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2005年12月31日 (土)

時といふ名の峠

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【時といふ名の峠】

   人みな越えて行く 「 時といふ名の峠 」
   峠の空は 人生の哀歓を溶かした色

                (平成17年12月31日 長野県小諸市・車坂峠を望む)

●当ブログは10月開設以来、随分たくさんの方にご覧いただきました。 ほんとうにありがとう ございます。 来年もよろしくお願いいたします。

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2005年12月30日 (金)

御牧ヶ原台地で

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【御牧ヶ原台地で】  風のない穏やかな一日でした。 陽あたりの丘に農業大学校の牛が放たれていました。
読書の森のノン678000歩、私203000歩 ・ 37回 ・ 122.1Km ・・・ 御牧ヶ原台地を歩いた今年一年のデータ(累計)です。 くずした体調もこのウオーキングですっかり回復しました。 御牧ヶ原の自然、そしてノンに感謝です。

      (平成17年12月30日 長野県小諸市御牧ヶ原 ・ 農業大学校の丘で)

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2005年12月29日 (木)

石油ランプ

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【石油ランプ】

 年末の本棚整理をしておりましたら、本の間から一枚の写真がでてきました。 栞代わりにしていたようです。 裏には何も記録がありませんが、石油ランプと吹雪く窓。 段々思い出してきました。 八ヶ岳の本沢温泉小屋です。 昭和40年代、二十代のころ、毎冬、この小屋をベースに単独行をしたものでした。 一番奥には小屋番の部屋…… モクさんと犬、 囲炉裏火、ランプの灯り、焼酎、山ウサギの肉。 一月も半ばを過ぎると来る人もなく、雪だけが舞っていました。
 今はどうなっているのでしょう。 猛烈に、行ってみたい衝動にかられました。

 (平成17年12月29日 蒼山庵)

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2005年12月28日 (水)

セグロセキレイ (Motacilla grandis)

051228img_1633 12月の南谷。 雪の川岸で“せかせか”動いている鳥影はセグロセキレイです。 ツッペッタ(方言)のか、脚が雪だらけです。
セグロセキレイは日本ではごく普通に見られる鳥ですが、生息地が日本列島だけであることから、外国の探鳥家たちの間では一度は観てみたい「憧れの鳥」と云われているようです。 そんなふうに云われて観れば、ブラック&ホワイトのフォーマルな装いといい、澄みわたった声といい、なにやら気品が感じられてきます。

  (平成17年12月 長野県小諸市)

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2005年12月27日 (火)

散歩道

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【散歩道】  図書館が休館日であったので、隣接する牧場を歩くことにした。 かつてこの近くに住んでいた頃、子供たちとよく歩いた散歩コースである。 清冽な大気、雪の浅間山、エナガの群れがカラマツの梢をわたっていく。 これほど気持のよい散歩道はそうはあるまいと思う。 気温が徐々に下がってきている。今夜から県北部は大雪という。

                 (平成17年12月27日 長野県佐久市 長野牧場)

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2005年12月26日 (月)

夜になって雪

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【 夜になって雪 】

 「 雪を観て楽しむ人の 繁花の暖地に生まれたる天幸を 羨まざらんや 」
                                                (鈴木牧之著  北越雪譜より)

 S氏から届いたメールに、日経新聞のコラムに紹介されていたという 『北越雪譜』 の一文があって、文明や交通が発達した今日でも、降り積もった雪で暗くなった軒先を眺めて暮らす人々の思いは同じでしょうか…… と、感想が書いてあった。
 このところの豪雪に、雪国に暮らす人々の長嘆息が聞こえてきそうである。

 ―― 夜になって雪、東信濃に降る雪は三寸にとどかぬ 舞雪である。

 (平成17年12月 長野県小諸市 自宅にて)

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2005年12月25日 (日)

縄文土器

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それは、大渦をなし、うねりをなして、天にむかってゆらいでいた。 森羅万象、縄文人の祈り。

  (平成17年12月24日
   長野県富士見町 井戸尻考古館)

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2005年12月24日 (土)

美しき村

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【 美しき村 】  山梨県増穂町・上高下(かみたかおり)の集落

 うつくしきものミつ
 ふりむく軒一ぱいの秋空に
 びっくりする程大きな富士山が
  雪をかぶって 轟くやうに眉にせまる

 高村光太郎は、山上のこの小さな集落に生きる人情と雄大な自然をこう謳い上げています。 今冬もまた桜井夫妻、家内とともに 「ダイヤモンド富士」 を訪ねて上高下の集落へ上ってゆきました。 天辺に雲が流れて、富士の嶺から昇るという日輪は見られなかったけれど、山の集落にみる冬の静謐な夜明けは心満つるに十分でした。

 (平成17年12月24日 山梨県 増穂町 上高下の集落にて)

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2005年12月23日 (金)

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  灰色の広い天から 
  とめどなく 雪が舞いおり
  私たちの行方をみえなくしていた
  私は あなたの前の雪を踏み
  あなたは 私の足あとを踏んだ

  ( …… 誰の詩だったか )  

  ―― 遠い日の  雪の記憶

 (平成16年12月 長野県小諸市御牧ヶ原 狼森)

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2005年12月22日 (木)

初恋ポスト

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【 初恋ポスト 】                         画像クリック(拡大)

  小諸市街から千曲川方面へ下る坂道に 「初恋ポスト」 と呼ばれる丸ポストがあります。 「まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき ……」 島崎藤村の若菜集 『初恋』 に因んで名付けられたというポストです。 『千曲川のスケッチ』 そして 『破戒』へ、 一人の作家の心の軌跡を残す街 「小諸」。  丸ポストの向うに清澄な東信濃の冬空が広がっておりました。

 (平成17年12月 長野県小諸市 中棚荘前)

 ●こちらの記事もどうぞ 丸ポストのある風景(中山道・和田宿にて)

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2005年12月21日 (水)

ニシキギ (Euonymus alatus)

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【ニシキギ】  雪の日の狼森。 森の中に見事な一本のニシキギがあった。

                   (平成17年12月19日 長野県小諸市御牧ヶ原)

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2005年12月20日 (火)

雪のつり橋で

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【雪のつり橋で】  浅間山と蓼科山の間に刻まれた大きな深い谷。 千曲川の水が雪白を湛えて流れていた。

                     (平成17年12月19日 長野県小諸市大杭)

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2005年12月19日 (月)

霧氷の森

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【霧氷の森】  幻想、蒼き光りに。

                      (平成17年12月 長野県小諸市 浅間山麓)

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2005年12月18日 (日)

鬼灯 (Physalis alkekengi var.franchetii)

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【鬼灯(ほおずき)】
 ”読書の森 の ノン” と 御牧ヶ原を歩いていて、雪のなかに見つけた「鬼灯」です。
           不思議の文字 「鬼灯」 、魔力を持つという朱色。
         それは、雪明りの夜  “子鬼” が忘れていった小さなランタンです。

                   (平成17年12月18日 長野県 小諸市 御牧ヶ原)

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2005年12月17日 (土)

信州の鎌倉・塩田

PB063259  私の生家は信州・塩田平(長野県上田市)です。 先週、”うまい酒を呑もう会” という、訳がわかったような、わからないような会が上田市内でありまして、久し振りに出席しました。 
 その中で、TVや雑誌で宣伝され、観光地として人気の、 「信州の鎌倉・塩田」のキャッチフレーズは、いったいいつ、誰が思いついたのだろうかと、話題になりました。 地元ならではの話題です。
 郷土史の研究をしていた父親から、二昔も前に聞いた話ですが、昭和42年発行の一冊の本(下記)がきっかけであったようです。  この本で 初めて「信州の鎌倉」 という言葉が使われ、その経緯が説明されています。 父親も執筆者の一人でした。 ところどころにそれらしい文章があり、懐かしい思いがします。 「温故知新」 久し振りに塩田平をゆっくり巡ってみたいと思い始めています。

    『 信州の鎌倉 塩 田 その文化財と史跡 』
    発  行  昭和42年8月31日
    編  集  塩田町観光開発委員会 史跡文化編集部
     発行者  長野県小県郡塩田町
    印刷所  上田市中沢印刷株式会社

写真  信州の鎌倉・塩田 安楽寺・国宝唐様八角三重塔 「水煙」 

 (平成17年12月 長野県上田市)

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2005年12月16日 (金)

白い森

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【白い森】  

  厳しい寒さが続いています。 長野・上田方面から千曲川に沿って湿った大気が流れこんだ、そんな朝。 浅間山麓では霧氷が見られます。
 淡く光る白い森…… 最早、Marchen の世界です。

 (平成17年12月15日 長野県小諸市菱平)

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2005年12月15日 (木)

氷点下9℃

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【山麓】  氷点下9℃、霧氷の白い林がひろがっていました。 浅間山をバックにしたログハウス。 通年で住んでいるのでしょうか、庭先に薪木が集めてありました。

                       (平成17年12月15日 長野県小諸高原)

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2005年12月14日 (水)

ロートレック

img_1481  今年の二月でしたか、日本シャンソン館のミュージアムショップ 「ラ・ファミーユ」でロートレックのポスター「Jane Avril」をみつけました。
 ロートレックといいますと、浮世絵の影響を強くうけたという画風とともに”酒場”、”無頼”、”放蕩”と云った素敵な言葉がうかんできます。 男の “さが” といいますか、憧れといいますか、そんな言葉です。
 額縁を特注して玄関にかけましたが、女性たちの評判はいま一つです。

         (平成17年12月14日
          長野県小諸市蒼山庵)
     

  
      ●ロートレック (1864~1901年)
         フランス  後期印象派
      ●Jane Avril   1896年作

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2005年12月13日 (火)

北国

041212img_1484jpga 雪降る通りの奥に、空の色をしたドアがあった。
過ぎ去った時を封印してしまったかのような、空の色をしたドアがあった。
かすかに聴こえる、旧いジャズの調べ、客のざわめき。
雪降る通りの奥に、空の色をしたドアがあった。

       (平成17年12月13日)

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2005年12月12日 (月)

浅間山が見える窓

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【浅間山が見える窓】  山登りが好きな方が言うには、随分贅沢なことであるらしいのですが、わが家には “山が見える窓” があります。 庵と呼ぶに相応しい簡素な家の小さな窓。 朝、カーテンを開けるのが私の日課です。 雪の浅間山と、珈琲と ・・・ 段々分かるような気がしてきました。

                    (平成17年12月12日 長野県小諸市蒼山庵)

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2005年12月11日 (日)

051210img_1461霜という現象を「広辞林」は次のように説明しています。
「晴夜に気温が低下して氷点以下に及ぶとき、大気中の水蒸気が地表や草木に凝結して白色の細氷となったもの」

今朝も「うす霜」が降りました。 ウオーキングに下りていった「南谷」も白い谷にかわっていました。 道端の草が白く様々な表情をみせています。
このようにきれいな現象をみますと、前文の説明に、何か気の利いた形容詞を書き添えたくなります。

                             (平成17年12月10日 長野県小諸市)

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2005年12月10日 (土)

冬の霧

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【冬の霧】  森の池に向かっていたが、方角を見失ってしまった。

                         (平成15年12月 長野県軽井沢町)

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2005年12月 9日 (金)

キカラスウリ(Trichosanthes Kirilowii var.japonica) 

05128img_1443 冬枯れの「南谷」で、温かな黄色に目がとまった。 ゴム毬ほどの黄色い実 ・・・ 図鑑で調べてみると 「キカラスウリ」 である。
「日本列島に広く分布する多年生のつる植物で、花・果実は観賞用になる。 塊根からは澱粉がとれ、また根は整腸薬、解熱薬、種子は鎮咳薬、鎮痛薬として古くから利用されてきた」とある。
名前に似ず、随分と有用なありがたい植物ということになる。

(平成17年12月9日 長野県小諸市) 

 

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2005年12月 8日 (木)

初冬の色 (浅間山南麓)

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           初冬の色 浅間山南麓

                        (平成17年12月 長野県小諸市藤塚)

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2005年12月 7日 (水)

ジョウビタキ (Phoenicurus auroreus)

05123p1234285 今年もまた「ジョウビタキ」がやってきました。大陸からの渡り鳥です。 カッカッと鳴く声・・・ 藪から藪、庭から庭へ忙しく渡り歩いて “冬到来”を告げています。
山は雪模様です。 TVが、日本列島をシベリヤ寒気団が通過していると伝えています。

(平成17年12月7日 長野県小諸市・蒼山庵)

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2005年12月 6日 (火)

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【 額 】

  生家にある一枚の額。 代々そこに掲げられてきたものなのか、物心がついたときには掛かっていた。  「 真 善 美 」 人が人として求めるべき理想という…… 父親に問うた子どもの頃と、あまり変わらぬ自分に苦笑する。

 (平成17年12月6日 長野県上田市塩田)

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2005年12月 5日 (月)

日暮れて・・・雪

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                 日暮れて・・・雪

            (平成17年12月4日 長野県小諸市御牧ヶ原・読書の森で)

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2005年12月 4日 (日)

千曲川のつり橋(大杭橋)

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◇千曲川・大杭橋

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◇千曲川・もどり橋(明治時代 木製つり橋) ・ 川上純夫氏蔵絵葉書

【千曲川のつり橋(大杭橋)】  

 写真(上)は小諸市の小原と大杭の集落をむすぶ「大杭橋」です。 下流に橋脚の高さが80mもある小諸大橋ができて、地元の人々が大切にしてきたこのつり橋もその役目を終えました。 橋の袂にはひなびた温泉宿(湯の瀬温泉)があって、千曲川の清流に遊ぶ旅人やつり人の姿があります。

 佐久地方で千曲川に本格的な橋が架けられるようになったのは明治中期といわれています。 その多くは 「木製のつり橋(写真下参照)」 で、時代とともに、「鉄筋コンクリート門形のつり橋」 へ、さらに 「 トラス、ローゼ、ランガー、箱桁 」 といった構造の近代橋梁へと架け替えられていきました。 小諸懐古園近くの 「大久保橋」や「もどり橋」 のように、かつてそれがつり橋であったことを物語るコンクリート製の門形柱や橋脚を残している橋もあります。 脇には大概、旧い記念碑があって、先人たちの橋への強い思いを知ることができます。

 30年くらい前までは千曲川の上流や支流にはたくさんのつり橋が見られましたが、今では知る限りではこの大杭橋と、滑津川の 中込橋 、 杉ノ木橋 の三つだけになってしまいました。 つり橋がある風景――  何か心惹かれるものであります。

 (平成14年5月19日 長野県小諸市大杭で)

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2005年12月 3日 (土)

珈琲工房やませみ

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【珈琲工房やませみ】  わが家の珈琲豆は 「珈琲工房やませみ」 にお願いしています。 今朝、工房から電話がありました。「 引越しが済みましたのでおいでください。 内山の国道に近い山中です。すっかり気に入っています。」
以前の工房は小諸にあったのですが、隣に工場が出来てしまいやむなく引越し先を探していたのでした。
新たな工房は佐久市内山の別荘地に建つ感じのよいログハウスです。 [ 自家焙煎 珈琲豆屋 深煎り珈琲の美味しさ YAMASEMI ] やや遠慮がちの看板がでています。 オーナーのやませみ氏が人懐こい笑顔で出迎えてくれました。 この広さですとガーデニングも十分できそうです。
                      (平成17年12月3日 長野県佐久市内山)

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2005年12月 2日 (金)

御牧ヶ原初冬(浅間山)

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【 御牧ヶ原初冬 】  麦畑の丘と浅間山   写真:著作権あり

 内陸性気候の御牧ヶ原は、全国でも降水量の最も少ない地域の一つであるそうです。 十二月、寒気とともに大気はますます透明度を増していきます。

 (平成17年12月1日 長野県小諸市御牧ヶ原)

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2005年12月 1日 (木)

沖縄・首里城(守礼門)

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【沖縄・首里城(守礼門)】  

 「守禮之邦」の扁額がかかる守礼門。 菱川師宣の「見返り美人図」を思わせる琉球衣装のモデルさんが軽く会釈をして通り過ぎていった。
 早朝の散歩がてら住宅街を1kmほど上がってきたが、この地の人たちは、旅の私にも気軽に挨拶をされる。  「守禮之邦」 礼節は挨拶に始まるの感、新たなり。

  (平成16年11月23日 沖縄県那覇市で)

●こちらの記事もどうぞ  丸ポストのある風景(軽井沢町・信濃追分)

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