうひとり、オンドリさんが加われば、あのグリム童話の『 ブレーメンの音楽隊 』です。   ――  花咲く高原の茶房 「読書の森」 の動物たちです。

                      (平成18年7月 長野県 小諸市 御牧ヶ原)

| | コメント (0)

2006年7月29日 (土)

現代アート

06728img_5884

            作品Ⅲ       Mari

【現代アート】

 色形、空に異ならず。  

 (平成18年7月28日 長野県 上田市 : ゲン・アート常設展にて)

  ● 28 July 2006  Approved : Mari Kanamoto

| | コメント (0)

2006年7月28日 (金)

アキアカネ (Sympetrum frequens)

06725img_5816

【アキアカネ (Sympetrum frequens)】
 染色に使うという ”やぶまお” を採りに、家内と登っていった山稜は涼風 ・・・ アキアカネが群れ飛んでいました。
 彼らが再び山里に下りるのは、高原に秋風が立つ頃です。 

             (平成18年7月 長野県 佐久市 内山 : 物見山1375m)

| | コメント (0)

2006年7月27日 (木)

狼森の一本の木 ・ 夏

06727img_5855_1

【狼森の一本の木 ・ 夏】

 大地を射る 夏の陽 ――
 狼森の一本の木が 青い実をつけていた

                   (平成18年7月27日 長野県 小諸市 御牧ヶ原)

| | コメント (4)

2006年7月26日 (水)

白樺のある径

06719img_5740

【白樺のある径】
 転勤していった知人から、「 佐久というと、カラマツと白樺のある風景を思い出します ・・・ 」 と、書かれた葉書をいただいたことがあった。

              (平成18年7月 長野県 佐久市 長野牧場 : 旧農林省長野種畜牧場)

| | コメント (0)

2006年7月25日 (火)

ユウスゲ (Hemerocallis citrina var.vespertina)

04725

【ユウスゲ (Hemerocallis citrina var.vespertina)】

 御牧ヶ原・ゆうすげの池 ―― 夕刻、 浅間嶺に稲妻がはしった。

                        ( July 2004  長野県 小諸市 御牧ヶ原 )

 ●リンク記事 : ユウスゲ(美智子皇后御歌)

| | コメント (0)

2006年7月24日 (月)

中仙道・和田宿

04711

【中仙道・和田宿】

 本陣前 ・ 四辻の水場。 お母さんとやってきたオチビさんが水遊びをはじめた。
 峠の向うは諏訪の空 ――
 夏の日、 歴史を重ねた通りにゆるやかな時がながれています。

( July  2004 長野県小県郡和田村  現・長和町 )

| | コメント (0)

2006年7月23日 (日)

オードリー ・ 子猫

06722img_5799_1

【 オードリー ・ 子猫 】

 思案げな茶房の奥さん 「 ロバはいるし、ノンもいるし、さらに子猫も、となれば …… 」  高1の娘さんが、またまた子猫を拾ってきたのである。
 娘さん ほほえみ 「 弱き者を動物病院まで連れて行って助けるなんぞ、なんという心のやさしさ! 神さまのような崇高な行為と云うほかに、ありや!」
 …… でもね、いつも最後まで面倒をみるのは、お母さんですね。

 ホラ、茶房のお客さんと何か話をしていましたが、 「 どなたか かわいい子猫 もらっていただけませんか!」  そんなチラシを置くことになりましたよ。

 しあわせを呼ぶ小さな小さな子猫です!

 (平成18年7月23日 長野県 小諸市 御牧ヶ原 「茶房・読書の森」で)

 ●八月、小さな子猫・オードリーは若いご夫婦にもらわれていったそうです。
   …… みんなしあわせです。

| | コメント (0)

2006年7月22日 (土)

クーニャンシャン山塊 (中国)

06taakuunyan1_1

【クーニャンシャン山塊 (中国)】
 標高4500mを越えると思われる地点からの写真が送信されてきたから、高所順応もうまくいったようだ。
 四姑娘山、三姑娘山、二姑娘山、大姑娘山 ・・・、 美しき四姉妹の山・女神の山とも呼ばれる、中国・クーニャンシャン山塊(6250m)。   ――  六十八歳の登攀。

                          ( 9 July 2006  Photo. by Yukio H. )

| | コメント (0)

2006年7月21日 (金)

エンブレム

06715img_5656jpga

【エンブレム】

 街角に停まっていた旧いポルシェ・コンバーチブルの、洒落たエンブレム。
  ずっと昔に行ったことがある旧い都市の紋章がデザインされていた。

                            (平成18年7月 群馬県 渋川市)

| | コメント (0)

2006年7月20日 (木)

たてしなの歌

06715img_5624

【たてしなの歌】

 山の牧場の青草に
 あまたの牛を放ちけり
 あまたの牛はひろびろと
 空の真下に散りにけり 

( 尾崎喜八 たてしなの歌より )

(平成18年7月15日 長野県 北佐久郡 立科町 蓼科牧場にて)

●こちらの記事もご覧ください → 美ヶ原熔岩台地 (尾崎喜八)

| | コメント (0)

2006年7月19日 (水)

緑の牧場

06719img_5781

【緑の牧場】

 長雨が止んだ ――。   牧舎のむこうで、子山羊の声がしている。

                   (平成18年7月 長野県 佐久市 長野牧場にて)

| | コメント (0)

2006年7月18日 (火)

ニッコウキスゲ (Hemerocallis)

06715_5659_2

【ニッコウキスゲ (Hemerocallis dumortieri var. esculenta)】

 七月の霧ケ峰高原 ――  。
  遠く、北アルプスの方角から流れる風に、ニッコウキスゲの花がゆれていた。

                   (平成18年7月15日 長野県 霧ケ峰高原にて)

| | コメント (0)

2006年7月17日 (月)

中庭コンサート

06716lachoimg_5721

【中庭コンサート】

 ジプシー ジャズと  夏蝉と   ――   シャンソン館・パリ祭コンサート

Latcho Niglo (ジプシー ジャズ) 
 Gipsy Guitar : 若柳吉三郎   Gipsy Guitar : ローラン・プリウール(仏)
 Gipsy Violin   : 古館由佳子      Gipsy Accordion : 原田 忠

(平成18年7月16日 群馬県 渋川市 日本シャンソン館にて)

● 16 July 2006  Approved : Japan Chanson Museum

●リンク記事 ・・・  カフェテラスの午後

| | コメント (2)

2006年7月16日 (日)

一本の木 ・ 霧ケ峰高原

06715img_5657

【一本の木 ・ 霧ケ峰高原】

 独り立つのを すこしも怖れず

                      (平成18年7月15日 長野県 霧ケ峰高原)

| | コメント (0)

2006年7月15日 (土)

夢の中へ

06715_5677

 【夢の中へ】

 山の牧場の売店に 万華鏡が置いてあった
 夏空にかざして見る 遠い日の夢

(平成18年7月15日 長野県 松本市 入山辺 三城牧場)

| | コメント (0)

2006年7月14日 (金)

池畔

06713img_5610_1

【池畔】

 梅雨前線が日本海から東北地方にのび、停滞しているという。

 夕刻の池畔 ――。 物憂い時間だけがながれている。

                (平成18年7月14日 長野県 佐久市 杉ノ木貯水池)

| | コメント (0)

2006年7月13日 (木)

山紫陽花 (Hydrangea serrata)

03714

【山紫陽花 (Hydrangea serrata)】

 結婚して初めての夏、山の温泉宿に逗留したことがあった。
 辺りの風景はどうだったのか、よく思いだせないが、湯屋から部屋まで間に渡り廊下があって、その下の渓流に咲いていた山紫陽花のことは家内も覚えていた。

 (長野県小県郡真田町 角間温泉)

| | コメント (0)

2006年7月12日 (水)

ツマグロヒョウモン蝶 (Argyreus hyperbius)

06711img_5575

【ツマグロヒョウモン蝶 (Argyreus hyperbius♀)】

 安曇野・田淵行男記念館 ――  忘れな草が咲く庭の水辺に、見慣れない蝶が羽をひろげていた。 「 わぁ~ きれい 」  受付のお嬢さんが図鑑を持ってきて調べてくれた。
 < ツマグロヒョウモン蝶 >
 亜熱帯の蝶で南西諸島から近畿以西にかけて分布。 近年、生息域が徐々に北上し、関東・中部・東北地方でも見られるようになった。  地球温暖化の影響かとある。 
 ともあれ信州ではめずらしい蝶であるようだ。 「 記念館だけのことはありますね 」 と、お嬢さんはわらった。 田淵行男記念館 ―― 高山蝶の研究で知られた、山岳写真家の記念館である。

 (平成18年7月11日 長野県 安曇野市 田淵行男記念館にて)

| | コメント (2)

2006年7月11日 (火)

つなぎ服

06630img_5401

【つなぎ服】
 独法・家畜改良センター長野牧場 ――。 牧草試験地の方から、赤いつなぎ服の若い女性がやってきた。 四十年余りのほとんどをディスクワークで過ごしてしまったから、つなぎ服姿には一種あこがれのようなものがある。 
 先週、ある会社から事業提携についてコンサルティングの依頼があった。 リタイアして八ヶ月、仕事の意味合いやスタイルを改めて考え始めている。

                      (平成18年7月 長野県 佐久市 長野牧場)

| | コメント (0)

2006年7月10日 (月)

夕空・夏

0677img_5518

【夕空・夏】

 落葉松の梢に夕焼け空がひろがった日、 ヒグラシの初鳴きを聞いた。

                        (平成18年7月 長野県 小諸市 蒼山庵)

| | コメント (0)

2006年7月 9日 (日)

ねんねん物語原画展

0678img_5535_1

【あおきむつこ ねんねん物語原画展】

 ―― どこか遠いところで、ベルが鳴ったような気がしました。

     (平成18年7月8日 長野県 小諸市 御牧ヶ原  「茶房・読書の森」にて)

【あおきむつこ ねんねん物語原画展】  ― 7/1~7/31  茶房・読書の森 ―
● 8 July 2006 / Approved : Mrs. Mutsuko Aoki
●上記の一行文は、『ねんねん物語』とは直接関係ありません。

| | コメント (0)

2006年7月 8日 (土)

カウンター

0678img_5531

【カウンター】
 高原の茶房 「読書の森」 ――。 家族でやってきた男の子が、どこに座ろうかと考えていましたが、ちょっと大人を気取ってカウンターに座りました。
 茶房のおかあさんが、この小さな大人たちに話題を合わせながら、オレンジジュースをいれています。

     (平成18年7月8日 長野県 小諸市 御牧ヶ原 「茶房・読書の森」にて)

●リンク記事 ・・・ 銀河(読書の森)

| | コメント (0)

2006年7月 7日 (金)

湯の道観音

E-01714

【湯の道観音】           画像クリック 拡大)

 長野県東部町(現・東御市)の祢津から、地蔵峠(1723m)を越えて旧鹿沢温泉に至る三里の道は 「湯の道」 と呼ばれ、古くは湯治の道でありました。 人々は、道筋に一番から百番の百体の観音像を安置し、道行きの安全と家族のしあわせを願い、道しるべとしてきました。
 写真は、奈良原集落近くの 「二十二番 千手観音」 です。 素朴な彫りの御手が 「かに」  のように見えることから、「かに観音」 と呼ばれ親しまれています。 今日も道行く子供たちを、人々をやさしく見守っています。

(14 July 2001  長野県小県郡東部町 : 現・東御市)

| | コメント (0)

2006年7月 6日 (木)

ベンチ

06630img_5411

【ベンチ】

 ゆっくり 坐っていたくなるようなベンチに 時々出合います
  ―― おすわりなすって (佐久地方・方言)

                      (平成18年7月  長野県 佐久市 長野牧場)

| | コメント (0)

2006年7月 5日 (水)

0673img__5491

【 月 】
 夜空を見上げるのは、随分久しぶりのような気がする。
 天頂に輝く白銀の月 ――  デジタルカメラ・48倍ズーム試し撮りのワンシーン。
 7日は新暦七夕、 星々が輝きだすのは月の入りの深夜である。

                            (平成18年7月3日 蒼山庵にて)

| | コメント (0)

2006年7月 4日 (火)

夏グミ (Elaeagnus multiflora)

0673img_5485

【夏グミ (Elaeagnus multiflora)】

  夏グミ 熟れ 赤々と  見上げれば白き雲の嶺

              (平成18年7月2日 長野県 佐久市 杉ノ木 散策道にて)

| | コメント (0)

2006年7月 3日 (月)

シラサギ (Egretta)

0672img_5447

【シラサギ (Egretta)】
  知人に、白い色を否定する現代画アーチストがいる。
 この優雅なサギたちも、彼女に見つかれば、たちまち 色鮮やかにデフォルメされ
 て、キュビズムの世界に入れられてしまうに違いない。

                (平成18年7月2日 長野県 佐久市 発電所調整池)

| | コメント (0)

2006年7月 2日 (日)

馬鈴薯畑

0671img_5435

【馬鈴薯畑】

  梅雨明けは いつになるのでしょう ――
  黒土の畑では、小芋たちが身を太らせています

                     (平成18年7月2日 長野県 東御市 御牧原)

| | コメント (0)

2006年7月 1日 (土)

山湖 ・夏

057__2

【山湖 ・ 夏】

 空も 森も 水も 深い青緑色の中にあります
 湖畔にヤマオダマキが咲くと ――   学校は間もなく夏休みです

                   (Photo. : July 2005  長野県 南佐久郡 小海町)

| | コメント (0)

« 2006年6月 | トップページ | 2006年8月 »