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2005年11月 1日 (火)

アサギマダラ (Parantica sita niphonica)

041122a  沖縄本島から南へ300km・宮古島。 海へ続く防風林の小径で、ゆったりと舞う何頭ものアサギマダラに出遭った。 この蝶は、信州では初夏から初秋にかけて高峰高原・美ヶ原・霧ケ峰・八ヶ岳山麓など、標高1300~2000mの高原で多く見かける蝶である。
 何度も見直したが、紛れもないアサギマダラである。 「亜熱帯のこの島に適応してきた種だろう 」 と思ったのだが、それにしては姿形にまったく違いがみられない。

 旅行から帰って調べてみると、驚いたことに 「 この蝶は南方系で渡りをするという――  「春、海を越えて日本列島へ渡り、世代交代して、秋になるとその逆をたどる。理由はよく分からない。」 とある。 さらに、信州でマーキングされた蝶が種子島・沖縄本島・宮古島など、南西諸島で確認されたという記録が幾つか載っている。
 信州から宮古島まではおよそ1700km。 アサギマダラが大きく優美な羽をひろげて、あのコバルトブルーの海を渡る光景とは一体どのようなものなのだろう―― それを見たという記録は見あたらなかった。

 (Photo : 平成16年11月22日 沖縄県 宮古島にて)

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コメント

素晴らしい写真です。アサギマダラ!、思い出が沢山あります。
1番は、9月の終わりか10月の初め、奥鹿教湯から白矢の滝を登り、蝶が原林道に抜けるときに沢山の蝶が乱舞していました。そのときはアサギマダラとは知りませんでした。
2番は、多分7月の終わり頃、高瀬ダムから湯俣へのトンネルのそばでたくさん見ました。そのほかでも見ていますが、1,2匹です。
渡りをする蝶、ロマンがあります。

投稿: tokko | 2005年11月 1日 (火) 21:38

【tokko様】 近くの御牧ヶ原でも、ヒョウモン蝶やシジミ蝶の仲間など、たくさんの蝶を見ることができます。
 この夏、茶房「読書の森」の林の中にオオムラサキ、かぶとむし、クワガタ、コガネムシ、スズメバチなど、たくさんの虫たちが集まってくるクヌギの木を発見。 夏休みでやってくる子どもたちが眼を輝かせて見ておりました。
 アサギマダラのことは、海を渡る蝶として本にもなっているようです。

投稿: 蒼山庵 | 2005年11月 1日 (火) 23:35

はっきりblogのタイトルを書いてあるのに気づかずすみません。拝見致しました。
やっぱりみんな似たような構図になるんですね(笑)
渡りや蝶・植物についての質問はこの人(YUJIさん)なら詳しく答えてくれますよ。

http://blog.livedoor.jp/okinawakaeru/archives/50216238.html

投稿: yopi | 2005年11月27日 (日) 23:48

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