磊 落
【磊 落】
A氏の珈琲小屋 「山魚狗(やませみ)」。 北欧風の3坪ほどの小屋は薪ストーブが燃えていて、使い込まれた作業机と手廻しの焙煎器が置いてある。
壁に、「やませみ」の写真―― 清流を鋭く飛翔する、この孤高の鳥影をひたすら信濃の山中に追い、終には浅間嶺が見えるこの地に移り住んだというA氏。 朴訥な、その語りの中の人生の、何という磊落。
分け入っても分け入っても青い山 山頭火
(平成16年3月 長野県小諸市)
● こちらの山頭火(句)もどうぞ → うしろすがたの… (山頭火)
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