梅雨の晴間
【梅雨の晴間】
活発な梅雨前線が南下し、夕刻 うつくしい晴間がひろがった。
(10 July 2009 長野県小諸市 御牧ヶ原・狼森にて)
【メスグロヒョウモン蝶(雄) Damora sagata】
写真のちょっぴり派手な豹紋柄はメスグロヒョウモン蝶の雄です。 雌はメスグロ
ヒョウモンというとおり、いつもシックなブルーブラックの装いでやってきます。
七月、高原の森はヨツバヒヨドリ草の白い花群。
(22 July 2008 長野県南佐久郡 八千穂高原にて)
●こちらもご覧ください → メスグロヒョウモン蝶の雌(写真)
【旧街道の町】
旧中山道・望月宿の通り ―― かつて五街道と云われた往来は、今は暮らしの
道として静かな佇まいを見せています。
(フォトスケッチ : July 2009 長野県佐久市 中山道・望月宿)
【雪国】
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。
信号所に汽車が止まった。向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓
を落した。雪の冷気が流れこんだ。娘は窓いっぱいに乗り出して、遠くへ叫ぶように
「 駅長さあん 駅長さあん 」
明りをさげてゆっくり雪を踏んで来た男は、襟巻で鼻の上まで包み、耳に帽子の毛
皮を垂れていた。
もうそんな寒さかと島村は外を眺めると、鉄道の官舎らしいバラックが山裾に寒々と
散らばっているだけで、雪の色はそこまで行かぬうちに闇に呑まれていた。
(川端康成著 『雪国』より)
川端康成著『雪国』ですが、今も読まずにおります。 冒頭にながれる静謐な叙情が
すべてをもの語るかのような、そんな想いがあるのです。
(フォトスケッチ : 平成21年7月5日 新潟県南魚沼郡 越後湯沢にて)
【ひそやかなひかり 蛍】 写真提供 : Mr. M. Sakurai
「蛍がたくさんでています」 そんな知らせがあってからも、仕事が重なってしばらく
は出られないでいました。 御牧ヶ原の闇に明滅するひそやかな光り ―― そんな
情景を想い浮かべておりましたら、ご近所から写真メールがとどきました。
(写真提供 : Mr. M. Sakurai July 2009 長野県小諸市 御牧ヶ原笹沢川)
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