紫陽花 (Hydrangea)
【紫陽花 (Hydrangea)】
こんな 素朴な感じの紫陽花がすきです。
(2 July 2009 長野県小諸市 自宅庭にて)
この時季、御牧ヶ原を歩きますと、かつて養蚕が
盛んであった頃の、名残りの桑の木が、それはそ
れはたくさんの実をつけています。
甘く熟した懐かしい味 ―― 犬も喜ぶだろうかと
試しに、読書の森の「犬のノン 」 の口の中へ、二、
三粒ほうり込んでみますと、 じつに ” まずい ” と云ったふうの顔をして、” こっくん ” したのでした。
(28 June 2009 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)
●こちらの記事もご覧ください → ウオーキング(読書の森のノン)
【小麦の丘 Triticum aestivum】
御牧ヶ原をいく 心がユッタリズムになっていく
(26 June 2009 長野県小諸市 御牧ヶ原台地にて)
【麦秋の道】
日輪は北回帰線、麦秋、薄暮の道をいく。
(22 June 2009 長野県小諸市 御牧ヶ原台地にて)
この道
こんなふうに歩くって
こんな景色ながめるって
誰もしらない神様だって
歩いてけば広くなってく空の色
変わってくからどきどき
待ってるの何?
わかんないから歩いてける
(23 June 2009 詩 ルカ)
【庭の花 Lycopersicum esculentum】
葱 茄子 トマト 胡瓜 ししとう パセリ ―― 専業農家のKさんが時々やっ
てきては、庭のすきまに植えていってくれた余り苗の数々である。
かくして、さして広くないわが家の庭は、草花の中に茄子が顔を覗かせていたり、
フェンスに胡瓜が下がっていたりする何とも不思議な庭になっていく。
キラキラするような六月の太陽。 今年も、トマトに花がついた。
(13 June 2009 長野県小諸市 自宅にて)
【ジャーマンアイリスの咲く道 (Iris germania)】
ご近所の方が植える季節の花、ジャーマンアイリスが咲く6月の舗道です。
(3 June 2009 長野県小諸市にて)
白樺樹林 (Betula platyphylla var. japonica)
(31 May 2009 長野県南佐久郡 雨の八千穂高原にて)
【雨のからまつ林で (Larix leptolepis)】
真直ぐに、それだけでじゅうぶん美しい。
(31 May 2009 長野県南佐久郡 八千穂高原)
【四季青葉】 オオモミジ (Acer amoenum)
めぐる四季 あふれるような青葉がひろがっている
青春 朱夏 白秋 玄冬 人生をなぞる四季もある
(26 May 2009 長野県小諸市にて)
【ミズバショウ (Lysichiton camtschatcense)】
「 ミズバショウは北方の花 花言葉は美しい思い出 」 と云いし人あり
(10 May 2009 長野県長野市 鬼無里 奥裾花渓谷にて)
【ほたるかずら (Lithospermum zollingeri)】
確かこの辺りに、と思った場所に、それは瑠璃色の光りを点していたのでした。
(フォトスケッチ : 13 May 2009 長野県佐久市 千曲川の土手で)
●関連記事 : こちらをどうぞ → ホタルカズラ (串田孫一)
【西洋タンポポ (Taraxaum officinale)】
採っても採っても、直ぐにまた姿をみせる西洋タンポポ。
庭に植えたあの日本タンポポは何処へ行ってしまったのでしょう。
(19 April 2009 長野県小諸市 自宅にて)
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茶房 読書の森 イベント・ワークショップ情報
どなたも お気軽に参加ください! …… DM (パンフレット)
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※ 5月5日 「御牧の写真を撮りに行こう」 は、私(蒼山庵) と 読書の森の
名犬のんちゃんが御牧ヶ原をご案内します。 素敵な御牧ヶ原を2時間
ほど、のんびり歩きます。 写真を撮らない人も行ってみよう!
■作品展 : 御牧ヶ原にブレーメンの音楽隊がやってくる!
2009年4月25日(土)~5月31日(日)
ロバ ・ 犬 ・ 鶏 ・ 猫の作品がでるでる
出品者 おおらいえみこ(絵) 小林 篤(木彫) たかはしびわ(絵)
田嶋 健(版画) 金井三和(陶芸・絵) フジックス(ぬいぐるみ)
横山宇加(絵) 蒼山庵(写真)
■2009 黄金週間 イベント・ワークショップ いろいろ開催
●5月3日 13:00~ 「わたしんちの猫を版画にしよう」
講師 : 田嶋健 (版画家・イラストレーター 旧臼田町在住)
会費 : 3,000円(珈琲付き)
19:00~ 黄金週間パーティ 会費 2,009円(飲み物などできるだけ持参)
●5月4日 10:00~ 「プレーメンの動物たちの絵皿を作ろう」
絵付け指導 : 金井三和 (すみれ研究所 イラストレーター 松本市在住)
会費 : 3,000円(おむすび付き)
●5月5日 10:00~ 「蒼山庵さんとのんちゃんと御牧の写真を撮りに行こう」
案内 : 蒼山庵 (『信州・浅間山麓から』 のブロガー 小諸市在住 )
のんちゃん (読書の森の名犬のんちゃん 御牧ヶ原在住)
会費 : 1,000円(おむすび、珈琲付き)
●5月30日 10:00~ 「ロバと散歩して絵手紙を描こう」
講師 : たかはしびわ (画家 佐久市在住)
会費 : 3,000円(おむすび付き)
■お問い合わせ ・ ご予約は
茶房 読書の森 長野県小諸市山浦5179-1
☎もしもし 0267-25-6393
http://www.ne.jp/asahi/dokusyonomori/shinsyu/
【セリ (Oenanthe javanica)】
春がきて日が高くなると、若緑を見せ始めるセリ。
標高1000米、武石川上流の湧水に摘むその爽やかな香味は、まさに ”自然から
の贈物 ” です。
(April 2009 長野県上田市 武石・巣栗にて)
【かたくり (Erythyonium japonicum)】
花言葉は 「初恋」 。 新学期が始まる頃に咲く清楚な花、東信州に春を告げる
カタクリの花です。
(6 April 2009 長野県小諸市 自宅の庭にて)
【花芽】
丘の大きな木が、シルバーグリーンに光る艶やかな花芽を付けていました。
―― ハクモクレンのようでもあり、コブシのようでもあり、早春の調べのよう
でもある、大きな花芽を付けていました。
(March 2009 長野県上田市 信州国際音楽村にて)
【雪中のクロッカス (Crocus vemus)】
寒気団が通過し雪模様です。 春が いったり きたり しています。
(27 March 2009 長野県小諸市 自宅にて)
【続・フキノトウ (Petasites japonicus)】
食材を求めて、野にでる ―― いなか暮らしの贅沢です。
(March 2009 長野県小県郡 長和町・和田郷にて)
【椿 (Camellia japonica)】
しずけさは花椿、 「一輪挿しにしてみたい」 と家内が云っておりましたが、
冬の気候が厳しすぎるのか、信州・佐久地方では見かけることがありません。
(Photo. : 16 March 2009 群馬県安中市 秋間にて)
【ネギ (Allium fistulosum)】
JAの直売所で買ってきたというネギ20本、 みな浅き春のいろ。
(15 March 2009 長野県小諸市 自宅にて)
【オオイヌノフグリ (Veronica persica)】
三月 ―― 春が遅い信州でも、陽あたりのあちこちにオオイヌノフグリの花群れが
見られるようになります。 卒園式、卒業式、転勤 ―― 三月はまた、お別れの月で
もあります。 清々しい小さな花たち、花言葉は 「信 頼」 です。
(フォトスケッチ 1 March 2009 長野県小諸市 大杭橋への道で)
【読書の森のクルミの木(J.regia)】
樹高11.5m、 幹周り1.7m、 幹には洞 ―― 養蚕が盛んで、かつてそこが
広い桑畑であった時代に植えられたのでしょう、読書の森の大きなクルミの木。
御牧ヶ原の昔語りが聞こえてきそうです。
(フォトスケッチ : 21 February 2009 長野県小諸市 御牧ヶ原・読書の森 にて)
●「読書の森」、「御牧ヶ原」 についての記事は、
右欄のダイジェストから検索できます。
【二月のすすき (Miscanthus sinensis)】
それは確かに、谷の底の方で金色に輝いていたのでした。
(February 2009 長野県小諸市 千曲川にて)
【ななかまど (Sorbus commixta)】
雪中の赤い実、ナナカマドの実を求めてツグミがやってきた。
(January 2005 長野県小諸市 御牧ヶ原)

【 フキッタマ = フキノトウ (Petasites japonicus)】
先日は東御市のTさんから、今日は読書の森のモンデン・キント先生からフキッタ
マを戴きました。 高三の娘さんが森の陽だまりで見つけたのだそうです。黒土の中
から掘り出したのでしょう、小ぶりのフキッタマ。
「 春 見つけた!」 の うれしいお裾分けです。
(1 February 2009 長野県小諸市 読書の森)
【白菜 (Brassica rapa var. glabra)】
おなじみの白菜ですが、原産地は地中海沿岸であるそうです。日本には明治時
代に中国大陸から伝わったといいます。
写真は、軽井沢に近い高原野菜農家のR.T.さんが、有機農法で作ったという
自家用の白菜です。 たくさん戴いたうちのひとつですが、一抱えもある大きさ、姿
の美しさ、その美味さは見事というほかありません。
ユーラシア遙か、西洋のDNAを感じる画になる白菜です。
(Nov. 2008 長野県北佐久郡 御代田町)
真冬日のからまつの枝ほぐれし午後
海抜700m 厳冬、この日の最低気温は氷点下9.7℃、それでも午後ともなれば
キーンとはりつめた大気が少しだけなごむのを感じます。
(January 2009 長野県佐久市 長野牧場にて)
【南天 (Nandina domestica)】
年の暮れになると毎年正月用の見事な南天を届けてくれる家があった。 近在の
農家で、老いた夫婦二人で暮らしていたが、やがて両養子を迎え、孫が届けてくれ
るようになった。 父はそれを古くからの流儀にのって上手に生けた。
その家は古くは生け花の師匠であったと云い、先代の頃より南天一枝に託した床
しいお付合いをいただいていたようである。
あれから四十年余り、老夫婦はとうに亡くなられ、一家もお孫さんの勤務の都合
で街へ移られたという。 空き家となった屋敷の隅に南天が茂っている。
(Dec.'08 長野県上田市 塩田平にて)
【雪のカラマツ樹林 (Larix kaempferi)】
雪中の垂線が 静寂をいっそう深めている
(December 2008 長野県小県郡 長和町・大門峠にて)
【つるうめもどき (Celastrus orbiculatus)】
散策に下りて行った南谷。 色をなくした冬枯れの谷に、ひと際鮮やかなのは
ツルウメモドキです。 里に雪が舞うのは間もなくです。
(29 November 2008 長野県小諸市 南谷にて)
【欅葉のロンド (Zelkova serrata)】
冷え込んだ日の午後、シャンソニエの大欅がたえまなく葉をおとしていた。
(22 November 2008 群馬県渋川市 日本シャンソン館にて)
【ホオズキ (Physalis alkekengi var. franchetii)】
それは、秋色の灯かりをともしたランターンです。
(1 Nobember 2008 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)
【ムラサキシキブ (Callicarpa japonica)】
「 ひと枝 どうぞ …… 」 と、いただいた小路の秋。
(10 October 2008 長野県小諸市 古城にて)
【ベニテングタケ (Amanita muscaria)】
北八ヶ岳山麓 ―― 白樺の森の奥深く プティリッツァの森です。
(September 2008 長野県南佐久郡 小海町にて)
【アケビ(Akebia quinata)】
毎年、森のきまった場所にアケビがなる。
上品な色合いと香気高い甘さ …… 高原の秋である。
今は採る人もまれで、鳥たちがついばんだあとがあったりする。
(平成20年9月28日 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)
【ムクゲ (Hibiscus syriacus)】
木造校舎の板壁が深い木目を見せている。 中学生の頃に咲いていたムクゲが
今も咲いている。
(平成20年9月21日 長野県上田市 手塚・旧西塩田小中学校にて)
【秋明菊 (Anemone japonica)】
洗面台の小瓶に秋明菊が挿してありました。 今年十何番目かの台風が、東の
海を北北東に進んで温帯低気圧に変わろうとしています。
日本列島はおおむね秋です。
(平成20年9月20日 長野県小諸市 自宅にて)
【秋桜 (Cosmos bipinnatus)】
御牧ヶ原、初秋。 さわやかな日々がつづいています。
(平成20年9月14日 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)
【ハゼラン (Talinum crassifolium)】
夕方の庭に、実に繊細な造りの花が咲いておりました。 家内に訊きますと、近所
のS夫人からいただいた花でハゼランというのだそうです。 別名を 「 三時草 」 と
云い、午後の三時頃に花開き闇せまる頃には閉じてしまうと云います。
(平成20年9月1日 長野県小諸市 自宅にて)
【シシウド (Angelica pubescens)】
花言葉は 「 健康美 」 というとおり、2メートルを超える豪快な姿。
高原を渡る風に、花群れが微かにゆれている。
(August 2008 長野県諏訪市 霧ヶ峰高原にて)
【サルスベリ (Lagerstroemia indica)】
藩校であったという文武学校の長い塀が続いていた。 一方は小学校の敷地に
なっていて、奥の方に、白いサルスベリが清々しい色を見せていた。
子どもたちの夏休みもそろそろ終わりである。
(平成20年8月17日 長野県長野市 松代町にて)
【ヘブンリーブルー (Ipomoea tricolor)】
祭りの軒下に さりげなく一鉢 ヘブンリーブルー
(11 August '01 長野県木曽郡 旧楢川村 中山道・奈良井宿にて)
【夏山・オウレンの花】
オウレンのやさしき花や強清水 (こわしみず)
昔、夏山でよく利用した 八ヶ岳のオーレン小屋に、そんな句がかかっていた。
樹林帯深くに咲くという白き花 … 出合えぬまま四十年になる。
(平成20年8月3日 八ヶ岳連峰・長野県茅野市 スズラン峠にて)
【オニユリ (Lilium Lancifolium)】 花言葉は 「荘厳」
すっかり忘れかえっておりましたが、庭隅に鮮やかな花色。
家内も私も植えた記憶はありませんし、いつからそこにあったのかも分りません。
毎夏、少しばかりのしあわせ感をもって見ている、そんな想いがします。
(平成20年7月31日 長野県小諸市 自宅にて)
【高峰高原にて】
ニッコウキスゲ ウツボグサ ハナチケダシ アカバナシモツケ ハクサンフウロ
シシウド ヤマホタルブクロ シュロソウ ヤナギラン クガイソウ ヤマオダマキ
ツリガネニンジン ノリウツギ ワレモコウ ナンテンハギ オカトラノオ ・・・・
山ゆく人の、さわやかな笑顔がすれちがいます。
(平成20年7月27日 長野県小諸市 高峰高原にて)
【ドクベニタケ (Russula emetica)】
その名のとおり、子供の頃より毒キノコとして数えていたが、毒はないとする説も
あるようである。 さりとて、今さら試してみる勇気もない。 薄紅色と白い脚、森に
美しいドクベニタケ。 美しいものというのは、とかく誤解を生みやすい。
(July 2008 長野県南佐久郡佐久穂町 八千穂高原)
【ユウスゲ咲く (Hemerocallis citrina Baroni)】
庭に、この夏はじめてのユウスゲが咲きました。
うらの林の方で、ヒグラシが鳴いています。
(平成20年7月16日 長野県小諸市 自宅にて)
関連記事 → 「皇室とユウスゲ」
【シダレヤナギ (Salix babylonica)】
旧い街道に、ゆるやかな風がながれています。
(July '07 長野県東御市 北国街道 海野宿にて)
【やまぐみ】
林の入口に大きな ” やまぐみ ” の木があって、たくさんの実をつけていました。
赤く、ほのかに香る甘い実は、時を少年の頃に巻き戻したのでした。
(平成20年6月21日 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)
(植物名) 信州塩田平では ” やまぐみ ” → 植物図鑑では ウグイスカグラ
【馬鈴薯の花 (Solanum tuberosum)】
馬鈴薯の白い花が 高原の夏を告げている。
(平成20年6月21日 長野県東御市 御牧ヶ原にて)
【タマネギ (Allium cepa)】
家内が 「読書の森」 のモンデン・キント先生からタマネギをいただいてきた。
軒下に吊るしておくようにと、紐で束ねてあった。
心まろく ほのぼのと … 夫君の父上作の大きなタマネギ ….である。
(平成20年6月15日 長野県小諸市 自宅にて)
【いずれアヤメか …】
アヤメとカキツバタの区別がよくわからない。
尾形光琳の群青色をイメージして撮ろうとしたら、ノンめが尾ッポをふって割り込
んできた。
(7 June 2008 長野県小諸市 御牧ヶ原 読書の森にて)
【紅花ヤマボウシ(Comus kousa F.rosea)】
ウヰスキーグラスが見あたらないと思ったら、ヤマボウシにとられていた。
(平成20年6月5日 長野県小諸市 自宅にて)
【コシアブラ】
植物図鑑によると、学名は Acanthopanax sciadophylloides ウコギ科ウコギ属
の落葉性高木。 「新芽は山菜として珍重される。天ぷらにすると香りよく、塩をふ
りかけて食する味は絶品」 … とある。
Sさん夫妻から、戸隠高原の見事なコシアブラがとどいた。
(15 May 2008 長野県小諸市 自宅にて)
【りんごの花 (Malus pumila)】
浅間嶺の残雪が白く小さくなる頃、 窓に白いりんごの花が溢れます。
(4 May 2008 長野県小諸市 自宅にて)
【サクラソウ (Primula sieboldii)】
わが国は 草も桜を 咲きにけり (一茶)
信州では八十八夜の頃に咲くサクラソウです。
(平成20年5月6日 長野県小諸市 自宅にて)
【タラの芽 (Aralia elata)】
「 きょうはヘイビ沢のほうへ行こう 」 と、ノンが言いますものですから、ついて行き
ますと、川むこうの山の斜面にタラの芽がありました … 「 でかした! ノン! 」
ノンについての記事はこちら → ウオーキング
(27 Apr. 2008 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)
【チューリップ (Tulipa gesneriana)】
19世紀のデュマの小説 『 黒いチューリップ 』 … 黒い花に懸けられた巨額の
懸賞金、 渦まく陰謀、 戦争と恋。 宝塚歌劇にもなったというスペクタクルである。
バイオ技術が急速に進み、めずらしい品種の花々が次々に開発されていると云
われているが、コルネリウスが追い求めた、神秘の色・黒いチューリップは、いまだ
できないという。
窓下のチューリップが今年も咲き始めた。 こちらは昔ながらの見慣れた品種で
ある。
(13 April 2008 長野県小諸市 自宅にて)
【れんぎょう (Forsythia suspensa)】
街道は、桜にはまだはやく、れんぎょうの花の盛りだった。
(平成20年4月13日 長野県東御市 北国街道・海野宿にて)
【わさび (Wasabia japonica)】
ラテン語で Wasabia japonica というとおり、日本原産のわさび。
わさび田に 白い小さな花咲けば、安曇野は春。
(6 April 2008 長野県安曇野市 穂高にて)
【早春の花・ミモザ(Acasia decurrens)】
花言葉は友情、明るくそして優しく春を告げる花、ミモザです。
(平成20年3月23日 群馬県渋川市 日本シャンソン館)
【紅梅 (Prunus mume)】
洋館の、モネの庭園をモデルにしたという一隅に、梅の古木が花を咲かせてい
た。
(23 March 2008 群馬県渋川市 日本シャンソン館にて)
〈 お知らせ 〉
ダイジェスト欄に 「シャンソン(Chanson)」 を追加しました。 ご覧ください。
【福寿草 (Adonis amurensis)】
今年の冬は、雪降ることが随分多かったように思います。
残り雪が消えた庭隅に一輪、福寿草が金色の輝きをみせています。
(平成20年3月17日 長野県小諸市 自宅にて)
【白 梅】
その品格において、くらぶるもののない白梅。 生家の古井戸の脇に古木があっ
て、透きとおるような花をつけていたのを思い出します。
(写真. : 平成20年3月16日 群馬県安中市 山里の農家で)
【秋間梅林・Prunus mume】
春が待ちきれなくて、峠 (碓氷峠) を越え、下りていった上州安中の郷。
花の山里に、和やかな声行き交う。
(平成20年3月16日 群馬県安中市 秋間梅林にて)
【朴 葉】
雪が融けた森に 秋の容のままに朴葉がおちている
梢にひろがる空は 方解石の色
(三月 長野県小諸市 御牧ヶ原 農大の森にて)
ふしぎなの
ちっともさむかなかったし
ちっともこわかなかったの
ゆめみてたの
ゆめみてたの
だけどゆめじゃあなかった
手つないでてくれてありがとう
(16 March 2008 ルカ)
【なずな (Draba nemorasa)】
三弦の撥にたとえられるたくさんの実 大合奏ができそうです
(Photo. : 19 Dec.'05 長野県小諸市 南谷にて)
【ヤドリギの実 (Viscum album)】
黄いろの宝石というのは、あるのかどうかは知りませんが、それは冬の白樺の枝
先で輝いていたのでした。
(11 February 2008 長野県北佐久郡 御代田町 ウヰスキー蒸留所にて)
【細 雪】
マサキの赤に降る雪は淡く細かな雪でした
(平成20年1月23日 長野県小諸市 自宅にて)
ものすごくひろい大地の中
ものすごくとおいところから
あなたをみつけたんだ
自分が生まれてきた意味が
わかったんだ
今を大切にしたい
あなたに会えてよかった
(24 January 2008 ルカ)
【 季 節 】
この時季、高原のこの辺りは冬枯れ一色と思いがちですが、注意して見ますと、
足下などに、方解石の結晶のような霜をまとった草の緑や、青いイヌノフグリの花
色があるのに気づきます。
過ぎた季節の名残りの色なのか … 待つ季節への想いなのか …
それは、見る人の心のままです。
(平成20年1月11日 長野県小諸市 美里にて)
【ナンテン (Nandina domestica)】
わが家の庭木の大半は家内が戴いてきたものである。玄関脇に三株ほどのナン
テンがあるが、不思議なことに、これらのナンテンは待てどくらせど実を付けること
がなかった。
それが、初夏の頃に繁った枝を剪定してしまうからだと知ったのは、随分後になっ
てからであった。 一昨日、里に初雪らしい雪があって、 雪中にみごとな赤。
白ナンテンの苗ということでを戴いてきたと言っていたが、庭木の達人・Kさんにも
時として間違えはあるらしい。
(平成19年12月25日 長野県小諸市 自宅にて)
【白樺木立 (Betula platyphylla)】
海抜1500m、菅平高原の夕刻にみた冬木立、白樺樹影。
(26 Nov. '01 長野県上田市 菅平牧場にて)

【ナナカマド (Sorbus commixta)】
徐々に色をなくしていく野に ナナカマドの実がひと際あざやかに映る頃
上信国境の山々に 本格的な雪がやってきます
(13 December '03 長野県小諸市 御牧ヶ原にて)
【トウガラシ (Capsicum annuum)】
軒先にたくさんのトウガラシがかかっていましたが、気がつくと一握りほどになって
いました。 お葉漬け(野沢菜漬け)にいれたのだそうです。
浅間山麓で育った、大きく柔らかな野沢菜。 弁天の湧水で水洗いして漬け込んだ
のだそうです。 ちょっぴり辛みのきいた、冬の信州の味、そろそろ食べごろです。
(平成19年12月2日 長野県小諸市 自宅にて)
【初冬の柿】 柿と浅間山
初冬のうつくしい朱色 … 実家にも屋敷のまわりや山の畑に幾本かの柿の木が
ありました。 鳥たちの分け前にと、梢にいくつかの実を残して収穫し、干し柿や串
柿にしたものでした。
(平成19年12月2日 長野県東御市 御牧ヶ原にて)

【薔薇 (Rosa)】
17日朝、例年より半月以上も遅れて初霜があった。 初夏から咲き続けていた、終
りの薔薇が、白く霜の結晶に被われていた。
アイルランド民謡の 「 庭の千草 」 は薔薇を歌ったものという。 その優美な姿に似
ず、なんとも力強い花である。
(平成19年11月17日 長野県 小諸市 自宅にて)
【ギンドロ (Populus alba) の月】
三日月の夜、ギンドロの若木が銀色の葉裏を見せて、密やかな光りを放ち始めて
いた。
(平成19年11月15日 長野県 小諸市 蒼山庵にて)
日を浴びた緑
月を浴びた銀
ほんとうのシアワセを
わたしも誰も知らない
(17 Nobember 2007 ルカ)
【カラマツ樹林 (Larix leptolepis)】
カケスらしい鳥影が見えていたが、やがて姿を消した。
峠の南は山裾三里、カラマツの黄葉でおおわれていた。
(3 November 2007 長野県 小諸市 高峰高原・車坂峠にて)
【 霧 】
エノコロクサ (Setaria viridis) の枯れた穂を包んだ霧の細粒。
十月も下旬になると、高原台地は冷え込んで、深い霧の朝が多くなります。
(20 October 2007 長野県 小諸市 御牧ヶ原・狼森にて)
【山ぶどう (Vitis coignetiae)】
森の奥の ” 山ぶどう ” が 今年もたくさんの実をつけました
(October 2007 長野県 小諸市 御牧ヶ原 農大の森で)
その葉の弁柄
実の紺青
人ではつくれぬ
暁の光りから生まれた
コロイドの霧の一点ずつが
着地して着地して深めていった
(27 October 2007 ルカ)
【都会の緑】
姪の結婚式が丸の内で行われた。 和やかな会場に新郎新婦のピアノ連弾による
調べがながれている。 外は雨、美しい都会の緑がひろがっていた。
(平成19年10月8日 東京都 千代田区 丸の内)
【百日草 (Zinnia elegans)】
庭の百日草にさしこむ、しずかな朝の光。
「 そろそろ パラソルをしまわなければ … 」 と 家内。 キアゲハ蝶と百日草
(平成19年10月4日 長野県 小諸市 自宅にて)
せぃのびして
そう もそっとこっち
あ さわった
あったかあったか
ふぅー ほぅー
ね きもちいいね
ね おひさまはね
( 6 October 2007 ルカ )
【茄子 (Solanum melougena)】
西洋茄子 … 伊語のような 仏語のような 洒落たカタカナの名前を教えてもらった
のですが、5メートルも歩かないうちにすっかり忘れてしまいました。
「 ろばろばマルシェ 」 で 家内が買い求めた、なんともきれいな西洋茄子です。
(29 September 2007 長野県 小諸市 自宅にて)
【蓮 (Nelumbo nucifera)】
葉も 花も みごとですが 朽ちるさまも またみごとです
(平成19年9月23日 長野県 上田市 塩田平・手塚池にて)
【コスモス (Cosmos bipinnatus)】
花言葉は ” たおやかさ ” … 原産地メキシコの趣きを残しながら日本の風景に
とけこんでいる、秋。
(September '06 長野県 小諸市 御牧ヶ原のコルにて)
【ダケカンバ (Betula ermanii)】
そこにはダケカンバの大きな木があって黒々とした影をおとしていましたから
その先の小さな池の周りは随分とあかるいものに見えたのでした。
(平成19年9月17日 長野県 南佐久郡 八千穂高原 駒出池)
【こもれび】
三月・春の道普請 五月・花壇作り 六月・農業用水の草刈り 九月・秋の道
普請 … 村の共同作業の一年です。 農家も非農家も力を合せての作業です。
秋の道普請の頃 … 名残の暑さはありますが、木洩れ日は もう秋の色です。
(平成19年9月16日 長野県 小諸市)
ら
さら
る
しゃら
きら
りらら
りらりら
ひかりの声がして
この手のひらにおりてくる
( 17 September 2007 ルカ )
【オオイヌタデ (Persicaria lapathifolia)】
宿場通りに、オオイヌタデが野の花の風情をもって咲いていた。
(Aug.. 2007 長野県 東御市 北国街道・海野宿)
【太陽の花 (Helianthus annuus)】
校庭のひまわりが こどもたちを見守るように咲いておりました
(2 September 2007 長野県小諸市)
TOURNESOL ヘバラギ GIRASOL 向日葵
SUNFLOWER 迎陽花 SONNENBLUME ・ ・ ・
たくさんの ひまわり ( Helianthus annuus ) が 咲きました。
(August 2007 長野県 佐久市 長野牧場にて)
【ヤナギラン (Epilobium augustifolium)】
ヤナギラン咲く峠 ―― 遠い夏の日 雲流る
(19 August 2007 長野県 小諸市 高峰高原・車坂峠にて)
【二つのトマト (Lycopersicum esculentum)】
村の直売所で買ったのは おおきな二つのトマトです
(28 July 2007 長野県小諸市 大杭の集落で)
【ユウスゲ(Hemerocallis thunbergii)】
ユウスゲが 信州の夏を告げています
(平成19年7月12日 長野県 小諸市 自宅にて)
わたししってる
一日の終わりに
しずかにひろがる空の色
鳥たちが帰る羽の音
母さんの歌
子どもの寝息
あなたの夢の中
そっとのぞいてるの
( 13 July 2007 ルカ )
【雨降り花】
「 花を摘むと 雨になる・・・ 」 梅雨のやさしい花色
東信濃では ” 雨降りとっかん花 ” と呼ぶ人もおります
学名は Campanula punctata (ホタルブクロ) ・・・ ( カンパニュラ : 銀河鉄道
の夜 を 照らす花燈なのかもしれません )
(平成19年7月8日 長野県 小諸市 読書の森・茨海小学校跡地で)
【バラモンジン (Tragopogon pomifolius)】
ふんわか 綿毛をふくらませたら あとは風まかせです
( ―― そんな人生も ありますね )
(Photo. : 11 July '06 長野県 小諸市にて)
【オカトラノオ (Lysimachia clethroides)】
梅雨の晴れ間 ―― オカトラノオの花穂にヒョウモン蝶がやってきた
(Photo.: 1 July '06 長野県 小諸市 御牧ヶ原・農大の森で)
【タニウツギ (Weigela hortensis)】
峠の道は 陽がたかく タニウツギの花が盛りだった
(16 June 2007 長野県 飯山市 関田峠への道で)
【ブナ林にてⅠ(Fagus crenata)】
信濃・越後国境の山、樹齢200年 巨木の森に 木精(こだま)響く.。
(平成19年6月16日 長野県 飯山市 関田峠・茶屋池ブナ林コースで)
【ヤマツツジ (Rhododendron)】
北八ヶ岳の裾野、八千穂高原。 緑雨の林にヤマツツジの赤き色映え。
(平成19年6月9日 長野県 南佐久郡 佐久穂町 八千穂高原にて)

【六月の雨 (Aesculus turbinata)】
雨にぬれる葉 ・・・ 葉にふりそそぐ雨
むかし 庭隅にうえた栃の木 六月の雨
(平成19年6月6日 長野県 小諸市 自宅にて)
【ホタルカズラ (Lithospermum zollingeri)】
―― 中学生は、それから私の方を向いて、今度夜に来てみましょうか、と言った。
それは、この花の色の光るような鋭さから青い豆ランプを連想し、このあたりが暗く
なると青い光がどんなに綺麗だろうと想像したからに違いなかった。
アトリエ風信刊 串田孫一著 「 野生の花 」より
(Photo. May 2006 長野県 小諸市 御牧ヶ原 にて)
【ヒメジョオン (Erigeron annuus)】
高原の、こんな高いところまで上がってきて咲く ヒメジョオン。
そんなに たくましくなければ、すこしは大事にされたであろうに。
そんな評価は無関係と、すまし顔の白花 ・・・ シジミ蝶がやってきた。
(July 2005 長野県 南佐久郡 佐久穂町 八千穂高原で)
【やまぶき (Kerria japonica)】
はるとあきいづれこいぬにあらねども かはずなくころやまぶきのはな
良 寛
田んぼに水がはいったらしく、夕暮れの南谷の方でわき立つような蛙の声がして
いる。
(Photo. : 2 May '05 長野県 小諸市)
【忘れな草 (Myostis)】
ずっと昔、八ヶ岳の山裾で 「忘れな草」 の大群落を見たことがありますが、あの林
は、いったい何処だったのか、思い出せないでいます。
(平成19年5月7日 長野県 小諸市 自宅の庭で)

それはもう うつくしいというほかなくて ひなの家
(平成19年5月1日 長野県 上田市 武石余里にて)
●拡大写真 http://genkigaderu.net/photo/photo86-2.jpg
●リンク (中高年の元気がでるページ・デジタル写真展示室へ)
http://genkigaderu.net/photoList.php
【花桃の里 (Prunus persica)】
「こんにちは ・・・ 」 学校帰りの子供たちが、元気に挨拶をして通り過ぎていった。
武石川の支流に沿った、山あいの集落は、夢のような光景をみせていた。
(平成19年5月1日 長野県 上田市 武石余里 : 旧武石村)
●もう一枚もどうぞ → 続・花桃の里
(それはもう うつくしいというほかなくて ひなの家)
【ケヤキ (Zelkova serrata)】
原れい子さんのコンサート
ロシアン・カフェ 愛の祈り 百万本のバラ ・・・
シャンソン館は樹齢300年というケヤキの若葉につつまれていた。
(平成19年4月29日 群馬県 渋川市 日本シャンソン館にて)
【洋風校舎の春 桜 (Prunus yedoensis)】
この地に近代を告げた白い洋風校舎 ―― 132年目の春。
(平成19年4月25日 長野県 佐久市 重要文化財 旧中込学校)
●関連記事 : ステンドグラス(旧中込学校)
http://sozanan.cocolog-nifty.com/mount_/2006/04/post_794f.html
【イヌナズナ (Draba nemorasa)】
空には雲雀 ナズナの土手に陽が射して 春の一日のはじまりです
(平成19年4月4日 長野県 小諸市 南谷の朝に)
【レンギョウ (Forsythia suspensa)】
花言葉は 「希望」 アンダンテ カンタービレ 高原に春を歌う
(Photo.: 23 April '05 長野県 小諸市 御牧ヶ原)
【ねこやなぎ (Salix gracilistyla)】
まだ固いネコヤナギの一枝が野道に落ちていたのは いつの日だったか
―― 高原に待ちわびた ぬくもり色の春
(平成19年4月4日 長野県 小諸市 美里にて)
【カタクリが咲いた (Erythyonium japonicum)】
この村には花好きの人が多い。 何年か前の春、近所のSさんがやってきて
「 四、五年もすれば咲くかもしれない ・・・ 」 と云いながら、庭隅に植えていっ
てくれたカタクリ。
―― あれから随分時はながれたが、今年も花をつけた。
(平成19年3月29日 長野県 小諸市 自宅にて)
●ブログを見たS夫人から、メールがありました。 それによりますと、平成6年に
新潟出身の職場の方からいただいた越後のカタクリで、今年で13年目の春にな
るとのことでした ◆増えるといったふうはありませんが、毎年忘れずに花を咲か
せるカタクリです。
【白樺の林で (Betula platyphylla)】
白樺の根元には まだ白々と雪がひろがっているが 枝先にけぶる淡赤色の春
(平成19年3月23日 長野県 上田市武石 巣栗にて : 旧 小県郡 武石村)
【コブシ (Magnolia kobus)】
ふと見上げた枝の 銀ねず色 ・・・
あの 純白の花ひらくのは 四月 高原の春へのプレリュード
(平成19年3月11日 長野県 小諸市 御牧ヶ原 農大の森で)

【せつぶん草 (Eranthis pinnatifida)】
冬のなごり色 か ・・・ 雪色の白さをみせて節分草が咲いている。
(平成19年3月10日 長野県 千曲市 戸倉 にて)
●二週間は早いという今年の春 ―― 花便りがあって、S夫妻と 北信濃に節分草を
訪ねた。
【ネコヤナギの春 (Salix gracilistyla)】
おりていった千曲川の吊り橋 川面にネコヤナギの春がきていた
(March '04 長野県 小諸市 大杭橋 にて)
【かすみ草 (Gypsophila elegans)】
白の気品 ・・・ 「ELEGANS」 という名のとおり、清楚な、大人の雰囲気をただよ
わせている。
(27 February 2007 長野県 小諸市 自宅にて)
【紅梅 (Prunus mume)】
信州小諸、春の到来がそう遠くないことを想わせるのは、空の明るさくらいであるが
関東への峠を下ったそこには、もう紅梅が咲いている。
上州、安中市 秋間、養蚕の佇まいを残す農家の前 ―― 陽だまりの春。
●小諸から安中市までは40km足らずの距離であるが、標高差は碓氷峠をはさん
で500mを超える。 季節の差を一番感じるのは、梅が咲くこの時期である。
(平成19年2月11日 群馬県 安中市 秋間にて)
【木のある風景 ・ クルミ (Juglans spp.)】
丘の上で、おおきく枝をひろげるクルミの木 ―― 物語の朗読が聞こえてきそうな
「 御牧ヶ原の木のある風景 」です。
(平成19年1月27日 長野県 小諸市 御牧ヶ原にて)
【冬のハリエンジュ (Robinia pseudo-akasia)】
カラマツ並木へ続く道、 一本の老いたハリエンジュが深い木肌をみせていた。
(January 2007 長野県 佐久市 長野牧場にて)
【ヤシャブシ (Alnus firma)】
名前を知る人はほとんどいないから、役に立つ木とはいえないようである。
冬枯れの尾根にヤシャブシの褐色の実、春への芽は既に用意されている。
(平成18年11月24日 長野県 佐久市 大河原峠への道で)
●ヤシャブシ : 陽あたりの良い場所を好み、樹高は7m前後。 信州では山岳道路の土手などに多く見られる。 邪魔になるのか、道路沿いの枝が切り払われていたりする。 写真の実はほぼ原寸、種子は既に散っている。 鈴なりの趣のある実は一年以上そのままの形を保つことから、わが家では、玄関脇の壷に三尺ほどの枝を投げ入れで飾る。
【ツタウルシ (Phus ambiqua)】
夏の日の葉色を残しながら ツタウルシの紅葉が始まっていた
(平成18年10月9日 長野県 小諸市 御牧ヶ原 農業大学校の森で)
【アケビ (Akebia quinata)】 ― 山のおみやげ ―
森の入口に軽トラックが停まっていて、荷台にアケビがのっていました。
孫へのお土産だそうです。
(平成18年9月23日 長野県 小諸市 御牧ヶ原で)
●岡山の方のブログで 「 むべ 」 という果実があるのを知りました。 図鑑によると、アケビの仲間で関東南部以西に分布する常緑樹のようです。 どんな 風味なのでしょう。 「むべなるかな」という、古くからの言葉があるそうです。
【すすき (Miscanthus sinensis)】
このところ、やさしい色の日没がつづいています。
(平成18年9月21日 長野県 小諸市 御牧ヶ原)
【コモロスミレ (Viola mandshurica f. plena)】
先週お会いした小諸市職員の方の名刺に、コモロスミレがデザインされていた。
このスミレは二重から八重の花弁を持つ、たいへんめずらしい品種という。 大正時代に市内の寺院で発見され、昭和48年に「小諸市の花」に制定されている。
何年か前、庭先に見なれないスミレを見かけたが、これがコモロスミレであった。 その後、庭のあちこちに随分と勢力をのばしている。 気高くも力強いスミレである。
(平成18年9月12日 蒼山庵)
●リンク記事 : 小諸市の花 公開データ
【向日葵 (Helianthus annuus)】
ひまわりの道 ・・・ しあわせというのは、花一輪のようなものです。
(平成18年9月3日 長野県佐久市 長野牧場)
【そば (Fagopyrum esculentum)】
山麓は一面、そばの花 ・・・ 信州の初秋の風物詩です。
「 新そばができたら連絡します 」 そんな便りがありました。
―― 高原の空は、日々青さをましています。
(Photo. : 12 September 2004 長野県 小諸市 菱平)
●中仙道・和田宿にて
http://sozanan.cocolog-nifty.com/mount_/2006/11/post_e79e.html
【ギンドロ (Populus alba) の木】
ギンドロの若木が1メートルほどになりました。 この春、「茶房・読書の森」のユー氏からいただいた木です。 あのイーハトーブの、宮沢賢治ゆかりのギンドロの木 ・・・ そのこどもということです。
生長が早い木ですから、庭に銀色の葉がザワザワそよぐのは、そう遠いことではないでしょう。 賢治のギンドロへの想いといったふうなことも少しは分かるかも知れません。
(平成18年8月17日 蒼山庵にて)
●リンク記事 : 茨海小学校 (平成18年2月12日)
【ユウスゲ (Hemerocallis citrina var.vespertina)】
御牧ヶ原・ゆうすげの池 ―― 夕刻、 浅間嶺に稲妻がはしった。
( July 2004 長野県 小諸市 御牧ヶ原 )
●リンク記事 : ユウスゲ(美智子皇后御歌)
【夏グミ (Elaeagnus multiflora)】
夏グミ 熟れ 赤々と 見上げれば白き雲の嶺
(平成18年7月2日 長野県 佐久市 杉ノ木 散策道にて)
【アヤメ】
本の間から、手紙の下書と思えるメモがでてきた ―― 家内の父の筆跡である。
「 ハイビスカスの花を見ると、中部太平洋の戦で、トカゲを喰いネズミを喰い生き長らえた凄絶な日々が思い出される ・・・ 」 と記されていた。
この六月(平成14年)、義父は八十一歳の生涯を閉じた。 座敷の鴨居に当時の戦闘帽が掛けてあった。 それは色あせて擦り切れ、ところどころに戦地で直したであろう繕いの痕があった。 復員後、工場の経営などで並外れた苦労をしたようであるが、「 この戦闘帽を見ると、どんな苦労でも頑張りとおすことができた 」 と、孫たちに云っていた。 穏やかで実直な人柄であった。 四人の娘は戦闘帽をそっと鴨居から外して父の胸においた。
告別式の日、遠くから戦友のご家族がみえられた。 中部太平洋・クサイエ島守備隊・連隊本部第一中隊で一緒だった上伊那郡高遠町の前田さんのご家族であった。 義父ら約5千の日本兵は米軍の熾烈な爆撃と艦砲射撃にさらされ、補給が途絶えた島は "飢餓の島" と化していったという。
前田さんのことはよく口にしていた。生死を共にした同郷の戦友として、またその人柄に格別の思いがあったようである。
義父の初命日を前に、家内の母と高遠町のお宅を訪ねた。 前田さんは八年ほど前に亡くなられている。 夫人は 「 お父さん 佐久から清水さんの奥さんがおみえですよ 」 遺影にやさしく話しかけるように言った。 そして義母の手をとって、遠いところをよく来ていたいただいたと声をつまらせた。
―― 家の周りに、前田さんと夫人が一緒に植えたという アヤメ が咲いていた。
義父が好きだった花である。
(29 June 2002 長野県 上伊那郡 高遠町)
【カラマツ (Larix leptolepis) 芽吹く】
カラマツが芽吹いていたのに 気づかずにいた
(1 May 2006 長野県 小諸市 高峰高原への道で)

【椿 (Camellia japonica)】
桜井夫妻と、信州・高山村に古桜を訪ねた帰りに立ち寄った泉石亭。
"つくばい"にうかぶ二輪の椿。 和の花三昧、そんな一日でした。
(平成18年4月30日 長野県 上高井郡 小布施町 )

【カタクリ (Erythyonium japonicum)】
四十年ほど前の春。 大糸線を神城駅で下車し、遠見小屋へむかっていた。 重いキスリングを背に歩き始めたばかりであったから、ゆるやかな斜面であったが、息があがりそうになっていた。 ペースを整え、ひたすら足元を見詰めて上がって行った私は、視界にフッと、入ってきた色に思わず声を上げそうになった。 それは、雪解けの地表に点々と拡がっていた。 ―― カタクリの大群落の中にいたのである。
あまりにも唐突な、カタクリとの初めての出合いであった。 そこから先は深い残雪で、小屋のある尾根へと急登が続いていた。
(写真 : 平成18年4月 長野県 立科町)
【節分草 (Eranthis pinnatifida)】
花好きの桜井夫妻から誘いがあって、戸倉に節分草を訪ねた。
雪融けの山斜面に咲く、白き花群れ。 春待つ心 満つ。
(平成18年3月25日 長野県千曲市 戸倉)
ネコヤナギ (Salix gracilistyla)
写真提供 : 桜井夫妻
桜井夫妻からネコヤナギの写真が届いた。 千曲川に架かるつり橋 「大杭橋」 で撮影したという。
やわらかな陽射し、水面に踊る光
・・・ 早春の風物詩である。
(平成18年3月5日 長野県小諸市)

Zizyphus jujuba var.inermis
凍みの朝を何度か経験しましたので、少々、小皺がふえましたが、口紅色の艶やかさは健在です。
(平成18年1月26日 長野県小諸市
美里駅近くで)
冬枯れの「南谷」で、温かな黄色に目がとまった。 ゴム毬ほどの黄色い実 ・・・ 図鑑で調べてみると 「キカラスウリ」 である。
「日本列島に広く分布する多年生のつる植物で、花・果実は観賞用になる。 塊根からは澱粉がとれ、また根は整腸薬、解熱薬、種子は鎮咳薬、鎮痛薬として古くから利用されてきた」とある。
名前に似ず、随分と有用なありがたい植物ということになる。
(平成17年12月9日 長野県小諸市)
【この木 何の木】 蒼山庵は標高700mにありますから、11月末ともなれば周囲はもうすっかり冬の佇まいです。 夕方、南谷へ下りていきますと、葉を落とした林のそこだけが仄かに明るく赤くみえました。 高さ10mほどの、樹肌がつやつやした大きな木があって、四方に伸びた枝いっぱいに赤い実をつけていたのでした。
家内が小枝を生け花にしてみました。 ほのぼのと心が温かくなるような赤色の実。 図鑑を調べたのですが、この木 何の木・・・ 名前がわかりません。
(平成17年11月30日 長野県小諸市・蒼山庵)
12月1日、ご近所の桜井さんちの奥さんからメールがありました。 植物や花についてよく知っている頼りになる奥さんです。 南谷まで下りていって調べてくれたようです。 それによりますと、この木は北海道から九州まで広く分布している「アズキナシ(小豆梨)」でしょうとのことでした。また一つ勉強になりました。
夏の日。 高峰山(2091m)へ高山植物を訪ねた帰り、 「ユウスゲ」の花が見たいという桜井夫妻を御牧ヶ原(みまきがはら)に案内した。 夕方にひらき、朝にはとじる、淡き花色。 夏の高原風情をしみじみと感じさせる花である。
かの町の野にもとめ見し夕すげの
月の色して咲きゐたりしが
美智子皇后が、軽井沢での思い出を詠まれたという御歌が、桜井夫妻から届いたお礼のメールに添えられていた。
今日 11月15日。 紀宮さまと黒田慶樹さんの結婚式が帝国ホテルで行われた。 TVが「皇室と縁が深い長野県軽井沢町では、ご成婚を祝って、観光客や地元の人たちに“ユウスゲの種”を記念配布した」と報じていた。 元の種は、美智子皇后が「軽井沢町植物園」からお持ちになり、紀宮さまと共に皇居で増やして軽井沢へ送られたものという。
雨の日、庭の隅にアスパラガスの花を見つけた。長さ7~8mmの鐘形の小さな花。
風が運んでくるのか、鳥たちが運んでくるのか。 思いがけない場所に、思いがけない花が見つかるのは、よくあることです。
(平成16年6月 蒼山庵)
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