« 珈琲工房やませみ | トップページ | 日暮れて・・・雪 »

2005年12月 4日 (日)

千曲川のつり橋(大杭橋)

02519a
◇千曲川・大杭橋

modorihashi1
◇千曲川・もどり橋(明治時代 木製つり橋) ・ 川上純夫氏蔵絵葉書

【千曲川のつり橋(大杭橋)】  

 写真(上)は小諸市の小原と大杭の集落をむすぶ「大杭橋」です。 下流に橋脚の高さが80mもある小諸大橋ができて、地元の人々が大切にしてきたこのつり橋もその役目を終えました。 橋の袂にはひなびた温泉宿(湯の瀬温泉)があって、千曲川の清流に遊ぶ旅人やつり人の姿があります。

 佐久地方で千曲川に本格的な橋が架けられるようになったのは明治中期といわれています。 その多くは 「木製のつり橋(写真下参照)」 で、時代とともに、「鉄筋コンクリート門形のつり橋」 へ、さらに 「 トラス、ローゼ、ランガー、箱桁 」 といった構造の近代橋梁へと架け替えられていきました。 小諸懐古園近くの 「大久保橋」や「もどり橋」 のように、かつてそれがつり橋であったことを物語るコンクリート製の門形柱や橋脚を残している橋もあります。 脇には大概、旧い記念碑があって、先人たちの橋への強い思いを知ることができます。

 30年くらい前までは千曲川の上流や支流にはたくさんのつり橋が見られましたが、今では知る限りではこの大杭橋と、滑津川の 中込橋 、 杉ノ木橋 の三つだけになってしまいました。 つり橋がある風景――  何か心惹かれるものであります。

 (平成14年5月19日 長野県小諸市大杭で)

|

« 珈琲工房やませみ | トップページ | 日暮れて・・・雪 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 珈琲工房やませみ | トップページ | 日暮れて・・・雪 »