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【 鱗雲 】
夜半、風雨が躍り 木々がざわめいていた。 首都圏に上陸した時季遅れの大型台風が、猛烈な速度を以って夜の日本列島を縦断し、オホーツクの海へ消えていった。 その後に、ひどく冷や冷やしたものが流れて、 高原の空に、フッと、ため息が聞こえてきそうな鱗雲がひろがった。
(平成14年10月 長野県小諸市)
投稿者 蒼山庵 時刻 19:16 自然・科学 | 固定リンク
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