« 雨氷の森で | トップページ | 信州産ウヰスキー »

2016年2月12日 (金)

マンホール蓋

160205dscf8795_2

 島崎藤村  『千曲川旅情の歌』            画像クリック(拡大)

 文語が持つ美しい律動感と響き、 旅情の歌 音読する人あり。

 小諸なる古城のほとり 雲白く遊子かなしむ  緑なすはこべは萌えず 若草も藉くによしなし  しろがねの衾の岡辺 日に溶けて淡雪流る
 あたゝかき光はあれど 野に満つる香も知らず  浅くのみ春はかすみて 麦の色わづかに青し  旅人の群はいくつか 畠中の道をいそぎぬ
 暮れ行けば浅間も見えず 歌哀し佐久の草笛  千曲川いざよう波の 岸近き宿にのぼりつ  濁り酒濁れる飲みて 草枕しばしなぐさむ

 (5 February 2016  長野県小諸市 小諸城址)

●こちらの記事もどうぞ 「マンホール蓋(軽井沢町)」
http://sozanan.cocolog-nifty.com/mount_/2016/02/post-308d.html

|

« 雨氷の森で | トップページ | 信州産ウヰスキー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 雨氷の森で | トップページ | 信州産ウヰスキー »