一本の木・絵本
【 一本の木・絵本 】
御牧ヶ原台地に立つ一本の木。 幼かった息子たちが、家内に読んでもらっていた絵本 『モチモチの木』 のことを思い出した。
「 霜月二十日のうしみつにモチモチの木に灯がともるという。 山の神さまがともす祝祭の灯だ。それは一人の子どもしか見ることができないという。 それも勇気ある子どもだけだ 」
臆病な "豆太" と、幼い孫を思う "じさま"の物語。ほんとうの勇気とは何かを問う名作である。 じさまは云う。
「にんげん やさしささえあれば やらなきゃなんねえことは きっとやるもんだ」
この絵本は1971年初版で、版を重ねること150刷に近いという。
『 モチモチの木 』(作)斎藤隆介 (絵)滝平二郎 初版1971年 岩崎書店
(写真: 15 September 2003 長野県東御市御牧原)
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コメント
はじめまして。いつ頃からか、見ています。
あえてコメントは野暮と思ってましたが、一言。個人的に好きな感じです。どうもです。
投稿: ムラ | 2006年5月11日 (木) 23:38
ムラ様 いつもご覧いただき、ありがとうございます。いろいろご感想などいただければ幸甚です。これからもよろしくお願いいたします。 12 May 蒼山庵
投稿: 蒼山庵 | 2006年5月12日 (金) 08:07