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2006年4月

2006年4月30日 (日)

椿 (Camellia japonica)

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【椿 (Camellia japonica)】
  桜井夫妻と、信州・高山村に古桜を訪ねた帰りに立ち寄った泉石亭。
  "つくばい"にうかぶ二輪の椿。  和の花三昧、そんな一日でした。

                 (平成18年4月30日 長野県 上高井郡 小布施町 )

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2006年4月29日 (土)

霧ケ峰の春

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【霧ケ峰の春】

 日本のグライダー発祥の地、長野県霧ケ峰高原。
 標高1700mの、雪が消えた高原では "諏訪市グライダー協会" の滑空訓練が始まっていた。   女性の姿もみえる。 高原の空は、遙か残雪に輝く北アルプスへと続いていた。

 (29 April 2003  長野県諏訪市強清水  霧ケ峰高原滑空場)

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2006年4月28日 (金)

無言館

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【無言館】
 戦没画学生慰霊美術館 「無言館」。 前山寺から撮った写真をSさんへ送信したところ、29日に無言館で成人式がある旨の返信メールがあった。
 メールには、「 日本全国から、さまざまな思いの若者が集いますが、同じくらいの年齢で、志なかばで戦死していった画学生たちの作品を、どのような目でみつめてくれるでしょうか 」 と書かれていた。

                    (平成18年4月26日 長野県 上田市 東前山)

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2006年4月27日 (木)

野倉の夫婦道祖神

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    初代説明板   (クリックで拡大)   二代目説明板

【野倉の夫婦道祖神 (めおと道祖神)】
 塩田平の昔の姿は……  信州の鎌倉とよばれる塩田平の郷土史研究は、学校の先生方を中心に昭和二十年代から急速に進んだと云われています。
 私の父もその一人でした。 郷土を記す古文書が極めて少ないことから、神社、寺院、集落などに残る石造物の造立年代、様式、由緒、謂れなどを調べることで、その集落の成立や変遷を推定するといった手法をとっていたようです。
 小学生だった私は、そんな父の調査によくお供をしたものでした。 野倉の夫婦道祖神もその一つでした。 当時は集落の外は知る人もなく、草叢に静かに祀られていたのを覚えています。
 写真の初代説明板は後年、野倉集落からの依頼で、父が自ら筆を執ったものです(昭和52年)。 歳月がながれて現在は二代目になっていますが、改めて読んでみますと、民俗的な視点で書かれた、なかなか味のある文章だと思えてきます。 説明板の裏には、ありがたいことに当時の大工さん、集落の工事委員さんと並んで、編集人として父の名が記されていました。
 集落の人の話しでは、今では四季をとおして随分たくさんの方が訪れるとのことです。 四月、女神岳に抱かれた夫婦道祖神の里は桜が満開で、遠く、残雪に輝く美ヶ原が見えておりました。

 (平成18年4月26日 長野県上田市 野倉)

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2006年4月26日 (水)

桜咲く駅 (八ヶ岳高原線)

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【 桜咲く駅 (八ヶ岳高原線) 】

 「 のぞみさん また あしたね 」 桜咲く小さな駅。
  沿線には九つの高校があります。
  八ヶ岳山麓をむすぶ青春列車、八ヶ岳高原線(JR小海線)です。

 ( 22 April 2005 長野県 小諸市 小海線三岡駅 )

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2006年4月25日 (火)

桜 (Prunus x Yedoensis)

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【桜 ソメイヨシノ (Prunus x Yedoensis)】

      桜花咲きかも散ると見るまでに誰れかもここに見えて散り行く
                              (万葉集 柿本人磨呂)

 (写真 : 平成18年4月 長野県 小諸市 千曲川畔で ポスタリゼーション処理)

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2006年4月24日 (月)

梅 (Prunus mume)

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【梅 (Prunus mume)】

         久方の月夜を清み梅の花心開けてわが思へる君
                                                     (万葉集  紀小鹿女郎 )

( 写真 : 平成18年4月 長野県 小諸市 千曲川畔で  ポスタリゼーション処理

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2006年4月23日 (日)

河畔の春

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【河畔の春】
     川むこうで犬の声がしている。 つり橋のたもとの小さな温泉。
     桜が一軒宿をつつみこむように咲いていた。

                 (平成18年4月23日 長野県 小諸市 湯ノ瀬温泉)

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2006年4月22日 (土)

五蘊皆空

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【五蘊皆空】

 台風で折れたポプラの一枝
 宿直の夜 一刀をもって彫り上げたという
 鷹野悦之輔先生 昭和五年の作

(13 May 2005  長野県上田市塩田平 生家にて)

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2006年4月21日 (金)

浅間山 春雪

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【浅間山 春雪】
 (4月21日の天気予報) 日本付近は一時的に冬型の気圧配置が強まり、上空には強い寒気が流れ込む。 県内は、一時雨や雪が降り、標高の高い所では積雪となる所も。 寒い一日に。 (日本気象協会長野支店)

 浅間山に積雪があった。 桜はまだ蕾である。 夕方、姪夫婦から軽井沢に着いたと電話があった。

                       (平成18年4月21日 長野県 御代田町)

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2006年4月20日 (木)

牧草地 四月

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【牧草地 四月】

         少し遠まわりして、牧草地を歩いて図書館へ行った。

                 (平成18年4月20日 長野県 佐久市 長野牧場)

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2006年4月19日 (水)

御牧ヶ原台地 (馬鈴薯畑)

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【御牧ヶ原台地 (馬鈴薯畑)】
        太陽のぬくもり いっぱいに吸い込んだ ほくほくの土
        丘陵の畑は 馬鈴薯の植付が終わりました

                      (24 April  2005 長野県 小諸市 御牧ヶ原)

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2006年4月18日 (火)

カタクリ (Erythronium japonicum)

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【カタクリ (Erythronium japonicum)】

 四十年ほど前の春。 大糸線の神城駅で下車し、独り遠見小屋へむかっていた。 重いキスリングを背に歩き始めたばかりであったから、ゆるやかな斜面であったが、息があがりそうになっていた。 ペースを整え、ひたすら足元を見詰めて上がって行った私は、視界にフッと、入ってきた色に思わず声を上げた。 それは、雪解けの地表に点々と拡がっていた ――  カタクリの大群落の中にいたのである。
 あまりにも唐突な、カタクリとの初めての出合いであった。 そこから先は深い残雪で、小屋のある尾根へと急登が続いていた。

(写真 : 平成18年4月 長野県 立科町)

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2006年4月17日 (月)

土筆 (Equisetum arvense)

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                  春の土手  春の詩

                             (平成18年4月17日 南谷で)

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2006年4月16日 (日)

レンギョウ (Forsythia suspensa)

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【レンギョウ (Forsythia suspensa)】
 モノクロームの写真にみる自然賛歌  安曇野に生きた山岳写真家
 田淵行男の記念館  庭に水車小舎があってレンギョウの花が咲いていた

                (平成18年4月 長野県 安曇野市 田淵行男記念館)

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2006年4月15日 (土)

新顔

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【新顔】
 ノラ、クロ、シャム、ドラノ介、チビ丸、しし丸 ・・・  毎日のようにやってきては、
騒動を巻き起こしていくネコたちである。 家内とは長く戦闘状態にある。 庭箒が
飛び、土くれが飛び交うが、当たったためしはない。
 またまた新顔が現れた。 精悍な顔に立派なヒゲ! 見るからに手強そうである。
" シロヒゲ "と名づけた。
                             (平成18年4月15日 蒼山庵)

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2006年4月14日 (金)

浅春山湖

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【浅春山湖】
      湖畔のカラマツとロッジが、静かに影を映す。 浅春の山湖。

                      (平成18年4月 長野県 南佐久郡 大月湖)

         ●写真 : ポスタリゼーション処理

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2006年4月13日 (木)

雑木林で

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【雑木林で】
        雨の日の雑木林  芽吹きには まだ間があります

                     (平成18年4月  長野県南佐久郡 松原湖)

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2006年4月12日 (水)

合唱 (木彫)

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【 合唱 (木彫) 】

 ♪ 高い空に  つっ立つポプラ  夕陽をあびて  枝々の
      金の木の葉が  キラキラと うれしそうに  ふるえてる ♪

  森の中の 喫茶店にはいると、オルガンが鳴って こどもたちの合唱がきこえてきたのでした。

 (平成18年4月11日 長野県 安曇野市 有明  アザレアギャラリーにて)

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2006年4月11日 (火)

雨けむる

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                   常念山麓  雨けむる

                    (平成18年4月11日 長野県 安曇野 須砂渡)

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2006年4月10日 (月)

水仙 (Narcissus)

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【水仙 (Narcissus)】
      水仙の原産地は地中海沿岸という  青空がよく似合う花である

                (平成18年4月 長野県上田市 信州国際音楽村で)

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2006年4月 9日 (日)

ステンドグラス

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【 ステンドグラス(旧中込学校) 】

 信州・佐久平のほぼ真ん中に、現存する 「木造の洋風学校建築」 では日本で最も古いといわれる校舎が残っている。 二階造りで正面にポーチとベランダ、屋根に八角形の尖塔を配した美しい建物である。
 鉄道も電燈もない時代、中央から遠く離れた信州の農村で、しかも建てられたのは維新まもない明治8年(1875)というから驚きである。 佐久人の進取の気風と教育への厚い思いが伝わってくる。
 階段を上がると、中央廊下の正面に円形の大きなステンドグラスが子供たちの背丈に合わせたようにはめ込まれている。 外光が赤、青、緑、黄色の光りとなって射しこみ、あたりを明るく照らしている。 ここに学んだ子供たちは、その光りの中に、いち早く、新しい時代の到来と開かれた世界を知り、夢を育んだに違いない。
 この洋風校舎は 「旧中込学校」 と呼ばれ、現在は教育資料館になっている。 国の重要文化財に指定されている。

 (31 March 2002  長野県 佐久市中込 旧中込学校にて)

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2006年4月 8日 (土)

木目

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                   壁いちめんの記憶

                            (平成18年4月7日 長野牧場 牧舎で)

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2006年4月 7日 (金)

牧場早春

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【牧場早春】

      牧場早春  大気がふくらみをもちはじめています

                   (平成18年4月7日 長野県佐久市 長野牧場)

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2006年4月 6日 (木)

南極

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【南極】

 1748年に作成されたというベリーンの世界地図をみると、極地は空白のままである。 南極大陸の調査は1840~1843年の、ロス(英)による沿岸航海調査に始まる。 アムンゼン(ノ)、スコット(英)、白瀬中尉(日)が、氷のロス湾から南極点到達を競ったのは1911年(明治44)であった。 時代がくだって、南緯70度に昭和基地が設けられたのは1957年(昭和32)である。
 先日、思いがけないことに第44次南極地域観測隊から感謝状が送られてきた。 技術協力への感謝と、11月28日に南極へ出発する旨が記されていて、 厳しい自然の中、国民の皆さまの期待に沿うべく任務を遂行するため全力を尽くす所存でございますと、結んであった。 環境機器に関する研修協力に対して、受入部門であった私宛に送られたものと思われた。
 子供たちに勇気と夢を……  第44次観測隊皆さまの安全とご活躍を心からお祈りいたしますと礼状に記した。 思えば、昭和30年代初頭、当時、中学生であった私は、極寒の自然に立ち向う観測隊の姿や、次第に明らかになっていく白い大陸の様子に随分心を躍らせたものである。 それはそのまま技術系の仕事に進むきっかけであったように思えてくるのである。

(17 November  2002)

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2006年4月 5日 (水)

一枚の絵

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【一枚の絵】
義父が描いた一枚の絵。 「 お父さんらしい、やさしい色づかい 」 ・・・ と、家内。
"軽井沢秋日" と、裏書きがある。 

                             (平成18年4月5日 蒼山庵)

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2006年4月 4日 (火)

鉄平石

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【鉄平石】
 家を建てる時に、佐久地方の天然素材をと、大工さんと相談して使ったのが、
鉄平石 (写真) です。 
 この薄い板状の石は安山岩の一種で、太古、八ヶ岳火山群の噴出した溶岩が
冷えて固まる際に、微妙な冷却条件によって20mm前後の厚さに規則正しくひび
割れしたものといわれています。 
 南佐久の余地、北佐久の望月、諏訪の霧ケ峰などで採石され、古くから屋根材
や敷石、石壁などに利用されてきました。 落ちついた品のある風合は、天然なら
ではのなかなか良い素材といえます。 八ヶ岳生成期のものというのも、何かうれ
しい気がします。
                              (平成18年4月4日 蒼山庵)

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2006年4月 3日 (月)

ダンコウバイ (Lindera obtusiloba)

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【ダンコウバイ (Lindera obtusiloba) 】
 早春の山を歩いていて、冬枯れの林にダンコウバイの黄色をみつけたときほど、春到来を感じることはない。 ギシャの花(方言) と、小さい頃は呼んでいた。

                  (平成18年4月 長野県上田市 信州国際音楽村で)

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2006年4月 2日 (日)

JR小海線 (八ヶ岳高原線)

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【JR小海線 (八ヶ岳高原線) 】

     無人駅に 「16:19発 小諸行き」 の気動車が入ってきた。

                     (平成18年4月2日 長野県小諸市 美里)

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2006年4月 1日 (土)

御牧ヶ原台地 (馬鈴薯植付)

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【御牧ヶ原台地 (馬鈴薯植付)】
    蓼科山北麓・海抜800mの台地。 かろやかに響く耕運機のエンジン。
    丘陵の畑では、種芋の植付準備がはじまりました。
   ここ御牧ヶ原は 「白土馬鈴薯」 の産地です。
                   (平成18年4月1日 長野県東御市 御牧ヶ原)

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ひかり満つ

特集・御牧ヶ原の歌
          ブログから十数篇選んでみました。

” 写真をクリック ” してご覧ください (ページが開きます)。

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01 狼森    02 狼森はどこ    03 初冬

05420  041231  Photo
04 茨海小学校    05 雪    06 夕景

051  05112_img_0888f   0845img_4922_e
07 銀河    08 ふしぎなバス    09 はるがきた

091123_ss_img_5386  110701ssimg_4462  100904ss_img_9712
10 丘のブランコ    11 ホタルブクロ    12 九月の風

 

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                                  御牧ヶ原の春  ひかり  天地に満つ

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