たばこ自動販売機
ファイルを整理していましたら、懐かしいカタログが挟み込んでありました。 40年あまり前、技術屋かけだしの頃に設計を担当した「たばこ自動販売機」です。 たばこ20種類・1000個収納。機能性能は今でも通用しそうですし、デザインに至ってはむしろ目新しささえ感じます。
日本で本格的な自動販売機が製造され始めたのは、昭和30年代後半、東京オリンピックの頃からです。 数社がアメリカと技術提携していました。
国産化にともなう技術問題を多くかかえ、また市場もビジネスも手探りといった状態でしたが、新しいものに取り組んでいるという気概だけは人一倍ありました。 「設計開発とは何か・・・」、 今にして思えば、技術屋としてスタート段階でこの製品に出会えたのは、随分ラッキーであったように思えてきます。
(平成17年11月10日)
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